
9/5(土) ふくおかウォーキング協会9月度の例会は、「那珂川沿いを歩く」です。
集合場所はJR南福岡駅。JR九州ウォーキングも9/19から再開ということで駅でパンフをいただきました。参加者39人。
那珂川というと、九州一の歓楽街「中州」をイメージしますが、福岡市早良区板屋の脊振山に源を発し、那珂川市と佐賀・吉野ヶ里町との県境を通り、五ヶ山ダムから北に流れを変え
南畑ダムを経由して那珂川市を南北に貫き、老司、警弥郷で福岡市内に入り、山陽新幹線の支線「博多南線」と平行する形で流れます。
福岡市内に入ると、桜並木や河畔公園が整備されており、途中、日佐江取水場、塩原取水場(番托堤)など福岡市の水がめとしても利用されています。河畔には博多温泉が湧いている所も
あります。河口では、博多川に分流して中州を形成します。
9:30スタート。
春日市に入ります。
那珂川河畔公園で休憩。ここから那珂川沿いに歩きます。
台風10号に備えでしょうか?窓ガラスを目張りしてます。今度の台風10号は、強力で九州の東シナ海沿いを通るそうです。
私もウォーキングが終わったら姉の家シャッター補修にお手伝いに行く予定です。
香蘭女子短大の折立交差点から新幹線博多南線沿いに歩きます。
高木公民館で休憩。この辺りは、マンションが立ち並んでいますが、一角には、田んぼがありました。
歩いていると、「番托堰復旧碑」と書かれた石碑が建っています。
番托井堰(ばんたくいぜき)の近くに井堰を作るのために活躍した豊田徳作の碑があります。豊田徳作は1713年に大庄屋に生まれました。昔の井堰は木でできていたので、
たくさん雨がふるたびに流されたりして、まわりの農家の人たちは困っていました。これを見た徳作は55歳の時に自分のお金を使って石で井堰を作ることを計画しましたが、
その時代は一般の人の土木工事が禁止されていたため、許可されず、何度も申請した徳作はついにとらえられてしまいました。しかし、それを聞いた当時の藩主黒田継高が
徳作を牢屋(ろうや)から出してやり、工事も始められたそうです。この功績をたたえられて碑が明治13年につくられました。また、豊田徳作のお墓は博多区の西林寺にまつられています。
その後番托井堰は、何回も改修工事が行われ今日に至っています。
毎年夏には、アサヒビール博多工場見学のウォーキングを行っていますが、今年は、残念ですが、コロナ禍で中止になっています。
博多駅近くの音羽交差点です。ここを左折した音羽公園がゴールです。12:08無事ゴールしました。
今日のGPSです。
台風が近づいているのですぐ家に帰りました。
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