はるまのとりとめのない日記 (ほぼおやつ日記)

【とりとめのない】「特に重要ではない単なるおしゃべり」といった意味合い

半分終了

2008-06-30 | フツーの日記
6月も今日で終わり。


ということは、今年も半分が終わってしまう!


はやいなあ。

ついこの間、「明けましておめでとう。」なんて
挨拶してたような…
桜が満開なんて喜んでたのは、
つい昨日のことのように思えるのだが。

時の経つのをはやく感じるのは
若いのだったか?
いや、年をとると、はやく感じるのだったか…



とにかく、上半期終了。

後半も怪我なく、元気に行きましょう。



 *******************

6月度の 『がんばり』

  エアロビクス    1830分 30本(うち1本は90分)
  エアロバイク    28.9km  
  ランニング     79.6km
  ウォーキング     8.4km

*今日のランチ スープカレー

2008-06-28 | 食道楽


 スープカレー 『 心 』    


 骨付きチキンのスープカレー
  

 14種の野菜のスープカレー
 

ランチタイムのセットメニュー。

ミニサラダとヨーグルトドリンク (または烏龍茶) 付き。
ごはんは、玄米と白米、どちらかを選択できる。(私たちは玄米)
辛さも、『0』 の甘口から、(いくつまであるのかは聞かなかったけど)
大辛口まであるようだ。
『3』の中辛を注文したのだが、たしかに中辛だった。


実は、スープカレー、初体験。

さらっとしたインドカレーや、タイカレーのようなものなのかなあ、と
想像してた。 たしかに、さらっとしてる。
でも、インドカレーとは、ちょっと違う。

スプーンにごはんを乗せ、それをスープに浸して食べるのが
「正式な食べ方」 らしい。
ざるそばやつけ麺の食べ方に近い。

英国タイプのカレーを日本人向けにアレンジしたのが
いわゆるカレーライスなら、スープカレーは、インドカレーを
日本人好みにアレンジしたって感じかな。
奥行きのある味、それなのに、しつこくない。
けっこう好きかも。


*奇跡

2008-06-25 | ことば

今晩 (日付は26日)、ユーロ2008の準決勝、ドイツ VS トルコ。


ドイツ戦へ向けて、トルコのテリム監督のコメント。⇒ スポーツナビ


 私には壁に貼るシンプルなメッセージがある。
 『何も不可能なことはない』 だ。
 奇跡というものは時間がかかる。
 どんな人間でも奇跡を作り出せることができるが、
 私はそれを信じてはいない。アインシュタインは言った。
 『人生には2通りの生き方がある。1つは何も奇跡なんてないと
 思って生きること。もう1つは、すべてが奇跡だと思って生きることだ』 と。
 私は1つ目の考え方をする人間だ。
 最後の一秒まで敗北を受け入れず、戦い続ければ、
 おのずと勝利へのチャンスが自分たちに与えられるものだ。


起こり得ないことが起こるから、面白いんだよね。
ま、滅多に起きないけどね。


私は、2つ目の 『すべてが奇跡だと思って生きる』 の方かなあ。
だって、『不可能なこと』 って結構あるじゃーん。


*女のケジメ

2008-06-23 | 道楽・ランニング

一昨年の秋、荒川河川敷で開催された、ウルトラマラソン。
制限時間が10時間という、端っから完走はあり得ない100kmマラソンだった。
私にとってウルトラマラソン初挑戦の大会。


結果は、「雨が降ってきた」 という何とも軟弱な理由で、50kmでリタイア。
「どうせ、完走はできないのだから。」 なんて投げやりな気持ちもあったわけ。


それでも、翌週、翌々週の週末に、『 ひとりウルトラ (クォーター) 』 と称して
1日25km以上のロードラン、合計50km以上を走った。
3週にわたって、なんとか100kmを走破して、ケジメをつけた。

 2006年10月8日の日記

 2006年10月16日の日記


 3週かかって、やっと、100km “完走” しましたあ。

 ちょっとした“こだわり”? 意地か?
 50kmでリタイアしたことが、自分の中で、モヤモヤ してたから。
 とりあえず、(自分自身の) ケジメをつけました。
 完全な自己満足ですが、これで、次も頑張ろう と気持ちを
 切り替えられる・・・・


↑ こーんなこと書いてるよ~
カワイイ  じゃ、あーりませんか。
我ながら、「ひたむき」 「真面目」 と。 



で、今回の 78km リタイア のケジメは、どうつけるのか。



こうつけた!!

  


銀河高原ビールを
グビグビッと 飲み干してやったぞー



いいのか、それで


いいんだろう。

たぶん。

何しろシーズンオフだもんね。


*第4回いわて銀河100km チャレンジマラソン 分析と反省

2008-06-22 | 道楽・ランニング

明日のために。


ん? 



