ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

ハーブの力で

2012年01月19日 | ごはんよもやま話

今日は久しぶりに朝からダウン。

このところ、立て続けに出かけてたくさんの人に会ったからかなあ。いや、昨日の疲れかも。

昨日は今年2回目の着物でお出かけ。冷え込みはそんなでもなかったし、わりと快適に一日を過ごしたのですが、都内に向かったら事故でダイヤが狂ってて、東京駅で長い列に混じって乗り換えの羽目に。人生いろいろです。

まあ、そういうわけで、今日は午前中ダウンして寝てしまってました。

 

 

午後からこれではいけないと、自分のためにパスタを茹でて作る。それと三年番茶でずいぶん回復。

今の自分にはハーブかもと、まずアロマディフューザーにエッセンシャルオイルをぼとぼとと入れて部屋の香りをよくしよう。

ニールズヤードの福袋に入ってたマンダリンをセットしてみたけど、ちょっと物足らず、いつものティートゥリーとユーカリも入れてみる。うん、やっぱ、このほうがいいな。少し減ってからラベンダーも入れよう。

 

それから。

お湯を沸かして、ハーブティーを入れよう。

私は小さいこんなビンに好きなのを買って来て入れかえて、気分で調合?して入れるのが好きです。

 

 

今日は、カモミールとレモンバーム、ローズヒップ、ハイビスカス、マリーゴールドと、まあ定番な感じ。それにマローブルーを入れたけど、ちょっと他のに負けちゃったなあ。

 

 

 できたできた。

 

このハーブティーのポットは、もう10年くらい前に、那須のハーブ園でそこのおっちゃんにすすめられて買ったもの。いれやすくて重宝してるんだけど、最近は某ファミレスのドリンクバーのところに酷似したものが置いてあって・・・。

家でこうして使いながら、どうも気分が下がるので、新しいのを買おうかと思案中。

 

カップは写真のために、こっそり娘のかわいいのを借りました。ハーブティーの色でわからないけど、下の方にはかわいいリスやウサギ、クマたちがいる、アフタヌーンティーのなのです。

昔お誕生日祝いにもらったこのカップ、娘は割らないように大切にしています。

なのにごめんね。撮ってすぐマグカップに入れ替えて飲んでる私も私だなあ。

 

あー、ホッとする。お気に入りのキースジャレットを聴きながら、こんな贅沢な時間のありがたさをかみしめた午後でした。

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ほっとするごはん

2012年01月10日 | ごはんよもやま話

今日からやっとみんな学校が始まり、ひとりの時間ができました。

主婦にとっては今日から冬休みみたいなもの。

でも、新年だから冬休みってのも変かな。とにかく、お正月も休みもゆっくりできないのは私だけではないのではないでしょうか。

 

やっほー。待ち望んだこの日。

やっと自分のペースで一日が過ごせるぞ。

でも、休み明けはいろいろやらねばならないことばかり。掃除、洗濯、片付け、洗濯・・・そうしているうちに午前中が終わってしまいました。

 

 

とりあえずお昼を食べよう・・・。でも何が食べたい?

・・・うーん、「ごはん」。

いつもの普通のお昼が食べたい。

それって私にとっては残り物オンパレードのごはんなのよね(^^;)。

 

 

今日は幸いながら、残りもんが大量にあります。

おせちの残りでしょ、お弁当でしょ、朝のおかずの残りでしょ。

 

ということで、KEYUKAで買ったいつもの木のトレーにあれこれのせて、はい、いただきます♪

 

画像ないですけど・・・

・雑穀ごはん

・黒豆

・鈍刀煮(?って? これはそのうちあらためて書きますね)

・すぐきのお漬けもん

・お弁当と朝のおかずの残りもん

 

あ~、すぐきと鈍刀煮だけでごはん進む進む。何杯でも食べられそうやわ・・・。どうもお正月で胃袋が大きくなってる気がする。やばいやばい。

 

残り物のお昼の話は実は今子どもたちの前では御法度なのです。

前にもこんな感じで食べてたら、早く帰ってきて目撃され、「お母さん、それ、情けない。ちょこちょこ食べて。そんなことしてるから痩せてるんだよ!!」なんて怒られてしまったことがあって。

うーん、私にとってはワンプレートランチみたいな気分だったんだけど、お皿にのってるのが残り物というところが事情通の子どもたちには情けなく写ったらしい。

でもね、家にこもって時々こういうお昼を食べるとほっとするんだなあ。なんでかなあ。貧乏性なだけやろか・・・。

 

