先週水曜日、11月10日の「つづき・ひとの『わ』ランチ」で野菜を提供していただく、もう一軒の地元の農家さんのところに行ってきました。
東山田町の「原木農園」さんです。
原木さんは、4月の「被災地応援おばんざいランチ」(みんなのキッチン主催)のときのもおいしいたけのこを提供していただいた農家さんです。
また、私個人としてもPTAや地域活動でもうかれこれ10年近くお世話になっています。
上の写真は、今度のランチでつかわせていただくことになった白菜。
11月初めというと野菜が豊富な感じがするのではないかと思いますが、先日伺った宮台さんもそうですが、一軒の農家で育てている野菜はオールマイティーに何でも揃うというものではないので、今作られている中でちょうどその時にあるものを使わせていただくということになります。
野菜の値段が高騰している中、貴重な白菜を使わせていただけるのはなんとありがたいことでしょう。畑ではこのように青々と元気な葉を広げていました。これがこれから巻いてくるとのことですが、おそらくランチの頃はまだそれほど巻きが甘いかもしれないとのこと。
でも、調理して食べるのに巻きの程度は関係ないですよね。なのでぜひ・・・とお願いしました。
畑を見ながらまた野菜談義。
白菜一株は大きいからよく1/4とかで切って売られているのを見かけますが、「誰が切ったかわからないのは気持ち悪くて買わない」という人が最近は増えていて、ミニ白菜が人気だそう。
えー、そうなんだ。
たしかに使い切るのは大変だから、私もミニ白菜を買うことはあるけど、そういう理由とは。
でも、だんだん寒くなってくると大きい白菜は甘味が出てすごくおいしい。うちの実家は京都といっても西山の端っこで、周りは畑で直売所もたくさんあったから、両親はよくそういうところでとれたて野菜を買っていました。
白菜ももちろん大きい株で買っていました。新聞紙でくるんで涼しい所においておくと長いこともちます。だから、私もそうするの。
また話がそれてしまった・・・(^^;)
このあと見せてもらったのが・・・
さて、これなんでしょう。
これでわかるかな。
生姜です。
ほんとは6月とかの時期にとるけれど、今年はこうして残しておいてみたんだって。これを使わせていただくことになりました。
生姜って「農薬のコロッケ」っていう人もいるくらい、出回っているのを買うのには注意したほうが良くて、特に中国産のしょうがは怖くて私は買ったことはありません。
この生姜、ちょっといただいたので家で切って使ってみました。泥はたわしでごしごしやると簡単に落ち、中からきれいな生姜色(どんなんや ^^;)
これは「種生姜」なんだって。
ほら、じゃがいも植えるとき「種いも」を植え付けるでしょ。そういう感じ。
これも普通にすりおろして使えるというのでもらってきました。捨てるのもったいないもんね。
韓国の唐辛子。
今の時期、もう辛くないからと言われて、その場で口に含ませてもらいましたが、ひえー。私、辛いの弱いんです。ひゃー。
これも唐辛子。こっちの方はおそろしくてさわれない。
これを乾かして粉にして、自家製唐辛子の粉を作ってるんだって。
今日紹介する最後はこれ。
紫ブロッコリー。
ほら、茎が紫をしているでしょ。まだこんな幼い葉っぱだけです。茹でると緑色に変わるそうだけど、おもしろいよね。こういうの。
いろいろお話して、今回は白菜と生姜、唐辛子を使わせていただくことにしました。
実は考えていたメニューに白菜を使う予定はなかったので、急遽メニュー変更を迫られることになりました。(って、自分で決めてんのやん・・ ^^;)
うーん、あれにしようかな・・・と悩むのは楽しいんだけど、日が刻々と迫りくる今、なかなかのプレッシャーですわ(笑)。
しかし、これこそ「顔の見える野菜」。心をこめて調理させてもらわなければ・・・とまた気合の入る私でした(^^)v