あしたは、どぉっちだぁ   by 矢吹ジョー





今回、新たに (あらためて) わかったこと


バナナを食べなくても、足は攣らない。

 今まで、「足が攣る」 = 「カリウム不足」 というのが頭にあり
 カリウム摂るには、「ぜーったいにバナナ!」 と思い込んでいた。
 今回も、バナナ、全く食べなかったわけじゃない。
 普通の人より食べてたかもしれない。(スタート前に2本食べてるからね~)
 しかし、去年の15本と比べたら、3分の1にも満たない量しか食べてない。
 それでも、攣らなかった。


やっぱり気力がものをいう

 ウルトラマラソンは体力もさることながら、最重要点は、気力。
 今年は、痛み・不具合箇所が全くなかったけど、走れなくなった。



反省点

長すぎたエイドでの休憩時間

 去年のタイムと今年のタイムを比較すると、レストステーション(66.5km)
 までは、ほとんど変わらない。同じような時間の使い方(歩の進め方)を
 してきたんだと思う。

 一番反省すべきは、レストステーションでの休み過ぎ。時間のかけ過ぎ。
 着替えをしてリフレッシュしたわけでもない。
 シューズを脱いでマッサージしたり、腰掛けて脚を休めたわけでもない。
 結局、おしゃべりしてただけ…かな。
 「15分弱の滞在だった」 と既出の記事に書いているが
 前後の65kmや70km地点のタイムから推測するに、
 レストステーションの滞在時間は、20分強だったようだ。

 いったい、何やってそんなに時間使うんだよ~?!

 って、だからー
 おしゃべりしてただけ。そんだけのこと。

 でも、どっちを取るか、なんだよね。
 休息たっぷり取ってると、関門時間に追われる。
 関門を気にして早々にエイドをあとにすれば、疲労が累積され
 もたないかもしれない。気持ちもリフレッシュされないし。

 こればっかりは、やってみなきゃわからん。

 ま、「エイドでの休息は、適度な時間にする。」
 これが、今回得た教訓。


諦めない気持ちの不足

 去年、 73.3km の関門は、制限時間に12,3分の余裕をもっての
 到着だった。そして、出発したのが、2,3分後の13時半。
 次の86.3kmの関門は、15時ぴったり。13km を1時間半で。
 去年の完走記に、「これは、きびしい。」 と書いている。

 今年は、73.3kmの関門が、ぎりぎり、13時40分着。
 でも、次の関門が10分繰り下げとなったので、やっぱり13km を
 1時間半で走るってことだった。

 73.3km地点を出発してすぐ、そのこと (去年と同じ条件だということ)
 が頭をよぎったけど、なにせ、関門でダッシュして余力がなかったのと、
 暑かったのもあって、気力がゼロ。

 「諦めちゃった」 のだ。これ以上、ムリって。
 その気持ちが、足を止めちゃったんだろうな。

 去年の完走記の 「関門のこと」 の項に、

  諦めちゃいけない、最後まで 

 と書いたのは、そう、この私。


 今思えば、あのとき、なぜ、この自分の言葉を思い出せなかったのか
 と不思議なのだが、今悔いても仕方がないことだ。

 でも、諦めないでムリしたら、具合が悪くなったり、怪我をしたり
 大きなトラブルに見舞われたかもしれない。
 多くの人に迷惑をかけることになっていたかもしれない。

 結局は、「私のしたこと」 は、正しいのだ。
 そう思うことにしよう。そう思える私はエライ! 



 つくづく、自分に甘いなあ。
 なんか、長生きしそうだわ、わたし。 

*第4回 いわて銀河100kmチャレンジマラソン

2008-06-20 | 道楽・ランニング
第4回 いわて銀河100kmチャレンジマラソン78kmリタイア顛末記
  


いわて銀河 ウルトラマラソン、今年も走りました。
残念ながら完走ならず。
78kmでのリタイアとなりました。

リタイアでも、充分頑張れたと、自己満足しております。
(自分に甘いもんで…


応援メール&お疲れ様メールを寄せてくださった皆様、
ありがとうございました。



   モブログ        
     
   *①       前日 / スタート
   *②       第7エイド 35.4kmまで
   *③       レストステーション 66.5kmまで
   *④       第3関門 73.3km地点
   *⑤       74km以降
   *⑥       リタイア 収容バスに乗る
   *⑦       ゴール会場にて / 翌日のお楽しみ
   備忘録      私のために 
   分析と反省   明日のために  

*第4回いわて銀河100km チャレンジマラソン 備忘録

2008-06-19 | 道楽・ランニング

    

私のために。

来年のために。 

   ・
   ・
   ・
   ・
   ・

ええっ やっぱり来年も~ 



タイム

 km    スプリット   備考      ラップ

- 5   33:19:18            ―
-10   35:50:61          1:09:10
-15   42:35:62  トイレ     1:51:45   
-20   31:25:58          2:23:11
-25   35:13:29          2:58:24
-30   36:58:43          3:35:23
-35   34:18:24          4:09:41
-40   38:12:18          4:47:53
-45   43:12:37  急坂     5:31:05
-50   43:23:18  急坂     6:14:29
-55   45:28:68  急坂     6:59:57
-60   40:31:83          7:40:29 
-65   41:16:21          8:21:46
-70   55:34:14 Rステーション 9:17:20
-75   42:58:19         10:00:18
-78   31:27:02         10:31:45