 

さて、午後もがんばるためにひと息入れよう。

でも、そのひと息もなんだか気楽なのがいいな。

  

 

この前のタリーズの福袋のコーヒー入れて、これまた福袋の龍のマグカップで新年を祝う気持ちで。甘いもんはおみやげにいただいた仙台の三色最中。これおいしいのよね♪

お茶点ててとか緑茶煎れて・・・とかじゃなく、あえてのコーヒー。

今日はこういうのが合っている。

 

 

さて、本日6回目の洗濯を回して、午後も頑張ります♪

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おしるこ会

2011年12月30日 | ごはんよもやま話

今年ももう残りわずかとなりました。やり残したことの多さに呆然としながら、掃除や片付けにいそしんでいる私です。

もう帰省の途についている方もいらっしゃいますよね。

私も年末年始と関西に帰省していたときもありましたが、子どもたちが大きくなってくるとそれもままならなくなって。ましてもう私の実家はないし。今年もそういうわけで年越しぎりぎりまで大掃除とおせちづくりでバタバタだなあ。

 

年が変わる前に書いておきたかったことは、結局大量に新年持ち越しになりそうです。今からどうしたって書ききれないし。

それでも言葉にしておきたいこと、ブログに書かせてくださいって言って写真を撮らせてもらったものなどは、少し間抜けですけどまた年明けに楽しんで書きたいと思います。日記のブログじゃなくて、日常にまつわる物語だと思って書いてるからいいかなー、なんて思ってます。

 

 

で、今日は最近「〇〇会」というのが多かったので、食にまつわる「〇〇会」のことを書いてみたいなと思っています。

「おしるこ」って、私は文字通り「汁粉」だと思ってたから、ずっと「懐中しるこ」のようなものを想像していました。

でも、関東ではお餅の入った、関西でいわゆる「ぜんざい」を「おしるこ」と呼ぶのだと、そう知り、もうそれから数年が経っていますがなかなか慣れることができません。

外では「おしるこ」って呼んでますが、家の中では「おぜんざい」です。

 

 

毎年子どもの部活で年明けに「おしるこ会」というのをやっています。新年新たな気持ちで頑張ってもらいたいという親の気持ちをこめた会です。

もともとは道場に飾ったお餅をどうしましょう・・・っていうことから始まったのですが、今は行事として定着。

うちの子どもたちはみんな同じ部活に入っているので、なぜか私は毎年この会でおしるこ担当になっていて、今年も「おしるこ料理長」として任命されました。

 

なんていっても、小豆煮ていくわけでもなし。出来合いのつぶあんを溶いて、お餅を入れてやわらかくなったら、はい出来上がり!!なんですから。それに毎年やってるし・・・なんてちょっとナメてたわけです。

 

ところが、今年は急遽年末にやることになり、送別会も兼ねていたので、先生・親子合わせて60名近くの参加者が。60人分のおしるこ・・・これはなかなか大仕事。

だけど、そこは今年何度か経験した大量ランチの経験を生かして、60を3か4つに分けて、お鍋ごとに容量を確認してやれば難しくないよ、なんてタカをくくっていたのですが。

いやー、大変なことになりました。

 

 

袋入りのつぶあんは以前のこの会用に買ったことのある同じお店で購入。しかし、前とメーカーが変わってる。まあそれほど違いはないだろう・・・と60人分計算して購入。

さていざお鍋を火にかけお湯で溶いていくと・・・むむむ、何だか薄いぞ。それにこれってつぶあん?粒なんか全然ないやん。皮がぷかぷか浮いてる感じ。

うーん、材料節約かしら。これって開けてみないとわからなかったしなあ。そういえば甘さ控えめなのか、味まで薄い。

 

 

そこで取り出したのは、家から持ってきた「シママース」。塩を入れると味が締まって甘味も感じられるようになるからいつも入れます。うん、少しマシになったんじゃない。

でもまだだめ。そこで今度は洗双糖。11月の「つづき・ひとの『わ』ランチ」のときに、大地を守る会から提供してもらったお砂糖の残りを持ってきました。

未精製だからミネラル分がたっぷり入っていて、甘ったるくなく、調理しているうちにコクのある甘さに変わります。

結構たくさん入れて、塩も何度かついで、ようやくそれっぽくなったので、お餅を投入。煮ているうちにとろみがついて、いい感じに近づいてきました。でも、やっぱり皮ばかりの小豆が気になるし。

