ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

悩みはどこから・・・@6月16日の産前産後の集い

2014年06月22日 | 産前産後の集い(ママスハウス)

今日はしとしと雨模様のすずしい横浜です。

雨の中、あちこちで沙羅の花が咲き始めています。

沙羅・・・夏椿。学生の時に学んだ古典の冒頭に出てきた「沙羅双樹」と混同されがちですが、沙羅双樹は熱帯樹で日本では育たず、この木とはちがうのだそうです。

うちの庭のも咲き始め、目を楽しませてくれています。

 

もう1週間になってしまいますが、先週月曜日の、助産院ママスハウス「産前産後の集い」のことを。

私は開院以来、ずっとファシリテーターをしています。

梅雨どきは出足が鈍るかと思われましたが、この日も12組のお母さまと赤ちゃんがいらしてくださいました。

 

この日共通の話題として多く出たのが、母乳とミルクのあげ方のことでした。

混合にするか悩んでいる、うまくいっているのかわからない・・・などなど。

この話題がママスハウスでそんなに複数のお母さまから出ることは少ないので、少しみんなで話してみることに。

そしたら、「過去に悩んでいた」、

「悩んでいたけどなぎさ先生に診ていただいておっぱいだけでも足りていることがわかり母乳だけにすることができた」

・・・などという体験のお話も続々出てきました。

そして、なぎさ先生から「医原病」の話を聞きました。

医療者からの病気、という意味だそうで、そういえばこのお母さんたちの悩みは検診の時にお医者さまから「育っていない」「小さい」・・・などと言われたことも端を発することが多かったようでした。

お医者さまは専門家としてご指導やアドバイスを伝えてくださるけれど、実際一番よくわかっているのはお母さまじゃないかしら。そんな常日頃の思いを強くしました。

 

「泣くのはおなかがすいているのだとミルクをあげていたのだけれど、逆におなかがいっぱいでも泣くんじゃないか・・・と思っておっぱいだけにしたら収まった」

この日参加された、あるお母さまのお話です。

初めての子育てでわからないことや不安があっても、お母さんの感覚って「当たってる」ってこと多い気がします。

成長の速度や曲線は子どもそれぞれ違って、私も3人の子どもを育ててきましたが、同じ私のおなかから生まれた子どもだけどそれぞれでした。

大きくなった今でもそうです。正しい答えや成長の仕方ってないんじゃないかしら。

だからこそ子育てはおもしろいんだな~って思います。もちろん大変なこといっぱいだけど・・・、いくつになっても(^^;

 

この集いは「産前産後」のお母さまならだれでも参加できます。

(私も「産後」なんだよね~今でも・・・^^;;)

いろんなお母さんの話を聞いたり、いろんな月齢の赤ちゃんを見たり、自分の思いを話したり・・・そうするうちに絡まった糸がほぐれていくこともありますよ。

来月7月は14日(月)です。

8月はお休みになりますので、ぜひたくさんお越しくださいね。

また真夏をスムーズにすごすためにもおっぱいチェックを受けておかれるとよいのではないでしょうか。

 

さて、今週26日(木)は「ひとみさんのおうちごはん」です。

夏野菜のいろいろ、選び方、調理法や、夏野菜の離乳食のことなどお話いたします。

試食の「ちいさなおひるごはん」にもたくさん使いますよ。ぜひ食べて感じて帰って、早速家で作ってもらえたらいいなあと思っています。

夏の暮らしの話もしたいと思いますので、参加される方お楽しみに♪

残席1つありますので、駆け込み申し込みの方どうぞ。

なお、7月10日の「ママスランチ」のほうも残席2となっております。

 

さあ、今週も不安定なお天気が続きそうです。

こんな時は温かいお茶でも入れて飲んでみませんか。

赤ちゃんだけでなく、お母さま自身もご自分の体調崩さぬよう無理せず、梅雨を乗り切りましょうね。


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