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伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

ボサノバはやはりチャーリー・バードCharlie Byrd

2016年12月18日 | JAZZ・ボサノヴァ

12月も後半に向かい何かと気ぜわしい・・・・・・・・

先日購入した、マクロレンズを使ってスマホで 庭のセンリョウ、

南天の新芽等撮ってみたが、今一色が違う、色合いが不足です。

やはりこの辺りがスマホの限界何だと改て思います。

パソコンに向かい現像しながら、色が違うんですネ!でも手軽に楽しめる良さはあるようです。

久しぶりにボサノバ久しぶりにでも楽しもうと、

今日はチャーリー・バードというギタリストを紹介

クラシックの方には、ちょっと馴染みが薄いかもしれませんが、

1925年、ヴァージニア州で生まれ、

1999年(74歳)に亡くなった、とっても有名なジャズギタリストであり、

ボサノバギタリストでありました。

筆者も未だに時々聴きますが・・・ なんでも、1954年には、イタリアで、

セゴヴィアにもついてクラシックギターを勉強されたそうで、

その後、あっちこっちでコンサートを開いておりましたが、1960年代の始め、

ブラジルへ行って出会ったボサノバにしびれっちまって、

アメリカに帰ってから サックスのスタン・ゲッツと入れた「ジャズサンバ」というレコードが大ヒット。

此の頃よく通った喫茶店でJBLLE8Tの音が最高の楽しみでもありました。

現在筆者はLINNのパワーにKEFで音出ししていますが、小音量で聴くのには

実に良いバランスで鳴ってはいるのですが・・・・・??

1. デサフィナード (Desafinado)

2. サンバ・ディーズ・デイズ (Samba Dees Days)

3. 鵞鳥のサンバ (O Pato)

4. 悲しみのサンバ (Samba Triste)

5. ワン・ノート・サンバ (Samba De Uma Nota So)

6. エ・ルーショ・ソ (E Luxo So)

7. バイーア (Bahia)

8.デサフィナード

45rpmシングル (Desafinado Single Version) ジャズ・サンバは

スタン・ゲッツのサックスがメインのため、ギターが目立たないのです。 

バードのギターがもう少し聴けたらなあと思っていました。

Stan Getz & Charlie Byrd - Jazz Samba (Album)

筆者はクラシックギターでジャズを演奏する「チャーリー・バード」の演奏はよく聴きます。

チャーリー・バードはクラシックギターを学ぶためにアンドレス・セゴビアに師事した

生粋のクラシックギタリストとも言える人で、

ボサノバをアメリカジャズ界に紹介したのも彼のようです。

Charlie Byrd - Blues Sonata

[Full Album]

このアルバムに気を良くしたスタン・ゲッツはジョアン・ジルベルトと組んで、

翌1964年「ゲッツ・ジルベルト」という大ヒットアルバムが生まれたのです。

 

もう一人わすれられない曲黒いオルフェがあります。

又彼はボサ・ノヴァ作曲家、Luiz Bonfa(ルイス・ボンファ)この盤の前に発売された

ボッサアルバムで共演したのが 

Charlie Byrd(チャーリー・バード)と Luiz Bonfa(ルイス・ボンファ)でした。

どちらもステキなアルバムで〈Getz/Gilbert〉がヒットする下地を作りました。

余りにも有名な「カーニバルの朝」黒いオルフェとルイス・ボンファ

Astrud Gilberto - Manha De Carnabal

チャーリー・バードはクラシックギターを引いたJAZZ演奏も快く

Charlie Byrd, Barney Kessel & Herb Ellis "Great Guitars" 1975 Jazz FULL ALBUM

しかし未だに偶に聴きたくなるこの様なボサノバって実にいい感じです。

此の優しいギターの音色ってシットリとして聞き入ってしまいます。


極東国際軍事裁判を見て・・・・戦争は犯罪なのか?根源的な問いに向かう11人の判事

2016年12月16日 | 映画・ビデオ

おことわり
此のブログでは政治的な事は余り書きたくなかったのですが、4話に渡りの東京裁判をみて70年前の東京で、11人の判事たちが「戦争は犯罪なのか」という根源的な問いに真剣な議論で取り組んだ東京裁判。連続4回で放映しました。

NHKは世界各地の公文書館や関係者に取材を行い、判事たちの公的、私的両面にわたる文書や手記、証言を入手した。浮かび上がるのは、彼ら一人一人が出身国の威信と歴史文化を背負いつつ、仲間である判事たちとの激しいあつれきを経てようやく判決へ達したという、裁判の舞台裏の姿だった。