家に帰れば煮て保存してる小豆があるけど、少し時間が経ってるしなー、あれを使って人様にお出しするのは・・・。

仕方なく、小豆缶を買いに走ってもらって・・・こちらは濃厚なタイプだったので、入れた途端にあららいい感じ。試行錯誤ののち、何とかおいしいおぜんざい、もといおしるこが出来上がりました。

 

おかわりもたくさん出て、好評だったし、あー、よかった。たかがおしるこだなんて油断してたのが間違いだった。やっぱり量が多いのって予想通りにはいかないですね。

 

 

さて、お鍋に残ってる分をどうするか・・・。もったいないのでジップロックに入れてもらって持ち帰ったのですが、漏れるといけないと気を利かしてくれた方がお汁を全部捨てちゃったみたいで・・・いただいたのは柔らかくなったお餅とそこにはりついた小豆・・・。

うーん、いい感じの味に仕上がってたのになー。でも、もったいないから・・・と今度は失敗ないように小豆缶を買ってきました。

お鍋に全部入れてコトコト煮て・・・もちろん洗双糖とシママースも使って調味して。おー、すぐできた。

 

お餅はかなり煮溶けちゃって、ほら、下にもぐって見えないくらいだし、かなりとろみがついちゃってるけど、これはこれでおいしい。ちょっと昔京都で食べた梅園の粟ぜんざいを思い出す感じ。

翌日のおやつになりました。

 

 

これからお正月。お雑煮のお餅が残ったら、小豆を買っておしるこ、いいですね。その時は袋入りなら粒の残り具合に注意、缶は失敗なくできました。

そして、未精製のお塩と砂糖、ぜひ使ってみてください。

お鍋と格闘しながら他のお母さんと調味料談義になったのですが、砂糖が特に不思議だったようで、「これはなんですか」「三温糖ですか」って。

もともとの製法の違いをお話しながら、ついついママスハウスの「おうちごはん」のクラスのように、塩、砂糖、それから「味の母」のことまで語ってしまい、つい熱くなって・・・。

でも、この熱さにほだされてか、この日終わってから早速「味の母」を買いに行った方もおられたみたいで。

やっぱり「いいなあ」と思っていることをシェアする・・・って大事だなあなんて思ったできごとでした。

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今年のクリスマスは

2011年12月26日 | ごはんよもやま話

 

今年のクリスマスはみなさま、いかがお過ごしでしたか?

我が家は今年は夫がなぜか「チキンはケンタッキーで買ってもいいよ」と何度も言うのでお任せしました。多分深い理由はなかっただろうなー。単に「買いたい買いたい」って思っただけだろうなー。

確か去年も買いたいって言って店舗に行ったら全然買えなくて、あ、だから、きっと今年は予約して買いたかったんじゃないだろうか。まあ、それでネット予約してくれてました。

 

そしたら私はスープとマリネとか作ろっと思ってたら、「スープは缶詰のコンソメでいい。サラダはレタスときゅうりにマヨネーズかけて食べられたらそれでいい」と。

え、それでいいんですか。

そりゃあ楽でいいけど、なんというか罪悪感というか、物足りない感というか、うーん、やっぱりむらむらと何か作りたくなってしまって。

夫の思いやり・・・かなとも思うけど、きっと「台所に立ってないで、掃除しなさい!!」というメッセージだったと思います(^^;)。

 

 

どうしよー。それでいいんだったら手抜きでいくか・・・と買い物に行き、・・・やはりちょこっと買っちゃいました。

スープは缶詰かマギーブイヨンでいい・・・って言われたけど、ブイヨン・・・長いこと買ってないし、買って余った分、きっとそのあと使い切れないし。

夫は実はジャンクフード好きなのだ。だから、ケンタッキーにコンソメでルンルンしてます。

でも、それに全部乗るのは悔しいし、第一子どもが許してくれないだろう・・・。

で、できたのが上の写真でございます。

 


スープは、「鳥肉と野菜のスープ」。ふふ、もちろん昆布使ってますよ。

 

 

サラダは夫のリクエスト、「レタスときゅうりとプチトマト切っただけ」と、「真鯛のカルパッチョ風サラダ」。

簡単だけど、ほら、これでいい感じ。

 

予約注文のチキンは、おー、「プレミアムディナーセレクト」っていうセットで、チキンは普通のより豪華な「五穀味鶏ローストレッグ」、それにレバーペーストとXmas石窯パン、がついてる。かなりな豪華版。

それに加えて、ポテト、ビスケット、オリジナルチキンまで買ってきてた。うーん、これだけ全部食べられるんだろうか。

 

「レジオン」のフルートも買ってきました。

これに蔵王のクリームチーズ、ケンタッキーのレバーペーストものせて食べたらおいしいはず。

 

スパークリングワインと、子どもはアップルタイザーで、乾杯!!