  ********************


@関門通過タイム

 関門地点           通過時間     制限時間

49.6km (第1関門)     約 6時間09分  7時間
66.5km (第2関門)     約 8時間36分  9時間
73.3km (第3関門)     約 9時間40分  9時間40分  



新幹線

往路  11:56 東京 はやて17号 
     13;42 仙台 やまびこ51号 
     14:32 北上着 

復路  15:29 北上
     16:2  仙台   
     18:09 東京着


ウェア・シューズ

既出写真の通り 

ナイキ5本指ソックス
黒の短パン+短スパッツ(ナイキのグレーテニス用)
手袋 すぐ外した。レストステーションで荷物の中へ。

念のため用意したウェア
・膝丈スパッツ
・半袖Tシャツ ナイキ 白×ピンク
・ブラトップ

シューズ
新旧2足のカタナレーサー2


レストステーションへ送った荷物

・着替え、ソックス、予備シューズ
・タオル
・日焼け止め
・マメ防止パット、絆創膏
・皮膚保護クリーム (プロテクトS1)
・ブドウ糖タブレット、アミノバイタルプロ補充分


ウェアポケットの中身

・携帯電話
・ミニタオル
・ブドウ糖タブレット、アミノバイタルプロ
・関門時間記載のメモ
・千円札入りジップロップ (ホテルフロントの貴重品預かり半券)
・リップクリーム


思いつくまま。
とりあえず、今日はここまで。


*第4回 いわて銀河100km チャレンジマラソン ⑦

2008-06-17 | 道楽・ランニング

■ゴール会場にて

完走できなくとも、記録証 (認定証) はいただける。
バスの中で書き込んでもらった、リタイアカードを見せて、
記録証と食券、スポーツドリンクをもらった。
 

そして、体育館の中に入り、アーリーエントリーの2000円キャッシュバック、
参加 T シャツをもらって、抽選コーナーへ。
去年は、米2kg、が当たったのだが、今年は、大会名入りストラップ。
荷物にならなくて、いいや。

そば、焼肉、焼きホタテ、飲み物で、人心地つく。
   


北上に戻り、居酒屋へ。
(K野さんにスタート地点まで車に乗せてもらい、そこからはイノさんの車。
お世話になりました。)

居酒屋「いろはにほへと」 

翌朝、撮った写真。ホテルのまん前だった。

盛岡経由で合流した すぅさん、イノさんのお友達の Rika さん、イノさん、
私の4人で、「お疲れさま~」 の乾杯。
生ビール1杯で、すっかり出来上がり、オネムモード

ダメージはほとんどなかったけど、やっぱり疲れてはいた。
ホテルに戻り、お風呂にお湯を張って… 
気付いたら、お湯はすっかり冷めてしまっていた。
お湯を止めてからの 「うたた寝」 でよかったよ~
出しっ放しだったら。。。。。。 大洪水!?


■翌日のお楽しみ

イノさんが、ホテル前までお迎え。 ありがと
Rika さん と3人で、マルカンデパートへと向かう。

一同、脇目も振らず食堂へ。
   サンプル並ぶショウウィンドウ
   
メニュー多いなあ。これ片側だけ。もう一方にもショウウィンドウがある。

噂のソフトクリーム
  これだっ!! 


あんこのワッフルも美味。(イノさんに分けてもらった)
  

「昭和の香り」 プンプンのデパートのお好み食堂。
  
正午近くには、昼食をとる人たちで、結構な混雑。
冷やし中華を食べてる人が多かったかな。

私たちは、場所を移してランチタイム。
「北上コロッケ」 なるものを食べようと向かったお店は、
改装中だったようで、閉まってたので予定変更。

イノさん と Rika さんのお友達のよしこ さんも加わり、
ホテルシティプラザ北上の和食のお店でランチとなった。

本日も晴天なり。レストランの窓から北上川が見える。
   

お野菜もたっぷり。品数も多くおなかいっぱーい。
 


イノさんの車で駅まで送っていただき、駅へ。
イノさん、Rika さんにお土産までいただいてしまった。ありがとう。

新幹線のホームに上がると、「はるまさん。」 と声をかけられる。
振り向くと、そこには、笑顔のすぅさんがいた。
お見送りに来てくれた~ 感激。そして、お土産、いただいた。
あーん、ありがとう。


車中、携帯で天気予報を見ると、東京は梅雨空らしい。


それにしても、長い長い3日間だったなあ。
東京が近づくにつれ、だんだんと現実に引き戻されていく。
この3日間は、ほんとに、非日常のキワミ。

つらくっても、なんだか楽しいウルトラマラソン。
あーだこーだ言っても、走るの嫌だ嫌だと言っても、
来年もエントリーしちゃいそう・・・・

けっきょく

   I will be back.     かな。


■番外編

ははは…  バカの一つ覚え。

    荒川市民マラソンの時と同じ表情、Vサイン。

  走ってる!!                    