11か国から集まった多彩な背景を持つ判事たちの多角的な視点で「東京裁判」を描く。人は戦争を裁くことができるか、という厳しい問いに向き合った男たちが繰り広げる、緊迫感あふれるヒューマンドラマ。

本当に此の裁判は公平な裁きだったのであろうか?多くの疑問点が残る。

それは戦勝国の各国の裁判官が纏めた当にでっち上げのの形式的な裁判のような気がします。でも戦前の日本の帝国主義の教育はよくないのだが、明治時代のころのが良い気もします。日本民族に贖罪意識を植え付ける柱となったのが、東京裁判として知られる、極東国際軍事裁判だった。  

第二次世界大戦以前には、一国の指導層を戦争行為の犯罪人として、訴追した前例はなかったし、国際法のなかにも、そのような条文は存在していなかった。東京裁判も、『ポツダム宣言』に明らかに違反するものだった。

『ポツダム宣言』は、「我々の捕虜を虐待せる者を含む、一切の戦争犯罪者に対して、厳格なる裁判が行われるべし」と、定めているが、これは非戦闘員を殺傷したり、  捕虜を虐待することを意味するものだった。  

東京裁判で、被告たちは「平和に対する罪」と、「人道に対する罪」によって裁かれたが、ニュルンベルク裁判が開かれるまで、「平和に対する罪」などという概念すら、存在していなかった。  

東京裁判は、「裁判」という名にまったく価しない、ペテンだった。  

日本はアジアを侵略した罪によって、裁かれた。ところが、この裁判劇が進められていたあいだ、イギリス、オランダ、  フランスは、マレー半島、インドネシア、ベトナムを再び植民地として支配するために、侵略戦争を戦っていた。  

侵略を継続しようとしたのは、戦勝国の側だった。このこと一つをとってみても、連合国のペテンは明白だ。  東京裁判では、日本が犯したとされる悪事のみが、一方的に訴追され、連合国が犯した戦争犯罪には、いっさい触れることが許されなかった。

東京大空襲によって一夜のうちに十万人以上、広島、長崎に原爆を投下して、国際法で殺傷を禁じられている、非戦闘員と、民間人を、大量に殺戮したことだけをとっても、アメリカが、重大な戦争犯罪を犯したことは明白だ。  

マッカーサーの側近で、GHQの二人の最高幹部の一人だったウィロビー少将は、オランダのレーリング判事に、この裁判は、有史このかた、最悪の偽善だ。このようなひどい裁判が行われる以上、戦争に敗れれば、  戦犯として縛り首になるなら、自分の息子が軍務につくことは、許さない」と、語っている。(笑)

 

筆者の生まれ故郷には、殉国七士廟(じゅんこくななしびょう)があります、


愛知県西尾市東幡豆町の三ヶ根山にある廟。三ヶ根山頂上付近。処刑後(ドイツでは処刑された戦犯の骨は粉砕されて飛行機上から吹き飛ばされた。

マッカーサー司令部が七氏の遺体も遺骨も家族に渡すつもりがないことが判明し、なんとか遺骨だけは手に入れたいと考えた人達がいた。七氏の火葬は横浜市久保山の火葬場で米軍によって12月23日に行われた。

火葬場は武装した米兵に囲まれ、場内には飛田場長ら4人の日本人係員が入れたのみだった。彼らは米兵の目を盗んで七氏の遺骨を七つの骨壷に納めることに成功した。しかし隠した場所に香をたいたため米兵に見つかり没収されてしまった。米兵は遺骨を鉄棒で粉砕、小箱に納めて持ち去り、残りは骨捨て場に遺棄した。)

その遺骨を此処に持ってきたそうである。

東京裁判判決に従い死刑を執行された7名の軍人・政治家を祀っている。

高さ5メートルほどの石碑で、「殉国七士墓」と彫られており、作られた当時の首相、岸信介の揮毫である。7人の遺骨は実際に碑石の下に埋まっている。

ぶっとい柱に刻まれた『殉国七士廟』の書は、第56・57代総理大臣である『岸信介』が書いたものだそうです。此の岸も戦犯だった事は有名な話ですが・・・・

そしてこれがそのお墓であり、殉国七士廟そのものです。

ここに板垣征四郎、松井石根、東條英機、木村兵太郎、土肥原賢二、広田弘毅、武藤章の7名のA級戦犯の遺骨があるわけです。

靖国問題が中国、韓国等で参拝反対など言われているが、戦犯と言われたお墓は此処にあるのです。何故此処に作ったのかは疑問ですが、此の山から見える風景が戦地に似ているとう言う説もありますが、三河湾が一望でき、天気の良い日は誠に美しい風景が見られます。写真中央の島が竹島です

