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スマホ点検制度、


使い捨て迫るモノつくるなと歯ぎしり


「スマホケース」

 スマホのケースが届いた。半額以下だったので失敗覚悟だったけれど、わるくはなかった。ただ、前のものとの違いがあって、それがどうしてなのかがわからない。
 カバーを開いてもONにならないのだ。前のものは開閉に反応したのに、どうしてだ? 前のものと比べてみたけれど、違いがかくにんできなかった。
 わからん、このちょっとした不明を引きずってしまって、よけいな時間を費やしている。別になれてしまえばどうってことないのだが、気になるのだよ。

 なんかさ、指に小さなトゲがささってとれないとか、喉の奥に魚の小骨がひっかかってかる~く不愉快になるとか、そんな感じだ。すっきりしないな。
 そのうち気にならなくなると分かっていても、へんなこだわりの湿度が高くなっていく。ワイルドじゃねぇ~なぁ~、おれ。



 でも、新しいものは気持ちがいいね。きちんとスイカが入るポケットもついているし、お金も少しなら入れられるようだ。
 いまのスマホも古くなってきたから、ショップではケースが売っていないのだよ。すぐに古いもののエリアに放り込まれて、「さぁ、あたらしいのを買いなさい」と、プレッシャーをかけてくる。しかし、これで十分だ。すべての機能の30%も使っていないよ、きっと。 
 
 クルマの車検みたいなものを、携帯電話にも義務づけられたら、一定期間でどんどん買い換えを迫られるだろうな。
 なんか、やりそうだな、いまの政治は。情報漏洩とかなんとか理屈をつけて、「電検」なんて制度をつくり、二年に一度、お金を払って点検を義務づけられるかも(企業を儲けさせるために)。おそろしいぞ。
 スマホのケースを手にしながら、そんなことを考えた。


「うちごはん」


あるものを具材にして、
なにゃらわからんうどん完成。
こういうのも好きです。







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