週末、先日の読み聞かせで使った絵本の返却に行ってきました。
図書館好き、本屋さん好きなので、以前はしょっちゅう図書館にも足を運び、自分の本、それから絵本を大量に借り、また2週間後返却してまた借りる・・・。
それが普通に生活のパターンとしてあったことを思い出しました。
横浜市はひとり6冊まで借りられるので、子ども3人のカードと私ので最大24冊・・・(^^)v
もちろん最大限借りてました。
紙芝居とかも借りられるので、大きなカバンを持ってみんなで連れ立って・・・。
図書館に行く。
そのことがワクワク楽しいことで、ささやかなしあわせだったのでした(*^^*)
先日、絵本を選びに行ったときにまずやったことは、上の写真のエリアに向かうことでした。
図書館の一角、一番明るいすみっこにここはあります。
他より一段上がっていて、靴を脱いで上がり、座って絵本を広げて読めるようになっています。
まだ歩かない子どもを抱っこしたままここに上がり、借りるのを選んでいるうちに「これ読んで」と子どもが持ってくるからしばらくここで何冊か読んで、1時間でも2時間でも過ごしました。
この場所に以前と同じように靴を脱いで、ゆっくりと絵本選びをしました。
選びながら棚に並んでいる背表紙をたどっていたら、次から次へと懐かしい題名を見つけ、思い出までたどることになったのでした。
小さな手で棚から絵本を取り出して「読んで」と持ってきたこと。
次から次へと出すので終わりにできなかったこと。
思い出していくそのうちに絵本がちょっとうるんで見えたのでした。
ここは私と子どもたちと一緒に過ごした大切な場所でした。
その時はそんなふうに思ったことなかったのにね。
ここで子育てしてきたんだな、って。
そんな場所のひとつだったことをじんわりと感じたのでした。
横で、年長さんくらいの男の子が妹とお父さんに紙芝居を読んであげていました。
私も少し耳をそばだてさせてもらって、あったかい気持ちでいっぱいに。
いいね。今を大切にしてね。
心の中でそっとつぶやいて、その場を後にしました。