この辺には他にも戦没者のお墓があったり、昭和神宮建設予定地(結局ポシャったそうな)があったり、東條英機の孫である東條由布子さんの何か施設があったりとなかなか濃いです。鶴田浩二の物もありました。

ちなみに終戦記念日には特別何かが行われることはなく、むしろ昭和天皇誕生日の4月29日に毎年祭が行われているらしいです。

夜景も大変綺麗です。正月には参拝客も多いそうです。

現在岸信介の縁者安倍が日本の総理になり、自衛隊法案を小賢しい手で変えているが、余り簡単に法案を通過させ・・・・・・今まで70年平和を保った国を変えようとするのか?とても疑問である!

最近の日本の政治は違った方向に狂いはじめてます・・・馬鹿な議員と・・・・意外と安倍が人気があることも不思議であるが、最近の政治家は馬鹿な政治屋さんばかりで・・・基本敗戦国の日本、ドイツ、イタリヤは未だ敗戦国の汚名を返上出来ない国なのですよ!今や経済大国と言われていますが、今後日本の将来がとても心配である。

あれから歳は変わっても、森、加計問題も適当にあしらう、デタラメ安倍の自民、其れでも自民は圧勝?小池も悪い癖が出て、国民からは見放され、此の国の政治は何処にいくのか?的確な舵取りのいない、国民不在の政治をする、我が日本丸は何処に進もうとするのか?

此の選挙で当分国政選挙はないのですが、一度今の政治で本当に良いのか考える時期なのかも知れない。


久しぶりの対面、Aurex SR-370・・・・・インヴェンションとシンフォニアBWV 772-801を聴く

2016年12月14日 | バロック音楽・オーディオ一般

昨日より少しの時間の余裕があり昔、友人(元某社音響関係者)から頂いた Aurex SR-370を出して見ました。

足回り(インシュレーター)が無くなっていますが、

電源を入れると未だダイレクトドライブの良さか?現役で作動します。

回転もむらなく正常に動くようで、少し様子を調べて見ようと思います。

やはりオルトフォンの針で聴きたい・・・・・

さてメーカーサイトでは キャビネットにはオーレックスが音響材として

新しく開発したA・D・ソリッドを採用しています。

この材質は特殊製法による一種の合成樹脂で、硬く、重く、経年変化が少ないという特徴を持っています。

また、内部損失は合板とほぼ同程度で、比重は合板よりも3〜4倍大きくなっています。

SR-370では、このA・D・ソリッドを一体成型で採用しており、

材質自体の比重が大きいため、大型化せずに共振を抑えています。

インシュレーターを装備することで、床やラックから伝わる振動を低減しています。

最近筆者は川崎 和男筆者さんのブログを見つけました。

 

彼のブログ文中に Aurexに必死だったまだ20代の私には、 無論Aurexのマーク・ブランドアイデンティティから、

その当時は、アンプ・スピーカーと一連すべてのデザイン担当。

その中でのLPプレーヤーでは、このSR-370です。 特に、この筐体である人造大理石は、川口工場で製造していて、

その試作を二台持って川口市から横浜の磯子工場まで、 手でぶら下げて持ち帰りましたが、

途中で雨が降り、 両手への重量はもう手がしびれきってしまうほどの重さでした。

ともかく、プレーヤーは共振防止が最大の問題であり、 人造大理石での試作に試作で、

やっと出来たモノを持ち帰るとき、 これだけの重量なら、もう筐体振動はゼロになったけれど、

この重さ、そして当時の給料では買えないモノを設計していました。

無論、ターンマート、アーム、ヘッドシェルはシリーズそのままは 絶対に変えてやると意気込んでいました。

 

今筆者はそのような製品のアームを変えるとどのような音になるか?

