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5/20(日) 昨日とは打って変り、天気は晴れ。少し肌寒いですが、今日は、雨の心配はないと思います。
今日は、帰りの電車の時間がありますので35kmコースの方と一緒にフライングスタートします。
今日のコースは、三方五湖を廻るコース。 7:30 一番最後尾からスタート。
歩き始めてすぐ35kとの分岐点があります。35kは、三方石観世音を廻って再び23kと合流します。
三方五湖は、若狭湾国定公園を代表する景勝地の一つ。万葉集にも歌われ古より四季折々の美しさを広く知られる湖です。国際的に重要な湿地として2005年にラムサール条約に登録されました。
三方湖・水月湖・菅湖・日向湖・久々子湖からなり、五つの湖は淡水・海水・汽水とそれぞれに違った性質を持っています。湖によって水質が異なるため、淡水魚から海水魚まで
様々な魚が生息しています。また、水鳥の重要な生息地であり、冬には1万羽以上のの水鳥が越冬し、オオワシやオジロワシが飛来します。
湖の周辺では鳥浜貝塚をはじめとする縄文時代の遺跡が所在し、当時の人々にとっては周辺に湖・森・海があり、生活の適地でもありました。
2012年には、三方五湖の一つ水月湖の「年稿」が、世界の年代測定の「標準時」に決まりました。(若狭町HPより)
35kmコースは、この5つの湖を廻りますが、23kmコースは、三方湖、菅湖、水月湖の3つの湖だけです。
三方五湖は、若狭湾一帯が沈降した際に、山間の凹地が沈んで湖となったものです。五つの湖は、水路等によって直接、間接に日本海とつながっており、水質や水深が異なるなどの原因により、
それぞれの湖の色が違って見えるので別名「五色の湖」とも呼ばれています。
歩いていると、給水所があります。コースマップには、載っていませんので多分民間の方がボランティアで出されているのでしょうか?
約6km地点が1回目のチェックポイントです。
12km地点「海山屋内ゲートボール場」が2回目のチェックポイント。ここが昼食場所になっていますが、時間は9時半を少し回ったぐらいです。先へ行きます。
「水月湖」の底には、何層にも重なったシマ(縞)模様の堆積物が厚さ73m以上もたまっています。そのシマ模様は白い層と黒い層が交互に重なってできており、一対で1年分を示しています。
この様子を「年縞(ねんこう)」(木にたとえると年輪)といい、水月湖の年縞は、実に7万年もの長い期間にわたり、大きくかき乱されることもなく、安定して積み重なり、今日まで保存されてきたのです。
水月湖年縞により、化石や考古資料などとても古いものの年代を測る方法として用いられている放射性炭素年代測定の精度が飛躍的に向上しました。また花粉や黄砂、火山灰が含まれていたり、
大きな洪水や地震の痕跡もとどめることから、過去の気候変動の研究にも利用されています。(若狭・三方縄文博物館HPより)
歩いていると道両側にたくさんの梅の木があります。三方地区は福井梅の産地です。天保年間に三方町伊良積に発祥したと伝えられており、三方郡西田村誌によれば「その昔、
伊良積の豪農、助太夫家と平太夫家の庭に埴栽されており、当時これを"助太夫梅""平太夫梅"と称していた。そして現在の"紅サシ"はこの助太夫梅と平太夫梅の混合種であり
"剣先"は助太夫梅である」とされています。また「梅栽培が本格的に定着したのは明治15年前後からとされており、当時伊良積の田辺市太夫氏、今井安左ェ門氏が積極的な普及推進にあたり
村内一円にひろげた」としるされています。(JA美方より)
梅の里会館にやってきました。梅の里では、福井梅の梅干しと梅昆布茶が振る舞われました。梅干しは何個でもいいそうですが、そう食べられませんよね。(笑)
梅の里会館では、「梅ソフト」をいただきました。ちょっと酸っぱい感じが何とも言えません。1つ@300です。
只今の時刻は、11時丁度。梅の里からゴールまでは、あと5,4km。うまくいけば12時前にはゴールできるかな
ちょっとスピードを上げていきます。
ゴール近くになると5km、10kmコースの集団と一緒になりました。この中の小学生2人が私のDバックの風車を見つけ追いかけてきましたので彼等とゴールまで一緒に歩きました。
11:50 ゴールしました。この大会の参加賞は、福井の梅干しとコシヒカリ300gです。
参加人数は、2日間で3,968人でした。
三方駅から敦賀駅の電車は、12:30です。JMLのスタンプをもらい三方駅に直行します。
お昼がまだでしたので敦賀駅で「焼き鯖寿司」を買いました。焼きサバの身が厚く、また、鯖の上には、トロロ昆布がのっていておいしいです。敦賀はトロロ昆布の産地だそうです。
若狭は「御食国」です。おいしいものが一杯ですね。
次の遠征は、6月初旬の北海道網走、北見です。また、おいしいものが食べたいですね。
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