*地震

2008-06-15 | フツーの日記

岩手・宮城で震度6強 M7.2、2人死亡100人超けが(産経新聞) - goo ニュース


昨日の朝、関東地方も揺れた。

テレビのテロップが、岩手・宮城を中心に、震度6強~震度5の揺れが
あったことを伝えている。
そして、時間を追うごとに、甚大な被害が出てることを知り、愕然とする。


地理に疎い私。

でも、岩手に行って走ったのは、つい先週のことだ。
聞き馴染んだ地名の数々が目に入る。
なにより、「北上」 は、スタート地点の運動公園があるし
お友達で、今回も一緒に走り、前日からお世話になったイノさんが住んでる。

こんなときは、連絡がとりにくくなってるのだろうと思いながらも
メールをしてしまう。
とりあえずは、無事を確認でき、ほっとする。


大会プログラムを引っ張り出し、コース地図を見る。
ボランティアの方々や関係者、地元のランナーの皆さんは無事だろうか。
と、思いを馳せるが、確認のしようもない…

いまだに余震が続くという。

どうか、これ以上の被害が出ませんように。

*第4回 いわて銀河100km チャレンジマラソン ⑥

2008-06-13 | 道楽・ランニング

■リタイア 収容バスに乗る

話をしながら歩いていた男性二人と日陰で収容車を待つ。
体力、気力を使い果たしたと思っていたが、不思議なもので
おしゃべりは出来る。「人恋しさ」 もあったに違いない。

男性二人のうちの一人は、サロマに行くんだって。(えっ、2週間後!?)
他にもウルトラマラソンを走ってるそうで、ここ、いわて銀河のコースは
「山岳コースに入ると思う。きついコースだよ。」 と言っていた。


さすがに山。
日陰は、爽やかで気持ちよい。

そうこうしてるうちに、収容バスを従え、「100km 最後尾車」 
と付けた乗用車がやって来た。
手を挙げてバスを止める。
(そんなことをしなくたって止まってくれるのにね)

3人でバスに乗り込む。

“先客” は、先ほどマメをかばって脚を傷めたと言っていた女性ひとり。
「お疲れ様。」 と私たち3人を迎えてくれた。

1番前の座席の陸協の女性が、ゼッケンナンバーをチェックして
「リタイアカード」 (?) にリタイアした距離と時間を書き込んで
それぞれに渡してくれる。


 あ~っ


 リタイア してしまった 。。。。。


73.3km の関門を出たときから、「走れない状態」 だったし、
「関門に間に合わない」  という事実も受け入れていた。


 リ タ イ ア

この4文字は、ウルトラマラソンにエントリーしたときから頭の中にあった。
それは去年も同じ。
100km といったら、フルマラソンの2.3倍の距離だ。
走り切れなくても恥じることはない、なーんて思ってた。

それでも、「完走」 を目指し、頑張れる自分を信じて、スタートした。
走ってる最中、きびしい坂道を走ってる(歩いてる) 時だって
73.3km の関門に間に合わないかもしれない時だって
「ここで、やめるって決めたらラクチンだよなあ。」 と考えつつ
なんとか、続けてきた。

そんな、これまでの踏ん張りも、ここで全ておしまい。

考えようによっては、リタイアは、リタイア でしかないのだ。
つらい上り坂の途中でやめても、「リタイア」。
73.3kmの関門にひっかかっても、「リタイア」。

「完走」 か 「リタイア」 

そのどっちかなんだよね。


でも、気落ちはしない。負け惜しみではない。
サバサバしてるとでも言おうか。
去年、完走した時と同じくらいの達成感はある。
… あ、達成感というのとは、ちょっと違うかも。
力を出し切ってしまったので、その爽快感かな。

普段、「オールアウト」 することを嫌う私。
燃え尽きることは、美しくないと思い込んでいる。
しかし、年に1回、「オールアウト」 を体験するのも悪くないかもしれない。


バスは、最後尾ランナー (ウォーカー?) に、ぴったり付く最後尾車の
後ろをゆっくり進む。
最後尾車は、時折、ランナーに声を掛ける。
たぶん 「大丈夫か?」 とか、「まだ続けるか?」 と聞いてるんだろう。
ランナーは、右手を上げ、大丈夫と言ってるようだ。

 

この時、80kmあたり。時計の針は、3時を指している。
86.6kmの関門は、3時10分。
6kmあまりの距離を10分で。これは不可能。
でも、100m でも先へという気持ちで、頑張ってるのだろう。
「あと10分、頑張れ!」


そして、3時10分

バスに、何人も乗ってくる。
私たちは、「お疲れさま~」 と拍手で迎える。

収容バスの中は、なかなか楽しい空間だった。
後半になると、近く (といっても離れているけど) を走ってるメンバーが
固定されてるから、顔なじみが多い。
あとからバスに乗って来た人に、「追い越されたとき好調そうだったのにぃ。」 
なんて声を掛けたりね。これもまた、いい経験ができたと思う。


そして、86.6km の関門到着。

去年と全く変わらないエイドの様子。
今年は、ここまで来れなかった… 
関門時間、10分繰り下げてもらったというのに…
ちょっとおセンチに。

関門突破ならなかった人、たくさんいる。
すぐにバスは満席に。
バスの運転手さんは、「圏外の地域を抜けたら次の車手配しますから
もう少しお待ちください。」 と謝っている。無線があるといいかもね。
今年はリタイアする人が多かったとも言っていた。