此の個体が簡単に変更出来るのかも疑問ですが、探って見たいと思います。

此れからどの様に改良出来るか分かりませんが、

ロングアームのオルトフォンGが聴ける物に変更したいと思っています。

長い道のりになる様です・・・・

 

最近の筆者はこの曲を聴くことが多い、《インヴェンションとシンフォニア》 (BWV 772-801)

 

インヴェンション 第1番 J.S.バッハ 楽譜 演奏法 (装飾音符の弾き方)

 

バッハによって定着することになったのは事実だとしても、バッハによって新しく開拓されたという訳ではない。

すでに見てきた《インヴェンション》の初期稿では、バッハは題名を「プレアンブルム」としていたこと、

つまり、作曲当時に意図したものではないことが明らかなため、

後からの思いつきであることは紛れもない事実である。

 

インヴェンション 2 楽譜 Invention 2 BWV 773  J.S.バッハ 装飾音符の弾き方

 

そのプレアンブルムでさえ、F.フリンデルの研究によれば、エマーヌエル・バッハが回想で語った通り、

バッハはその作曲にあたって同時代の優れた作曲家、J.パッヘルベル、A.ヴィヴァルディ、

それにJ.C.F.フィッシャー等の作品をモデルにしたとしている。

若い音楽家の育成に主眼を置いて作曲された小品集であるが、

芸術的香りを持ち合わせた逸品として弟子の間で定評があった。

前半の2声の15曲を《インヴェンション》、後半の3声の15曲が《シンフォニア》と題されているものの、

数の上でも調の配列の面でも明白に対となっており、バッハが1723年に書いた浄書譜一冊に丁寧に収められている。

このことから、1つのまとまった作品として意図されたものであることは間違いない。

どちらの曲ひとつをとっても、この比較的小さ目の横長の音楽帳を開いた時の2ページに収まる短いものだが、

その限られたスペースの中でバッハは対位法技法を紐解くと同時に、様々なスタイルを用い、

動機を論理的に発展させることにより、表現の可能性を追究している。

筆写譜を通じて、《インヴェンションとシンフォニア》はピアノ教育の一環として広く活用され続けている。

しかし、2世紀半以上経過した現在、バッハの意図がどこまで正しく理解され、

教育の現場で役立てられているかという点においては、疑問を感じている人も多いのではなかろうか。

教育者として名声の高かったバッハからの恩恵を受けるには、純粋に音楽を理解しようと努めるにのみならず、

バッハの抱いていた価値観を真剣に探らねばならない。

この曲集から音楽の普遍的原理を学ぶことができるのであり、同時に感動を覚え、勇気づけられるのである。

前置きは長くなりましたが Wanda Landowskaの演奏は 

あー親愛に満ちたこんなバッハもあるんだといったところがまずいっとう最初の印象だろうか。

モダンと落ち着き、それに煌びやかさ。品性ということなのだろう。

次に、エディット・ピヒト=アクセンフェルトEdith Picht-Axenfeldの演奏

なんとなく燻銀のような世界を味わうことができます。

やはり真打ち登場の如きグスタフ・レオンハルト(Gustav Leonhardt )

ピアノ初級者向け教材として知られる簡潔な書法の曲から、なんと豊かな音楽が紡がれていくことか。

インヴェンションは2声部の、シンフォニアは3声部の、対位法的な書法による様々な性格の小曲である。

シンフォニアは「3声のインヴェンション」と呼ばれることもある。

自筆浄書譜には次のような表題がある 率直なる手引き、これによってクラヴィーア愛好人士、

ことに学習に意欲を燃やす人々が、 2声部をきれいに演奏することを学ぶばかりでなく、

さらに上達した段階で、 3声部のオブリガート・パートの処理を正しく立派に行う明確な方法が示され、

あわせて同時に良い着想を案出するのみでなく、それをりっぱに展開すること、

しかしなによりもカンタービレの奏法を身に付けること、

それに加えて作曲への強い興味と愛好を呼び覚ますことへの指針を掲げるものである。

著作者ヨーハン・ゼバスティアン・バッハ、アンハルト=ケーテン候宮廷楽長。とあります。

そしてヴァイオリンのインヴェンションとシンフォニアを聴く

ジャニーヌ・ヤンセンが気心の知れた2人と取り組んだ

弦楽重奏によるバッハのインヴェンションとシンフォニア!

