上下巻とも読み終わりました。
最後は読み終わるのがもったいなく、もっと読んでいたいという気持ちになりました。第三部まで来ると、これは「私小説」なのだと。一気におばあちゃんとなり、少し唐突な感じがするのは否めませんが、これがないと終われないような気もします。亡くなって50年あとに蕗子の「秘めた事実(?)」がもたらされ、加代子と二人で記憶を手繰り寄せ、手紙を検証し、事実の「?」が消えて、さらに蕗子への思いが大きくなる、結びつきが強くなる。加代子との別れも経験し、明子は自分の行く末も考えるようになる。やはり、第三部は重要なのだわ。
『3年余のあいだ、「いる」というだけでお互いのなぐさめになることができたのだから』(本文より)
世間では女性の友情は…という向きもあるけれど、蕗子と明子、友情を超越している、なんて濃い関係なんでしょう。 恋愛関係にも近いような気がする。
_φ(・_・
犬寝にケンネルのルビ
新造語 ぱなし
もう「やりぱなし」では間に合わないのです。彼の手にふれたものは、全部「ぱなし!」になるのです。
私だけが彼のじゃまをすることを恐れ、彼は平気で自分のしたいことをしているんだろうと。
八面六臂(これはナマキズノタエタコトナシとルビを振る)
あのひとは、あのひとの生きてみたいと思ったように生き、そして死んでいった…自分と出会うまえにおこったことについて、あのひとは、自分に説明しようなどと思わなかったに違いない。そんなこと考えもしなかったのだと思われてくる。それでいいのだ。
淡淡
痰痰
眈眈
図書館で見つけました。次はこれを読みます。
膝のこと。
日記とは名ばかり週記にもなっちゃいない(^_^;)
2週間ぶりに、先月27日以来の16日ぶりかな、フィットネスシューズを履きました。 トレッドミルでウォーキング。35分で3.2km とまずまずのスピード。外を歩く時は4.5km/hくらいとのんびりペースです。 ちょうどシェイプエアロが始まるところだったので「やってみようか」と一瞬迷った。「トレッドミルよりエアロの方が楽しいよ〜」と悪魔の囁き。でもでも、やめておきました。 歩く動作のように前へ前へと進むのはなんともないけれど、横移動はとても不安だし、不安定。ケンケンのように片足に全体重かけるのも心配。深く曲げた時以外痛みはないけれど、もう少しエアロビクスは休んだほうがいいかも。今月いっぱい休み、復帰は来月からをメドに。
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