前夜祭で、イノさんの知り合いの方(50km出走の女性)に、
私設エイドを出すお友達がいることを聞いていた。
この、86.6km の関門を過ぎたあたりだ。
手を上げ、バスを止める女性。

「全員で何人乗ってらっしゃいますか?運転手さんも入れて。」

「41人かな。」

そんなやり取りの後、女性が、「足りる。これ皆さんで食べてください。」
と、ビニール袋を陸協の女性に手渡す。
あ、もしかして、前夜祭で聞いていた私設エイドのお菓子?
なんて名前のお菓子だったか…

わーい! うれしい。

収容バスは、遠足か社員旅行の観光バスに化す。
順繰りにお菓子の入ったパックを 「ひとつずつ取ってー」 と
後ろに回して行く。

 これこれ。このお菓子。
 
バスが揺れて、ピンボケ~

隣に座った女性に、「このお菓子、なんて言うの?昨日聞いたけど
忘れちゃった。」 と質問。
彼女、名前だけでなく、このお菓子には2種類あって
中にとろーり蜜(?)が入ってるものは、気取って食べてると
たらしてしまうので、一口でガバッと食べる。それで、なんとかって呼ぶ
など、丁寧に教えてくれた。地元のかたなのね。
(それでもお菓子の名前、覚えられなくて、翌日、イノさんに聞いちゃった)

 ・・・・で、メモしたつもりだったけど、なかった。
 なんて名前~??


ここからは、バスは快調にゴール地点の雫石総合運動公園へと向かう。
携帯も圏外地域を抜けたので、イノさんにメール送信。
バスの揺れが心地よい。すこしウトウト…


そして、バスにて、ゴール。


*第4回 いわて銀河100km チャレンジマラソン ⑤

2008-06-12 | 道楽・ランニング

■74km 以降

73.3kmの関門を飛び出したときは、限りなくウォークに近いが
一応走ってた。少なくとも、私の感覚では、「走ってた」。
関門を1分オーバーした男性も走ってる。背中を追う。
ところが、彼は、ぱたっと歩き始める。
仕方なく追い越すと、「怪我しない程度に頑張ってね。」 と
励ましてくれる。軽く手を上げ、「ハイ。」 と力なく応えた。

銀河高原ビールの入り口で、「頑張れば間に合うよ。」 と声をかけてくれた
男性が、「大丈夫だった?」 と尋ねてくる。
「ぎりぎりだったけど、間に合いましたぁ。ありがとうございました。」
と言いながら、「大丈夫だったから、走ってるんだよ~」 と
心の中で、小さくツッコム。
ダメだったら、収容車を待つ身だからね。

少し行くと左折。

そうそう、去年、雨だったにもかかわらず、この道を走ってるときは
日が照ってた。去年でさえ、「ちょっと暑い。」 と思ったのだった。

ここで、私の脚が止まる。

 「もう進めない…」 

二進も三進もいかない…

まだ息が弾んでるし…

関門を出てから、まだ500mていど、ここで止まったら
猛ダッシュで関門クリアした意味もなくなる、となんとか歩きに変えて
歩を進める。
すると、さっき歩き始め、私が追い越した男性が、走って追い越していった。
「復活したので走ります。」 と言いながら。
えーっ、復活したの~?!
「私は、もう、どうにもこうにもダメそうです。頑張ってくださいね。」 と
激励し、彼の背中を見送る。
なぜか、復活した彼を羨ましいとも思わない。
やーめた、やめた。どうせ、次の関門、間に合わないんだし。
思いっきり、ネガティブシンキングぅ


とぼとぼと歩く。

何人かは、走って、私を追い抜いていった。
でも、そんなランナーも、ウォーカーに変身してるのが遠くに見える。
走ったり、歩いたりを繰り返してる人ばかりだ。

イノさんに、リタイアを決め収容車が来るタイミングまで
歩いていることを伝えるメールを作成しながら歩く。
いざ、送信というときになって、圏外であることに気付いた。
山の中といっても、うっそうとした森の中じゃあるまいし…

でも、紛れもない、圏外…

こんな感じ。視界は開けてるでしょ?
 

 

青い空。ぽっかり浮かぶ白い雲。
のどかだなあ。
私、こんなところで何やってるんだろう?

去年は、関門クリア成るか否かの瀬戸際で一生懸命走ってたんだよなあ。
それに比べ、今年は何という体たらく…
涙が出そうになる。 が、ぐっと堪える。


普通の乗用車の収容車が後ろから近づき、私の横で止まる。

 「大丈夫ですか? 乗れますよ。2人乗れます。」

と声をかけてくれる。私、蛇行してたのかもしれない。
でも、歩きに変えてからは、それほどつらさを感じなくなっていたので
「もう少し歩いて進みます。」 と言って収容車を見送る。

先ほど追い越した女性は、マメができて、それを庇って
脚を傷めたようなので、そういう人が優先かな、とも思った。
今回、気力と体力は、すっかりエンプティ。
でも、どこかが痛かったり、攣ったりというトラブルはなかった。