J.S.バッハ: (1)無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004

(2)2声のインヴェンション BWV772a-786(ヴァイオリンとヴィオラでの演奏)

(3)3声のインヴェンション(シンフォニア) BWV787-801  

(ヴァイオリン、ヴィオラとチェロでの演奏)

  ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)  

  マクシム・リサノフ(ヴィオラ 2,3)  

  トルレーヴ・テデーン(チェロ 3)

ヴァイオリンで試みるインヴェンションとシンフォニア 流石目のつけどころが違い、

すんなり聴けます。 YouTubeの配信はありませんが、ジャニーヌ・ヤンセンの演奏です。

 

Janine Jansen - Leonidas Kavakos Bach Double Concerto D minor

 

一見単純な様に聞こえますが、何度も聴く内に快く心にしみる音楽って素敵です。

平均律と同じ程度によく聴く曲の紹介でした。


冬聴く「RIO, TEMPO」 ・・・スマホの簡単レンズ使ってみました。

2016年12月12日 | JAZZ・ボサノヴァ

筆者の冬に聞く音楽筆者のはブラジルの旅特集にあわせて聞きたい、

リオデジャネイロをテーマにしたアルバム 『RIO, TEMPO』は、

伊藤ゴローさんと布施尚美さんによるボサノヴァ・デュオ naomi & goroの11作目となるアルバム。

リオデジャネイロはボサノヴァ発祥の地として知られ、

伊藤ゴローさんを旅のパートナーとして、 ボサノヴァが辿った道を一緒に旅しています。

 

naomi & goro 「RIO, TEMPO」

 

リオ在住で、ジョビン・ファミリーとしてアントニオ・カルロス・ジョビンと活動をともにした、

パウラ・モレレンバウムが2曲作詞で参加しています。 naomi & goro「RIO, TEMPO」

伊藤彩(Violin) 、

坪口昌恭(Rhodes Tr.8, 9)、

フェルナンド・メリーノ(Piano)、

ジョルジ・エルデル(Bass) 、

ラファエル・バラータ(Drums)

ボサノヴァチックな音楽聴きながら

先日衝動買いしたレンズ Mactrem カメラレンズ

0.45倍 120° 超広角レンズ クリップ式、魚眼レンズ、スマホレンズキット ケラレなし

iPhone/Sony/Samsungなどスマホ対応 気にいいったのは、

クリップがしっかりして、レンズが大きい、

Kenko PLフィルターを装着 すれば水槽写真も撮れそうである。

スマホに装着してみると意外と重量感があるようです。

早速撮ってみます。庭の万両です。

レンズが大きくケラレなし 超広角、再認識です。

続いてマクロで撮ってみました。南天です!

簡単にスマホの撮影が楽しめますネ!

筆者のカメラの腕は素人ですが、

ポケットに忍ばせ簡単に撮影を楽しむ事が出来る 此のレンズセットって重宝します、

Kenko PLフィルターは意外と高額なことが残念です。

続いて水槽の写真はマクロで ジャワメダカ

意外と立体感があります、大きいレンズが良いのかな?

筆者のレンズの持論は口径の大きいレンズが良いと信じてますが・・・・

でもスマホの映る画面の色がもう少し・・・違うんですね???

シャープに簡単に撮れそうです。少し逆光ですが・・・・

最後にレットテトラです、このレンズはクリップが頑丈でブレが少ないようです。

価格的にはお手頃でスマホの撮影がより便利になりそうです。

取り敢えずPsでの加工は全くしてなく全画像を縮小してアップしてみました。


エディット・ピヒト=アクセンフェルト Edith Picht-Axenfeld (cemb, p)の平均律クラヴィア曲集を聴く。

2016年12月10日 | クラシック音楽・オーディオ

彼女はランドフスカのように、

あるいは他の女性アーティストたちのようには華々しく活動 したとはいえないかもしれません。

センセーショナルな登場というわけではなかったのです。

それでも、熱心なファンというか、彼女を支持する愛好家たちはかなりいます。

チェンバロもピアノも弾く、バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ。

独奏曲も室内楽もみごとに演奏する。

筆者などもエディット・ピヒト=アクセンフェルトの存在は少し昔にラジオ番組で紹介され 演奏が気に入り、

バッハ中心に聴いています。

ランドフスカが旧約聖書なら彼女はまさに新約聖書です。

 

J.S.Bach Goldberg Variations BWV988 Edith Picht-Axenfeld (clavecin)

 

そういう彼女の演奏、そして態度は、だからといってただ優しくて温かいというものでもありません。

どちらかというと、きびきびしていて、ちゃんと筋が通っていて、

シャープな印象を与える演奏ではないでしょうか?

