伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

新春はヨハン・シュトラウス2世作曲の美しく青きドナウを聴く

2019年01月02日 | クラシック音楽・オーディオ

年末まで仕事に追われていたが、正月元旦は朝帰り、3日から仕事です(笑)

筆者に取って2日が新春です。第1回目の新春挨拶のブロブアップします。

昨年より「ラックスマン製真空管ハイブリッド・プリメインアンプ・キット」

を聴いていたが、よく聴き込むとオーケストラ、オペラ等の音楽再生は若干力不足を感じる、

特にマタイ受難曲等は力不足気味ですが、小編成のものは温かみがあり、ホットさせてもらう

小編成のものは良いが、ある程度の爆発的なオーケストラの響き。厚み、深さの音が不足する、

早速TEACとTANNOYが共同開発したArmoniaシリーズMA-7に繋ぎ試聴する

トランジスターのパワーアンプにしてはTANNOYとの相性は相当良好に思う。

今の処はAXIOM80 TANNOY)を鳴らすのは此のアンプが最右翼あろう。今年はもう少し音楽

装置も全体的にレベルアップを考えているのですが?さて何処から手を付けようか問題である。

現在筆者のエンクロージャーを鳴らしているパワーアンプも気に入っているが、もう少しパワー

のある、火屋のサンバレーSV-501SEアンプが気になるところだが製造は中止してるようだ。

まあ、正月の初夢ですかね?見た目もビンテージ感があり良い風貌です。

そこで筆者的に、新春に聴く、相応しい音楽を選んでみました、

アーサー・クラークの思いも儚く時代は2020年に近くなったが、月旅行もまだ先の話のようだ

でも2000年の扉のような作品は『2001年宇宙の旅』といえばこの曲でしょう、

ツァラトゥストラはかく語りき(リヒャルト・シュトラウス)

AXIOM80の箱に移植し今までと違うのは、地響きのような重低音のオルガンから始まるこの曲は

実に迫力満点で金管楽器から続いてテンパニーの連打、当時はかなり映画館館内で興奮した音楽で

したが、今聴いても此の曲は興奮する曲である。

R. Strauss: Also Sprach Zarathustra - Dima Slobodeniouk - Sinfónica de Galicia - Orquesta Joven OSG

タイトルの『ツァラトゥストラはかく語りき』は、ドイツの哲学者ニーチェの主要著作の題名です。

人の生は永遠に繰り返すのだということを意味する永劫回帰の思想であり、「いま一度、永遠にか

く生きんと欲せよ」が根本とされています。

でも新春にふさわしい曲は・・・・美しく青きドナウ(うつくしくあおきドナウ)

ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでアンコールの定番となっている「美しく青きドナウ」

筆者に取っては2001年宇宙の旅のあのシーンが現れる。

SF映画の金字塔、巨匠スタンリー・キューブリック監督による『2001年宇宙の旅』は、オー

ケストラを映画音楽に用いるスタイルを広めた作品で、多くの代表的なクラシックの曲がスト

ーリーとビジュアルに巧みに組み込まれている。

2001:a space odyssey;CG space station 5

パンアメリカン航空(1991年倒産して運航停止)をはじめとするアメリカ、フランス、ロシ

ア、中国など世界各国のスペースシャトルや人工衛星が宇宙空間を飛び交っている。そこで底

抜けに明るい「美しき青きドナウ」が流れれば、何か平和利用の延長線上の出来事であるよう

な錯覚を持つけれども、実際には核が飛び交う相当に物騒な世界になっていたのだ。

「美しき青きドナウ」は、ヨハン・シュトラウス2世が1867年に作曲した管弦楽用ワルツだ。

1866年の普墺戦争に敗北し、失意のどん底にいたウィーン市民の心を癒すために作曲された。

当初は男声合唱曲として作曲され、「くよくよするなよ!」や「悲しいのかい?」といった歌

詞が図星にウィーン市民の心情を吐露していたため、反響はあまり好ましいものではなかった

が、管弦楽曲に書き直されて人気を博し、「オーストリア第2の国歌」「ヨハン・シュトラウス

の最高傑作」とまでいわれた。曲は弦楽器のトレモロに乗ってホルンが静かに主題旋律を奏して、

ドナウ川の源流にあたる「ドナウの泉」や「黒い森」の情景が描かれる。次第にワルツに発展し、

ニ長調の主部となる。その後、明るい5つのワルツが連結され、主部となり、華々しいコーダとな

って終わる。演奏時間はおよそ10分。今ではウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー

・コンサートのアンコールの定番曲としても知られている。正に新春に聴くにはふさわしい曲のよ

うな気がしてならない。

皆さまにとりまして2019年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます、ブラボー!