後ろを見ると、男性二人、話しながら歩いてる。
立ち止まって、彼らが追いつくのを待ち、
「ひとりで歩くのつらいから、ご一緒していいですか?」 と尋ねる。
3人で歩きましょう、ということになったけど、男性の一人が
「ここで、収容車待ちませんか?」 と提案。日陰があったのだ。
そういう提案、ウェルカム状態だったので、3人で日陰で
おしゃべりしながら、収容車を待つことにした。


*第4回 いわて銀河100km チャレンジマラソン ④

2008-06-12 | 道楽・ランニング

■レストステーション(66.5km) にて

ここのエイド近くの直線で、大会役員の男性がゼッケンを見て
番号をアナウンスする。それを聞いたボランティアの中学生(?)が
預けた荷物を持ってきてくれる。
タイムロスを少なくしようという心遣いなんだろうな。


いろいろなアクシデントを想定して、ステーションに荷物を送った。
ニューシューズにインソールを入れてからの試し履きは、トレッドミルでの
1.6km のみだったので、念のため古いシューズも用意した。
ノースリーブのウェアで、脇が擦れて赤剥けになった経験があるので
半袖のウェアも入れておいた。
その他、日焼け止めやら、絆創膏やら、マメパッドやら…

でも、なんにも使わずに、着替えもなしで、荷物は戻した。

シューズを脱いでしまったら、もう二度と履きたくない! ってことに
なるだろうと、外のトイレを利用。


それなのに、このレストステーションに、15分近く滞在し、
ここまでに “蓄えた” タイムを食い尽くしてしまった。
いったい、何をしていたのか…



まず、到着して私がしたことは、給水・給食。

おにぎりと水で、人心地つくと、「豚汁は~?」 と聞かれたので
「トイレに行ったら戻ってくるね。」 と言って、いったんエイドから
離れた。実際、トイレを済ませてから、「豚汁くださーい。」 とエイドに戻った。
ボランティアのおばちゃんたちが、「オレンジ食べろ」 
「ロールパンも食べなよ。」 と至れり尽くせりのおもてなし。
どこのエイドも、サービス満点だけど、ここのエイドがピカイチかもしれない。

おしゃべりも弾む。

ゼッケン見て、「あらー、神奈川から来たの?遠いところよくきたねえ。」
と労ってくれる。ゼッケンの名前の横に記された年齢を見て
「年、書かなくたっていいのにねえ。イヤじゃない?」 と言う方がいた。
私が、なんて答えようと、言いよどんでいると、別のおばちゃんが
「別にいいよねえ。これから嫁に行くわけじゃなし(笑)」 と。
「うん、そうそう。今さらグラビアアイドルになろうって、年齢詐称する
必要もないからね~」 と私も大笑い。

ひとしきり、おしゃべり、大笑い、腹ごしらえ(相変わらずバナナはダメ)
を済ませると、「じゃ、頑張ってね。いってらっしゃい。」 と送られる。
私ったら、「うーん、もうちょっと (ここに) 居る。」 と出発を先送り。
走るのがイヤになってきて、なるべく長く休んでいたい気持ちの表れ。
「関門」 の二文字が、頭の片隅にちらちらと、あるにはあったけど
忘れてるフリをしてたんだな、たぶん。

それでも、さすがに休み過ぎを自覚して、いやいやながらも再スタート。
5歩くらい歩いたところで (エイドの隣) 、コーラの入った紙コップ発見。
ご丁寧に、「炭酸抜き」 と 「炭酸あり(氷入り)」 の2パターン。
「あー、コーラあったのー?!」 と言ったら、「飲んでって下さい。」
と言われ、また立ち止まる。「炭酸あり」 の方に手を伸ばすと
「走るときに炭酸飲んで大丈夫?」 なんて聞かれて、ここでも
ひとしきりおしゃべり。


■第3関門 73.3km 地点

本当にレストステーションを出発した時には、レストステーションの
関門時間近くになっていた。(13時ちょっと前=スタートから9時間弱)

ゆるゆると走りながら、考える。
この次の関門は、13時40分。(すっかり暗記)
距離は、ここから7km弱ではなかったか。
記憶では、50km過ぎの激坂ほどではないが、上り坂…

キロ6分で走ったとして、7km 42分かかる。。。。。


うぎゃー!!


これは… 相当頑張らなくてはキビシイ。

レストステーションで長居したことを悔いても後の祭り。
充分休んで英気を養ったと思えばいいのだけど、キロ6分近くの
スピードで走れるほどの充電はできていない。

去年もそうだったのだが、50km過ぎの激坂を経験しちゃうと
ここの坂は軽く感じる。50kmの部の人たちと合流してるので
そこそこの人数のランナー。
何人か追い抜いた。そんなテンポで歩を進めた。

70km 地点。関門時間まで残すところ22分。距離は3.3km。
脳みそ溶けかかってる頭で、また計算。
キロ6分で、3kmを走ると18分かかる。
うーん、22分で3.3kmって、どのくらい? 6分半で間に合うのかな。
結局、暗算できず。