フライブルク大学眼科学の教授であり眼科臨床医の世界的権威テオドール・アクセンフェルトの娘として1914年、

フライブルクで生まれた。5歳でピアノの演奏を始め、卒業試験後は当時バーゼルにいたルドルフ・ゼルキンにピアノを、

ヴォルフガング・アウラー、アルベルト・シュヴァイツァーのもとでオルガンを学んだ。

1935年にベルリンでデビュー、1937年にワルシャワの国際ショパン・コンクールでショパン賞を受賞。

1947年〜80年、フライブルク国立音楽大学でピアノと初期鍵盤音楽の教授となる。

世界的なピアニスト、チェンバリストとして活躍。

オーレル・ニコレ、ハインツ・ホリガー、フィッシャー・ディースカウ、ヘンリク・シェリング、

ローター・コッホらとの共演やレコーディングなども数多い。

アンスバッハ週間、イギリス・バッハ週間、ルツェルン音楽祭、

草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルなどでも重要な役割を果たしてきた。

2001年4月、フライブルク近郊の自宅で心不全のため他界。享年87歳。

最近では彼女の奏でる平均律クラヴィーア曲集の第2巻を聴くことが多い、

鍵盤楽器があらゆる調で演奏可能となるよう 「良く調整された(well-tempered)」という意味であると考えられ、

必ずしも平均律を意味するわけではないが、和訳は「平均律」が広く用いられている それにはそもそも、

現在我々が耳にしているすべての音楽の調律が、完全に調和したものではなく、

実は若干のずれ、響きの不協和を許容しているという話から始めなくてはなりません。

現在の調律法(つまりはこれを指して「平均律」と呼ぶのですが)では音程にわずかな狂いがあるのです。

バッハの時代、音程の調律法において主流だったのは「純正律」と呼ばれる方法でした。

ある2音間の音程は、その周波数比が単純であればあるほど調和した響きになると言われます。

たとえばドとソ(完全5度)ならば2:3、ドとオクターブ上のド(完全8度)ならば1:2、というように。

このようにしてすべての音に対して最も単純な周波数比をあてはめて調律するのが「純正律」なのです。

それが最も調和した響きなのですから、当然最も美しいということになります。

しかしこの方法には欠点がありました。転調ができないのです。

たとえば純正律でハ長調に調律した場合、 ドとミ(長3度)の周波数比は4:5です。

しかし別の長3度、仮に♭ミとソの周波数比は、4:5ではありません。

近似値ではあるのでしょうが、基準がハ長調である以上、誤差は生じます。

するとこの場の話で言えば、ハ長調から変ホ長調への転調は狂った音程を許容しなければならなくなってしまうのです。

ではどうすればいいか。その回答が「平均律」ということになります。

この調律法は一音一音の周波数比を正しく合わせるのではなく、

オクターブ内にある12音の周波数を均等割りするものなのです。

これによってすべての音程間の周波数比が均一になり、転調を可能にしました。

ところが「平均律」を用いると、純正律の完璧な調和と比べた場合、 どうしても響きの不協和を生じます。

特に長3度の響きは美しくないと言われます。 これが「平均律」の欠点でもあるのです。

しかし実際にはその利便性から、「純正律」は廃れ、「平均律」が普及することになりました。

これが現在まで続いているのです。

やはり大御所のGustav Leonhardt も聴いた見たくなり

レオンハルトがドイツ・ハルモニア・ムンディとセオン・レーベルに録音したバッハのチェンバロ、

オルガンのためのソロ作品と室内楽作品から収録した10枚組セット。

 

Leonhardt, Bach " Well-Tempered Clavier " BookⅡ Disc-1

 

グスタフ・レオンハルト(Gustav Leonhardt )は、オランダの鍵盤楽器奏者・指揮者・教育者・音楽学者。

ピリオド楽器による古楽演奏運動のパイオニアにして中心人物であった。

各種の鍵盤楽器によって録音を残しているが、とりわけチェンバロ奏者・オルガン奏者として名高い。

現在の主要なチェンバロ奏者の多くはレオンハルトの弟子または孫弟子である。

昔筆者が直輸入盤のハルモニア・ムンディ盤のレオンハルトを聴いている頃は評論家の先生は

余り良い評価をしていませんでしたが、昔のワンマイクで録音したLPを是非LPプレイヤーを直して

聴いたみたいものです。レコード盤は後生大事に保存してあります。(笑)

 

平均律クラヴィア曲集全曲に、フーガの技法、ゴルトベルク変奏曲といった有名チェンバロ曲に加え、

オルガン曲1枚分と、筆者の好きなクイケンとのヴァイオリン・ソナタも収録された

CDを注文しました。当に清き流れの如く演奏するグスタフ・レオンハルトのチェンバロも良いです。