18日から始まる「第7回唐津・虹ノ松原ツーデーウオーク」に先駆け、3/17(金)は、せっかくウオークが行われ、参加しました。
このせっかくウオークは、「玉島川春告魚ーク」とサブタイトルになっており、玉島川を遡上するシロウオを使った昼食と簗漁が見れるウオーキングです。
ウオーキングの前に会場近くの「魚半」で昼食です。(参加者は約50人)
2月下旬から 白魚(しろうお)の簗かけ漁がおこなわれることから、「春告魚」と呼ばれています。主に、踊り食い、卵とじ、かき揚げにして食べます。
福岡では、西部の室見川の白魚料理が有名です。シーズン中は、高級料理ですのでめったに食べることはできません。私も何十年ぶりにいただきます。(白魚は、ハゼ科)
踊り食いは、白魚をすくってポン酢でそのまま口の中へ流し込みます。胃の中へ入る時の食感がたまりません。
お腹も一杯になり、近くの浜崎海岸で記念写真を撮りました。
13:30 せっかくウオークのスタートです。今日は天気も良く少し歩くと汗ばんできます。
正念寺
江戸時代の明和8年(1771)、唐津藩の農民漁民が虹ノ松原に集結し、藩に対して新税の取り下げの要望をしました。虹ノ松原内には、唐津藩と天領の境界があり、この地の利を生かして
整然と虹ノ松原一揆が起こりました。農漁民の要望は受け入れられましたが、大庄屋の冨田才治ら4人が責任をとって自首し処刑されました。いまでもこの遺徳が偲ばれて、正念寺の蘇鉄の下に
冨田才治の首が埋葬されたとの言い伝えが残っています。
正念寺では、御煎餅、清見みかんが振る舞われました。
玉島川にやってきました。浜玉町は、1956年、浜崎町と玉島村が合併して出来た町です。2005年唐津市に合併しました。
玉島川は、シロウオの産地として有名です。シロウオは、産卵の為水温8度を超えた頃から遡上を始め、漁は3月にピークを迎えます。
川の中にくいを打ち、長さ3メートル、高さ90センチのすだれを川下から見て「ハの字」になるよう固定、狭くなった先にシロウオを待ち受ける網カゴを置いた。簗は河口から約1キロの間に計8カ所仕掛けます。
15:10せっかくウオーク6kmゴール!会場では、明日からのツーデーウオークに備え、スタッフの方が準備されていました。