このあたりで、 の囁き。
「73.3km で関門アウトしたら、収容車に乗れるぞ~」

あぁ、それは、グッドアイデア 
なーんて思うけど、関門が近づくにつれ、「もしかしたら間に合うかも。」 
というタイミングであることに気付く。

関門(エイド)が設置されてる、銀河高原ビールの入り口に立つ
大会役員と思われる男性が、「あと2分弱。頑張れば行けるよ!」 と
声をかけてくれた。
しかーし、去年の記憶では、銀河高原ビールの中を
ぐるっと回ったような…
2分で回れる距離だったかな? その辺の記憶は定かでない。

中のお庭では、マラソンと全く無関係の観光客が、バーベキュー。
横目で、それを見ながら、スピードを上げる。
最後のカーブを曲がると、見えた! 関門(エイド)だっ!
余裕がないのに、時計に眼をやる。あと5秒。
100m走のごとき、猛ダッシュ

迎えてくれた男性役員は、「オッケー、オッケーだよ。」 と関門クリアを
知らせてくれた。時計を見ると、5秒オーバーしていた。

膝に手を置き、上体を折り曲げ、はあはあ、息を整えていると
もう一人男性ランナーが飛び込んできた。
ここまでOK 彼のタイムは、1分オーバー。
なーんだ、私、もうちょっと遅くても大丈夫だったんじゃないの。

吐きそうだった。ここのエイドでは、何も食べられない。
スポーツドリンクを飲んだだけ。

私の後に入った男性は、このエイドを、すぐに飛び出した。
長居無用。私も後を追う。


*第4回 いわて銀河100km チャレンジマラソン ③

2008-06-11 | 道楽・ランニング
■第1関門 49.6km まで

30km も過ぎると、歩いている人もチラホラ。
「暑くなりましたね~」 と声をかけて追い越す。

かがんでいる人もいる。
そんな人を追い越すときは、「大丈夫ですか? 脚ですか?」 と
声をかける。こんな暑い日、気持ち悪くてかがんでいる可能性もあるからね。
「あ、脚です。攣っちゃって。」 という人が多かった。


40km過ぎのエイドで一緒になった男性に
「あれ? ペアルックの人、一緒じゃないの?」 と聞かれる。
「ペアルック」 って死語ちゃうの?
ペアルックの人、もちろん、イノさんのこと。
私も、イノさん、15kmあたりで止めたいと言ってから、どうしたかなあ、
と気になってはいたのだ。
「うーん、ちょっと調子悪いみたいで、もしかしたらリタイアしたかもしれない。」
と答えながら、ほんとに止めちゃっただろうか… と。


この辺のエイドから、一緒になるメンバーが固定されてきて、
エイドのボランティアの人だけでなく、ランナーとも交流が始まる。
でも、たいていのランナーは、私より遅れてエイドに入ってきて
私より先に出発してしまう。
もう、すでに、「エイドで長居」 始まっていたわけだ。


去年、運動会で校庭が賑わっていた 前田小学校 (でいいのかな?) 。
今年は、シーンと静まり返っている。
校門近くに、真新しい尊徳像。ごく最近、新調したみたい。
1番下の台座が古いまま。
 

こういう場合、お払い箱になった金次郎さんの行く末は?
そんなことを考えながら走ってた。 (ヒマだったってこと)

このあたりから、孤独な道行きとなる。
しかも、だらだら上り坂。
身体がふわふわとして、眠気にも襲われる。
気のせいか、蛇行してるような気もする。
脳貧血? 酸素がうまく回ってないような…
うー、このあとの激坂を考えると、精神的にも眩暈がしそう。


豊沢ダム (豊沢湖)
     

     

去年は、このあたりを走行中、連れがあったんだよね。
年配の男性が話しかけてくれて、ずいぶん気が紛れたんだった。

このまま行けば、第1関門はクリアできそう。
歩いたり、走ったり。のんびり一人旅を決め込む。


第1関門到着、10時10分頃=スタート後 6時間10分くらい (だったと思う)。
50分程度の貯金あり。
この貯金を食いつぶすことになろうとは…



■レストステーション 66.5km まで

上り坂…
しかも暑い…
日差しも強い…

そして孤独…

 

前にも後にも、誰の姿も見えないと、「私、コースアウトしたのでは?」
と不安になってくる。いや、それらしき分かれ道はなかったはず。

ちょっと携帯カメラを構え、立ち止まる。
ああ、よかった。男性ランナーがやって来た。


去年は、寒くて、暗くて、長くて、泣きそうになったトンネル。
今年は、天国のようだった。
天然クーラー? 1785m 気持ちよく走れた。
トンネルに入ってすぐ、「あれれ?こんなに真っ暗だった?」 と
びっくりしたけど、なんのことはない、サングラスを外し忘れただけだった。

1785m 「もう終わっちゃうの?」 と物足りないくらい。

 Viva ! Tunnel !  てなもんである。


トンネルを出てすぐのエイドでくつろいでいると、収容バスの車窓から、
「はるまさん!」 との声。 「あー!イノさん。」 
どこまでがんばったんだろう。
聞くと、44km過ぎで第1関門の制限時間7時間を迎え、バスに乗ったらしい。
ふー、よかった。15kmで止めなかったんだね。
もう止めたいといってから、30kmもがんばったんだね。えらいぞ!!



