よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

第14回飯能新緑ツーデーマーチ2日目15km天覧山・吾妻峡ルート(埼玉県飯能市)

2016-06-05 17:43:30 | オールジャパンウオーキングカップ

5/29 朝早く目覚めましたので宿舎の近く所沢駅周辺をぶらつきました、

所沢には、約20年ほど前、西武球場にホークス応援に来たことがあります。あのころのホークスは、弱かった・・・・・・

所沢のマンホールは、中央にゆるキャラ「トコろん」、周囲は、航空発祥地所沢で初飛行した仏製アンリ・ファルマン式複葉機3機、それに市の木「イチョウ」がデザインされています。

  

所沢駅発8:00の電車で東飯能へ。途中昨日一緒に歩いたKanonさんが乗ってこられました。Kanonさんと一緒に会場へ向かいました。

今日は、帰りの時間も考え、15kmのコースにしました。地図を見ると、天覧山・多峯主山(とうのすやま)・吾妻峡を通るコースです。

それにしても、今日も参加者が多いです。ゼッケンを見るとやはり地元の方が主です。私達は、福岡と書いていますが、埼玉の上福岡(現ふじみ野市)と間違えられるくらいです。

今日も埼玉のKanonさんと一緒に歩きます。

出発式では、大久保飯能市長がムーミンのTシャツ、ムーミンの傘を持って登場。飯能市にある「あけぼの子供の森公園」には、ムーミン谷があるそうでそのPRです。

  

  

JR八高線のガードを潜り「天覧山」を目指します。

 

天覧山到着。天覧山は、海抜194,6m、古くは愛宕山と呼ばれましたが、元禄年間に将軍綱吉公の生母桂昌院が十六羅漢を安置したことから、以来羅漢山と

称せられました。明治16年近衛諸兵対抗演習に際し、戦況ご視察の為、明治天皇が登坂された後、天覧山と改称されました。中段には、明治天皇が登坂された時、

御乗馬「金華山」を繋がれたといわれることにより名がついた御駒繋松があります。

  

天覧山からの眺望です。

天覧山の麓には、「能仁寺」があります。

能仁寺は、室町中期文亀元年 (1501年)、飯能の武将中山家勝が名僧斧屋文達師を招いて小庵を結んだのが始まりとされており、家勝の子・家範が父の冥福を祈るために寺院を創建した。

家範の子・照守は徳川家康に引き立てられ、徳川家康の庇護のもと多くの雲水をかかえる寺院に発展した。

中山家範没後百年ほど経って、老朽化してきた寺堂を再建したのは黒田直邦である。徳川綱吉の館林時代の家老職にあった直邦は、十三世住職泰州廣基と供に、

将軍家の後ろ盾により、宝永二年に山門、大殿、庫裡と改修を行い、伽藍を完成させた。また、今も本堂正面に修飾されている。

武陽山、能仁寺の扁額は将軍の命により、元禄十年 (1697年) 天台座主公辨一品親王が筆をとったものである。

明治維新時の飯能を舞台とする 「飯能戦争」 では、幕臣の一部で結成された彰義隊の頭取であった渋沢誠一郎は内部対立のため振武軍を結成し、能仁寺を本陣とした。

慶応四年 (1868年) に官軍の一方的な攻撃により敗走、多くの民家や、本陣であった能仁寺も焼失し、本堂は昭和十一年に再建された。その後五十一年より復興を続け、

現在では、山門、位牌堂、大書院、鐘楼、大庫院が完成しております。(能仁寺HPより)

能仁寺は、日本名園百選に指定された「池泉鑑賞蓬莱庭園」があり、紅葉シーズンには、沢山の方が紅葉狩りに来られるそうです。

残念ながら、中には入らず素通りするだけでした。紅葉のシーズンには、行ってみたいですね。

能仁寺の向かい側の中央公園が接待所になっています。ここでは、赤ちゃん連れの方に授乳、おむつ替えのコーナーもありました。

私もいろいろな大会に参加していますが、このコーナーは初めて見ました。いい試みだと思います。

中央公園の隣が飯能市民会館です。

  