 

うーん、なかなか豪華です。

「プレミアムディナーセレクト」は、チキンはハーブがきいてて想像とちがう味。おいしいけど、普通の照り焼きがいいとか、小声でいうのは誰・・・?(^^;)

レバーペーストはちょっと甘めです。いかにもレバーできついかも・・・と、クリームチーズばかりが減ってます。

石窯パンはとってもおいしい。これにまたクリームチーズが合うのよね(^^;)。

 

問題のスープは「旨い!!」と大好評。ヘヘン。やったー!!

 

おなかいっぱいになって、ビスケットその他は余って、翌日のお昼ごはんにしよう・・・ということになりました。それはそれで私は助かっちゃった。そらそうよ、そんなたくさん食べられないって。

 

それでも、ケーキはベツバラ。ひと息置いて片付けもしちゃってから、紅茶と一緒にいただきました。

 「レジオン」で買ってきました。

今年は予定がわからなかったから予約していなくて、ホールケーキは買えず。ひとりひとり違うのにしてみたけど、選ぶのもまた楽しい。

うーん、おいしい。ちょっとさ、少し交換しようよって、子どもにいただいちゃいました。

 

でも、確かうちって5人家族。そう、一人いません。子どもたちも大きくなってくると、こうして揃わなくなってきました。

 

 

楽しいクリスマスの夜。

そして気がつけば今年もあと少し。

まずいまずいまずい・・・。掃除片付け、年賀状・・・。全然終わってないやん。・・・とブログもおやすみしてたけど、それでも全然進んでないやん。「書きます」っていって撮らせてもらった写真もたくさん眠ったまんま・・・。

と、焦って迎えた今日、月曜日です。

年末進行の合間に可能な限り、記事も書きたいと思います。

で、まだクリスマスネタ。続きます(^^)。

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やさしい味 やさしいきもち

2011年12月06日 | ごはんよもやま話

このごろ、「やさしい味」ということについて考えています。

ときどき、私の作ったごはんを「やさしい味ね」って言っていただくことがあります。

なんてうれしいんだろう、また次、心をこめて作ろう・・・そう思います。

それはきっと、調味料のおかげもあると思うの。薄味ね、風味がいいね・・・とかって言っていただくので。

お塩を変えるだけでも、お料理は格段に変わります。高くなくていいの。なめてみて、とげとげしくないお塩。気に入ったそれをひとつ持っておくと、絶対にいい。

もちろん、にがりを含んだ自然塩。私はシママース。

高いお塩は私には逆に手に負えない、そんな感じがします。

 

でも、きっと調味料のおかげだけではないんじゃないかなともちろん思っていて、最近私がいただいた「やさしい味」のお料理の話を少し聞いてください。

 

 

それは、もう数週間も前になる、「つづき・ひとの『わ』ランチ」の日のこと。

終わってホッとして、ヨレヨレで帰ってきてたどりついた我が家。家に入ると何だかいいにおいがしました。和風のおだしのにおい。ん?なんで?

テーブルを見ると、うどんのお鉢があって、中にお汁が。

誰だろう?・・・って、今日は中2の息子しかいないはず。

たまたまお弁当なしの日で家でお昼を食べるというから、前日の残りのクリームシチューか何かとパンを置いていたはず。でも、手つかずで残ってる。

むむむ。もしや作ったんだろうか・・・。

 

ふと、台所を見ると、上の写真の、ガラスの容器に昆布が一枚入ったものが置いてありました。そして、お鍋にはかつおぶしと煮干しが一匹。

・・・きっと、そうだ。

 

しばらくしたら遊びに行っていた息子が帰ってきたので聞きました。すると、「あー、冷凍庫見たらうどんがあったし、食べたくなって作った」とのこと。

やっぱり・・・。

だしの取り方はネットで探してやってみたそうです。そして、しょうゆ、みりん、お酒、塩。具は・・・「切ったねぎとかなかったからナシで」。まったくの素うどん。

 