トンネルが終わると、激しい上り坂もオシマイ。
下り坂が始まる。



しかし…
暑い、なんといっても暑い。

「かぶり水」 初体験。
これまで、マラソン大会では暑くてもスポンジで首筋を濡らす程度で
水をかぶる (浴びる) なんてしたことがなかった。

大きなポリバケツに水道水がはってある。
大きなひしゃくで、まず両腕に掛ける。脚にも掛けたいところだが
シューズが濡れるのはキライなので、やめておく。
今回は、長い髪が、襟足の日よけの役目を果たしてる。
その髪の毛にも水を掛ける。背中にも水を浴びせる。
おー、冷たくて気持ちいい。
走り始めると、風を受け、気化熱で涼しい 
でも、髪の毛もウェアもすぐ乾いちゃう。

再び、あぢ~

日焼け止めは、すっかり流れてる。あーあ、またシミが増える~


なぜか、この辺から、ぱったりと写真を撮ることをしなくなった。
なんでかなー?

好調とは程遠いけど、歩くことなく、レストステーションまで。
レストステーション到着、12時40分頃=スタート後8時間40分くらい
20分の貯金。

*第4回 いわて銀河100km チャレンジマラソン ②

2008-06-11 | 道楽・ランニング


■第4エイド 21.2km まで

イノさんとおしゃべりしながら走る。
最初のエイドの少し前に、大阪の男性も加わり、おしゃべりラン。
全国津々浦々のウルトラを走破してるらしい。
物好きだね~ と内心思ったけど、第三者から見れば、私も充分、「物好き」 
だろうと、(心の中で)苦笑。

最初のエイド。
なぜかトイレが混んでる。イノさんは並んだが、私は次のエイドで、
トイレに行くことにして、イノさんを置き去りに。

14.7km のエイド
うっ、遠くから見えるトイレは1つ。でも並んでる人はいない。
ここで行っとこう。
仮説トイレ、ガタガタ不安定で、怖かった。

おにぎりやらバナナを食べてると、ブルーのランドレのイノさん発見!
  

イノさんは、「待っててくれたの~?」 と言いながら、エイドに入ってくる。
  

「ううん。トイレで時間とったんだよ~。」 と大声で返すと
エイドのおじさんに、「そういう時は、『待ってたんだ』 って言っとくんだよ。」
と言われる。 「そっかー、待ってたんだよ~。」 と言い直したら
おじさん、「もう遅い(笑)」 だって。


ここで、イノさんのとんでもない発言が飛び出す。

 「私、もうやめたい…」 

えっ? まだ15km 手前だよー!?
どこか傷めたのかと思ったら、そうでもないみたい。
なんか、あんまり激励しても、負担になるかと思って、「うーん…」 と
唸っただけで、「先に行くね。」 と走り始めた。

あとからイノさん本人から聞いた話。
応援の知り合いの女性に励まされて、15kmでのリタイアは
思いとどまったんだって。 ヨカッタ。


次のエイドは、21.2 km なので、15~20km 間の 5km は休憩なし。
この5km、31分半で走ってた。今思えば、速すぎだったなと。
7分/km 程度で刻んでいくべきだった。


去年、ボランティアの おじちゃんと握手したり、冗談言ったりして
触れ合った21.2km のエイド。そのおじちゃんは、今年も元気だった。
そして、去年と全く同じ位置に立っていて、全く同じやり取りをした。
飴を2個差し出して、「これ持ってきな。」 との言葉まで一緒。

なんかおかしくなってきて、笑いながら、「いやん、去年も、おとーさんに
元気もらったよ。飴ももらったし。いいなあ。」 と言うと、
「岩手はいいとこだろ?」 っておじちゃん。
「うん、老後は移住すっかなー」 と私。
「老後なんて言ってねえで、今すぐ来い。」 とおじちゃん。
「とりあえず、また来年、走りにくるわ。」 と言うと、別のオジサンが
「来年、このおっちゃん、死んじゃってるかもしんねえよ。」 と冗談とばす。
一同、爆笑。



■第7エイド 35.4km まで

これは、どこの橋でしょう。たぶん30km あたりだったかな。
 
この天気は、どうみても観光日和。走るには適さない。
20km を過ぎたあたりから、気温はグングン上昇。
すでに、バテバテ。

1本を3分の1にカットしたバナナ、2個ずつ摂るようにしてたが
“得意” なはずのバナナが入らなくなる。
29.4km 以降 のエイドでは、無理やり1個を口にして
あとは、塩をつけたおにぎりを水で流し込む。
走ってるときに、チャプチャプしてたくらい水を飲んでしまった。
それもバテル要因だったかな。


なめとこラインを控えたエイド 35.4km 地点
 
ここでは、DVD用かな? 撮影クルーが。

おばちゃんたちとおしゃべりして、飲んだり食べたりのところも
撮ってたけど、どうだろう、使われるかな?

去年は、「怖いもの知らず」 だったけど、今年は知っている。
このあと、だらだらと続く上り坂。そのあとの激坂&長いトンネルも。