今日も冷たい雨が降っていますね。
といっても、やはり春の雨。寒いけれど、空気は春。
真冬のぴんと張った空気ではなく、気配にゆるみを感じます。
なんて思いながら買い物に行ったら、うどが売られていました。
横浜でうどが採れるのをご存じでしょうか。
うど農家さんがある・・・と教えてくださったのは、近所のJA直売所の初めの店長さん。
それを聞いてうどにはまったのは何年前かなあ。
今年もしばらく楽しめますね。
と言いながら、今週のランチに向けてあれこれ算段があるので今日は買わなかったのだけれど、先週作ったのでそれをupします。
うどは穂先は天ぷら、実は酢の物、炒め物、汁の実その他・・・に。
そして、皮はきんぴらが美味しい・・・と捨てるとこなしなんです。
って毎年書いてる気がしますが・・・。
特に私は皮のきんぴらが大好き。
これを作るためにうどを買う・・・といっても過言ないくらい美味しい♪
酒呑みさんにはたまらないでしょうけど、白ごはんにもぴったり。
うちの子どもも大好きなので取り合いの喧嘩になるんじゃないかと思うほどで、この日はひとり分ずつ取り分けておきました。
山菜ってアクがあってそれが美味しさの根幹なんですけど、苦みがあって食べにくいものもあります。
でも、うどって独特の風味が絶妙にいいとこで収まってると思いませんか。
こんなに汎用性があっていいのか!って思うくらい。
ひとつ間違えるとつまんなくなるんだけど、いいとこついてくる、私にとってはうどはそんな存在です(^^;)
ではレシピ、書いときましょ。
めっちゃ簡単。サッと炒めるのがコツです。
☆~独活(うど)の皮のきんぴら~☆
<材料>
うど 1本
ごま油 大さじ1.5
濃口醤油大さじ1.5
炒りごま 大さじ1.5
鷹の爪 1本
<作り方>
1.うどは洗って表面の汚れを取る。汚いところは取る。
2.4cmくらいにきり、皮と実にわける。酢水につけておく。
3.皮を縦に1cm幅くらいに切る。実はいろいろなお料理に。
4.フライパンにごま油、鷹の爪を入れ、水気を切ったうどを入れて中~強火でさっと炒める。
5.透き通ってきたら醤油を入れて炒りつけ、炒りごまを加えかき混ぜて火を止める。
水気をしっかり切ること。
手早く炒めること。
これがシャキシャキした食感を残すコツです。
この青い器は最近のお気に入り。
先月行ったお友だちの大内瑤子さんの展覧会で買ったもの。
うどがおしゃれに見えませんか?(*^^*)
少しでも増量しようと思って、穂先の皮目のところも一緒に使ったら、若い緑色がいいアクセントになって、きれいに仕上がりました。
この日の晩ごはん。
うどの実の部分を使って、豚肉とかと炒めたもの。
紫いものレモン煮。
寒かったので、のっぺい。
雑穀ごはん。
かぶのぬか漬け。
三年番茶。
おっと忘れちゃいけない、うどの皮のきんぴら・・・でした♪
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「のっぺい」っておいしいんだけど、写真にうまく撮れないのよね。葛粉を使ってとろりとあったまるお汁に。
来月の「クッキングサロンハマッ子」の料理教室では、このうどの炒め物を作ります。
ごはんの進む、ハマるおかずですよ♪