 

この子は小さい時から作りたくなるとすぐ調べて作るの。ピザ、パン、手打ちうどん、それからなんだっけ。たぶん、工作の感覚。だから、まあこの日のことも不思議じゃないのだけど、この昆布を見て、思わずうるうる。

きっと、私が昆布をこの上もなく大切に思っているのをわかってるからだろうなあと思って。

そして、このお鉢に残ったおだし、少し飲んでみたら、とてもやさしい味をしていたのです。

心身ともに疲れきっていた私のからだとこころにそれは染み込んでいきました。

 

きっと彼はただ食べたかったから、作ってみただけだと思うのです。そして、とても楽しかったと思うのです。

ただそれだけのことだけど、このうどんだしの味は今でも私の記憶に残っています。

うるうるしてたら、息子はけげんそうな、照れたような顔をしてました。

 

 

この日のことが面白かったのか、それから今日までの間に2回、また作っていました。この前は煮干しが見つからないまま作って、「何か物足りない」と言って、冷凍していた鳥肉を解凍してそぎ切りにしていれ、卵でとじてゴージャスなうどん!!

昨日はまたただの素うどん。ねぎは入れていましたが。

 食べる前に慌ててパチリ。

 

やさしい味は出そうと思っても出せません。きっと自然に生まれるもの。子どもほどきっと純粋にそんなことができるのではないかしら。

私にはなかなかむずかしい。でもせめて、ここというときは心をこめてやさしい気持ちで作ってみようと思います。

 

なんて、打っていたら、件の息子が帰ってきて、「おやつは?」たらなんだらうるさくって仕方ない。あー、さっきまで愛おしくてならなかったのに(^^;)

あー、今夜の晩ごはん、やさしい気持ちで作れるかしら(**)

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「宮城を応援!!」

2011年11月25日 | ごはんよもやま話

先日月曜日、「産前産後の集い」の帰りのこと。

よく行く某百貨店の食料品売り場でお買い物。ここは月曜市をやっていて、100円均一でいろいろ買える。

この日はお魚も100円のがあって、見ると銀鮭の切り身が一枚100円(正しくは105円 ^^;)。

ここの魚売り場には鮭専門コーナーがあって、カマ部分とか、紅鮭、銀鮭など価格もいろいろで買えて結構おいしいの。

おっちゃんは物静かな感じなんだけど、私は対面販売が好きなので、ついつい話しかけてしまい、そうするとおっちゃんも思いのほかしゃべってくれる。

大体3枚パックなので「5枚ほしいんだけどなあ」とかいうと、詰め替えて計算もしてくれたりもします(^^)

前なんて、「ちょっと待ってて」とか言って奥に消えたかと思うと全然帰ってこないしなんでかなあ・・・と少しイライラしてると、「こっちの方がおいしいから」なんていって、凍ったままのでっかい鮭を抱えて帰ってきて、わざわざ切ってくれたこともある。

でも、全然顔なんて覚えてもらえないんですけどね。

 

 

さて、その銀鮭なんですけど、他の切り身の間に遠慮がちに置かれてて、本日の特売品なのに、影は薄いしあまり売れてない感じ。

でも、なんだろ、その銀鮭、身の感じがすごく素直な感じがしたんです。油乗りまくってます・・・ってのではないんだけど、寒いとこからやってきました的な。

ふとみると、「宮城産」と書いてありました。

買おうかなあとおもってじーっと見ていたら、おっちゃんが「おいしいよ。宮城産」って言う。

「宮城。宮城を応援ね」って言うと、おっちゃんも「宮城を応援」ボソッと言う。

「そやね、うん、私買うわ。4切れちょうだい」(3枚パックだった)というと、ささっと4枚パックを作ってくれた。

「ありがとう」と鮭売り場をあとにして、レジへ。

 

 

レジに行くと、顔見知りのおばちゃんふたりでやってるレジがあったので、そこに並ぶ。

おばちゃんはカゴの中の銀鮭を目ざとく見つけて、「おいしそうな鮭だね。ん?これ105円?うそっ。」

「そうなんです。105円。宮城を応援で」ってまた言うと、

「お、そうだね、宮城を応援」「私も帰りに買っていこ」って。

なんだか楽しくなって、呪文のようだなあって思いながら帰りました。

 

