井原山の「大狐の剃刀(オオキツネノカミソリ)」の花が見ごろということで7/28(金)行ってきました。
大狐の剃刀(オオキツネノカミソリ)は、ヒガンバナ科の多年草で高さ30センチメートルから50センチメートル程度に成長します。
名前は狐のような花の色と、カミソリのように細かい葉にちなんでつけられているそうです。花が咲く夏頃には葉が落ち、花と茎のみの状態となります。
井原山は、オオキツネノカミソリの九州最大の群生地として知られています。
AM6:30 水無鍾乳洞登山口に到着。登山準備をして、6:50ごろから登り始めました。井原山は、この時期アブなどの虫が多く、リュックの後ろには、
蚊取り線香をつけています。
この井原山は、佐賀県と福岡県にまたがる脊振山系にあり、高さは、脊振山(1055M)に次いで2番目の高さ(983M)です。
福岡県側は,断層地形で、福岡県側が切れ落ちているため、川には滝や渓谷が多く見られます。
この水無鍾乳洞の渓谷は、野河内~八町川~曲淵を通り室見川の源流です。
木々に囲まれているため、時々陽が射してきますが、早朝のこの時間でも暑く汗が噴き出てきます。
登り始めて約30分で水無鍾乳洞第2洞に到着。このあたりから大狐の剃刀の花が見え始めました。
木々の間から陽が射してきました。陽が射すと大狐の剃刀の花もきれいに見えます。
アンノ滝への分岐点です。アンノの滝を通って井原山山頂にも行けますが、少し遠回りになりますのでこのままの道を進みます。
ここから山頂までは、かなり急な登りです。木の根っこや岩を使って登ります。標示には、山頂まで30分と書いてますが、どのくらいかかるでしょうか?
標示から約50分かかって三瀬分岐点。
大きく茂った熊笹の間をかき分け9:00 井原山山頂に到着。天気のいい日でしたら井原山の山頂からは、360度見渡せますが、今日は曇っていて近くの山しか見ることができません。
30分ぐらい休憩して、今来た道を戻ります。山頂からは、雷山方面に少し行ってアノンの滝経由でも降りられますが、(こちらの方が楽)時間がかかります。
下りていくと霧が立ち込めていました。50mぐらい先は見えません。
汗が吹き出しましたので途中の沢で顔を洗います。水が冷たくて本当に気持ちがいいです。
11:15 登山口の水無鍾乳洞に到着。鍾乳洞の方に行くと奥から冷たい空気が出てきます。天然のクーラーですね。鍾乳洞の気温は、13度でした。
暑いので7時ごろから登り始めましたが、すぐ汗びっしょりになりました。飲み物も家内と2人でペットボトル4本とゼリー状の分を2個持っていきましたがほとんど空になりました。(途中沢の水も飲みました)
この井原山の大狐の剃刀は、西日本一の群生地です。
彼岸花の仲間ですので少々毒も持っています。ですから野生動物が来ません。
暑い夏の登山お疲れ様でした。沢歩きの写真などを見ると涼し気に見えますが、風の通らない樹林帯はやはり暑いですよね。オオキツネノカミソリの群生は見ごたえがありますね。素敵な写真を楽しませていただきました。有難うございました。
最近は、朝6時ごろから公園を散歩してラジオ体操をしています。昼間は、じっとエアコンの所から動かないようしています。
井原山の大狐の剃刀は4年ぶりに見てきました。
ついでに山頂まで行きました。木が茂っていて直射日光は当たらなかったのですが、やはり暑いです。汗が出てタオルは絞れるくらいでした。
今朝も元気なのは「セミ」だけのようです
やはり、真夏とはいえ、山頂や鍾乳洞は別世界ですね!北九州も平尾台に鍾乳洞がありますが、夏は並ぶくらいに人が多いそうですよ
花も勉強になりました 花の名前も色々と知っておけば歩く楽しみも増えますね
でも、早く涼しくならないかなぁ(笑)