  

しばらく歩くと、飯能河原遊歩道に入ります。ここから河川敷を歩きます。

  

河原では、何人かのグループでバーベキューを楽しまれています。こんな大自然でのバーベキューは、最高でしょうね。

  

 

大河原という地名の所に来ました。この一帯には、製材所が建ち並んでいます。

埼玉県飯能市周辺は江戸時代からヒノキや杉の良材の産地でした。荒川支流の入間川・高麗川・越辺川の流域から木材を筏で江戸へ流送していたので、
 
(江戸の西の方から来る材)という意味から(西川材)と呼ばれるようになりました。
 
 
 
コースは、吾妻峡に向かいます。吾妻峡は奇岩が続き、手つかずの自然美が渓谷美を見せています。アニメ「ヤマノススメ」にも登場しました。
新緑がまぶしく感じられます。渓谷では、バーベキューも行われていました。利用者は後片付けもきちんとされており、ゴミなどは落ちていませんでした。
 
 
 
  
 
   
 
吾妻峡を出ると大河原のチェックポイントが待っています。
 
  
牛乳宅配所に来ました。皆さん、美味しそうにジェラードを食べています。私達もつられていただきました。
 
  
ここでいただいたお水は、山の水でしょうか。実に美味しいです。
 
歩いていると赤い実のなっている木がありました。
 
これは、「桑の実」です。
 
            山の畑の桑の実を小籠に積んだは、まぼろしか・・・・    
 
童謡「赤とんぼ」にも桑の実が歌われています。
 
  
 
地図を見ると「急な登り坂」があります。吾妻峡の坂道が急だったからそれかな?などと思いながら赤根ケ峠に向いて歩いていきます。
 
  
 
茜台自然広場を過ぎるとだんだん急に登りになってきます。ところで赤根ケ峠は、「赤根」、茜台は、「茜」、同じ「アカネ」なのに漢字が違うのですね。
 
 
 
あと650m
 
  
 
やっと「赤根ケ峠」に着きました。
 
   
 
峠を下りてくると大河原工業団地が見えてきました。目立つのは、足場関係のリース屋さん。凄い数の足場があります。
 
  
 
美杉台交差点の所で30kmコースの方と合流します。よく見ると、edocappaさんです。
 
今日は、会えないと思ってましたが、何かの偶然でしょうか、それともedocappaさんとは、見えない糸で結ばれているとか・・・・(笑)
 
  
 
「あさひ山展望公園」に入りました。ここからは、270度に渡る展望を見ることができます。スカイツリー、東京都心・・・・・・
 
富士山も見ることができるそうですが、残念ながら見ることはできませんでした。また、夜景も素晴らしいそうです。
 
  
 
 
あさひ山公園を下りて飯能市街地へ。
 
ふと、道路上を見ると、何やら絵が描かれています。なかなか面白い応援メッセージです。
 
  
 
  
 
商店街に入ると、「ところてん100円」の看板を目にしました。ついつい誘われテントの中へ。
 
生き返ります。
 
  
 
コースは、100円商店街を経て、東飯能駅へ。駅の構内を抜け、いよいよゴールです。
 
  
 
前日と同様、中学生とハイタッチしながらゴール! 時間は、13:20
 
  
 
この大会2日間の参加者は、2万1千人を超えたそうです。
 
私は、知らなかったのですが、今、「ヤマノススメ」というコミックがあるそうです。飯能市内に住む女子中高生が登山を通して成長していく姿を描いているそうです。
 
劇中には、飯能市の風景も登場するそうで、アニメにもなったそうです。(九州では放映がなかったみたい)
 
参加者が多いのは、そのせいかもしれませんね。
 
初めての参加でしたが、アップダウンには苦労しましたが、飯能の大自然を満喫した大会でした。また、参加してみたいです。
 
  
 
 
本日15kmのGPS
 
 
これでオールジャパン38県目達成しました。あと9県です。来年中には達成したいと思っています。