 

夕飯に焼いてみたら、うん、思ったように油ノリノリって感じじゃないけど、しっかりうまい鮭。

むしろ最近のギトギトなほどの銀鮭は胸焼けがするようであまり好きじゃないんだけど、これはほんとにおいしい。昔っぽい感じ。

子どもたちも「むしろこのほうが好き」だとか言ってました。

うん、おいしいね。

 

 

応援、いろいろあるけど、私にできる確実な応援はこんなことです。

「つづき・ひとの『わ』ランチ」もささやかだけど、岩手の応援でお米と野菜を購入しました。

ささやかだけど、せめてもの応援。

そして、たぶんあの日のレジのおばちゃんも買ったでしょう。

こうしてさりげなく思いを分かち合うのも悪くないんじゃないかな。

 

 

唱えた言葉は応援の気持ちと楽しさとおいしさを運んできてくれました。

日々できること、きっとたくさんあると思います。

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一日限定のお弁当屋さんをしました。

2011年11月07日 | ごはんよもやま話

ジャーン!!

こんな感じでできました。

一昨日5日(土)のお弁当26食。

「みんなのキッチン つづき・おばんざいチーム」プロデュースのお弁当です。

 

いつの間にそんなグループまた作ったのか?・・・って聞かれそうですね。ちがうんですよ。この日のために一日限定のお弁当屋さんのチームを組んだのです。オーダーが入ったの。

チームのネーミングも依頼された時から決まっていて、メニューはいよいよ迫ってきた「つづき・ひとの『わ』ランチ」の内容と同じでもよいとのことでした。

ちょうど来週のランチの練習にもなるなあ・・・と引き受けたものの、すでに書いたようにやっぱり凝ってしまいました(^^;)

 

 これです。かっぱ橋で探してきたお弁当の容器。

写真ではわかりづらいですけど、表面の加工の感じや質感もよく、ふたも黒くて思っていた感じ。中も結構しっかり区分けがしてありまして、ほんとにこれを見つけた時はうれしかったです!!(^^)

手前のくぼみには割り箸を入れられるのよ。

 

さて、このお弁当容器に詰めていこう!!

  へへ。手前はいつもの筑前煮(^^)。

こんな大きいお鍋で炊くのって初めてです。これだけは前の日に炊いて味を染み込ませておきました。

私はこの他、小松菜としめじのごま和えと白菜の赤じそ和え(浅漬け仕立て)、ごま味噌炒めのたれ・・・を作りました。

 

こんな感じです。

 うーん。お弁当に詰めるってむずかしい。

それに、もうちょっとおいしそうなのよ。写真は大事よね。うーん・・・(^^;)。

 

 おしながきを作ってみましたよ。自分では結構気に入ってます(^^;)

 

さて、蓋をして・・・、お弁当の容器を紙で巻き巻き・・・。そして、ジャ~ン!!

 

  おなじみのタカコちゃんに書いてもらいました。

 

こうやって、黒のふたの上に巻き巻きしたら、ぱっと見たときに「何が入ってるのかな」って期待感あがるかな、楽しみに開けてもらえるかな・・・って、ただお弁当を作って配達するのじゃなくて、プラスαを味わってもらいたくて。

実際には食べる前にビリビリしたり、はずしたらおしまいのものだったけど、でもね、一瞬でもそういうこと思ってもらえてたかな、それが私の作りたいごはんなんです。

タカコちゃんもきっとそういうのわかって書いてくれたと思います(^^)。

 

ところで、今回のメンバーは私と、チームK事務局でもある「蜂蜜王国」の池田さん、それからこのブログで時々コメントをくれるHIROMIさん・・・の3人でした。

池田さんは当日は主に揚げ物を担当、それから、お弁当の原材料表示のタグを作ってくれました。

もうひとりのHIROMIさんはマクロビごはんやお菓子を作る人なので、・・・というより何となくカンがひらめいてお願いしたのですが、一緒にやってみるとなんとビックリ、私の分身のように動いてくれて。

大切にしている野菜の扱い方など、何も言わなくてもわかってくれて、私がしたいように洗って切って・・・と、ありがたかったです。

 

3人で力を合わせて作ったお弁当。できあがって、車で近くの会場まで届けて、食べてくださる前で15分くらいお話をさせていただいて。

ものすごく緊張しました。だって、その場で反応を目の当たりにするわけですから。

お弁当やグループの説明をして・・・。そのあと、会合の参加者はこれから起業される方たちだったのかな、きちんと把握していないのですが、コストを安くして採算を取る方法や今後のことなどの質問があり、・・・思わず詰まってしまいました。

