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仕事、はじまった


腰据えてページ開けば尻が浮く


「長編」

 本棚から引っ張り出してきた。そうです、今年の目標である大長編読破。まずは、というかこれだけで終わってしまいそうな、「失われた時を求めて」だ。分厚い。それもまだまだ続くということを示す「第一編」と記されてある。どんだけ~。
 こういうのは学生時代に読んでおくものだ、時間がたっぷりあるときに読了マークをつけておくことだ。遊びほうけていた罰がいま目の前に現れた、そんな感じがする。

 果たして年内にすべて読み切ることができるのか、試練だ。読書が試練になるというのは、久しぶりではないか? 新たなる闘いであるので、ある。ガチョーン。
 注釈まで入れると759ページだ(第一編だけで)。はははは、何編まであるんだ? 1年365日、マラソン読書のはじまりだぜ。

 このあとには、「魔の山」が待ち受けている。長期計画だ。がんばります、黙々と山を登るように。途中で転げ落ちないようにしないといかんぞ。
 なんだか、とんでもない目標を掲げてしまったな。男に二言はない(ぜったいにある)。外出も減らし、酒も減らし、テレビも見ずに、ひたすら読書、なんてことは無理か、確実に無理だと思うな。奇蹟は起こるか!



 話は「ころりんちょ」とかわって。仕事はじめに近所の神社へ初詣に行きました。さすがに誰もいなかった。一年に一度ではなく、ときどきは近所の神社へお参りにいこうじゃないですか、いいお付き合いをしなくちゃいけません。
 そんなことを思っている、仕事はじめだった。

 そうそうお賽銭、500円はダメなんだってさ。テレビ番組で言っていた。10円もダメらしいよ。ワタクシは50円です。どうなのだろう?


「うちごはん」


七草ではないけれど、仕事はじめのお粥。
胃にやさしいよ、時々お粥もいいかな。







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