コストは安くと思いながら、質を落とすことは絶対にしたくなかったので、結構かかってしまったのです。赤字にはならずとも人件費は・・・わずかです(おふたり、ごめんね)。

一回こっきりの企画なので今後の展開は考えていないし・・・。

ただ、以前からお弁当屋さんをやる夢は持っているし、自宅で作って届けられる量ならやってみようかなと思っています。オーダーが入らないと夢に終わるけどね(^^;)

 

何とか今回もやりとげることができて本当によかった。今そう思っているのですが、実は作り終えて届けたときは達成感より反省点ばかりが見えて落ち込んでいました。

自分で組んでいたタイムスケジュールが大幅に狂ってしまい、バタバタのお届けになってしまったのです。

せっかくなら最後心をこめてふたを閉め、梱包して、にこにこ笑顔でお届けしたかった。それが悔やまれます。

チームでやるからといっても、誰かがリーダーシップを発揮しなくてはいけない、それを痛感しました。

 

でも、もう前を向いています。

今度は10日。もう迷いません。私の仕事はおいしいお料理を作ること。それだけに集中します!!

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母親記念日

2011年10月22日 | ごはんよもやま話

昨日の「ひとみさんのおばんざいランチ」で、テーブルにお料理を並べながら、「あー、やっぱり大皿とかに盛りつけてお出ししたいなあ」とずっと思っていました。

先日の「国分寺くるみギャラリー」で堀込和佳さんの器に盛りつけをさせてもらってから、今までよりもっとお料理と器のことを思うようになりました。

お料理そのものだけでなくて、どうやってお出しするか、それもおもてなしのひとつじゃないかなあと思います。

私はテーブルコーディネートとかできないけど、せめてぬくもりのあるものに盛り付けたいなあ。

 

 

今回使ったホーローのバットは無印のもの。5月の「おうちカフェ」でも使ったし、ママスハウスの「ひとみさんのおうちごはん」でも頻繁に登場するおなじみさんです。

だって、すぐれものなの。フタも、形も、モジュールになっているのも。

それに、これを並べるとなんとなくカフェっぽいよね。でも、やっぱほんとは大皿料理のお店みたいにしたいな。

おまけに取り皿はいろんなイベントで使ってるのと同じだから、これも和食器で味わってもらいたいのが本音。

 

 

とか考えてながら片付けて、ママスハウスを出て。

晩ごはんはすでに決まっている。昨日今日とたくさん作ったから、全部それを並べよう。

でも、今日はそうだ、長男の誕生日。

食べるかどうかわからないって言ってたけど、一応誕生日仕様にしなくては。・・・と、お刺身とあさりを買う。おすましが続いて味噌汁が恋しいところだけど、誕生日だから。

 

と、帰ると連絡があり、家で食べると言う。そして、他の子どもたちも今日はいる。

家族5人が揃って晩ごはんを食べることは、本当に稀になった今日このごろ。子どもだけでも全員いるのはめずらしい。じゃあ、少し遅くなるけど、兄ちゃん待ってて食べようね。

 

 

そうそう大皿に・・・と思ったけど、それほどは残っていない。だから、まあとにかく和食器で、いっぱい並べてにぎやかに。

 

みなさんにお出ししたものとはいえ、うちではおなじみのいつものおかず。だけど、みんなの好きなものばかり。

それがダーっと並んでいるんだもの。喜ばないはずがない。

・・・おかげで、わいわい楽しい誕生会となりました。

食後には果物のゼリーと、おいしい栗きんとん。買ってきたものだけどね(^^;) ケーキは卵不使用のお店まで買いに行く余裕がなかったの。

 

 

さて、誕生日で何がいいたかったというと、タイトルの「母親記念日」。

一人目の子どもの誕生日は、私が母親になった記念日でもあります。

子どもは大きくなって、顔を見れば憎たらしいことを言うばかり。ほんとに毎日腹立つ、むかつく、イライラする・・・んですよ(><)

でも、母親になったときのうれしさ、喜びは十何年経っても覚えてます。だから、一年に一度のこの日は少しその時の気持ちを引き出しから取り出して思い出すことにしているの。

昨日はそういう特別な日、だったのでした。

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