山梨日帰り旅行。

 

行ってきました、山梨へ。

土曜日早朝、スーパーあずさ１号に乗り、いざ、甲府駅まで。

冒頭はその証拠写真！？　いや、こういうの見ると、撮りたくなるのですわ（＾＾；）。

 

 

行き先は・・・

　山梨県庁へ。

いや、そうでは・・・。

 

 

　ん、城壁？

 

ちがいます～。高校生の娘の剣道の試合があったので、はるばる応援に行ってきました。

 

 

楽しかったです♪　というのも、長男と二人旅でした。

行きの電車は指定はとっくに満席だったので、八王子で自由席に並びました。雨模様だったから、山ガールも少ないかなあと思いきや、なんのなんの、新宿ですでに立ち客でいっぱい。１時間立ちっぱかと思ったけど、運よく私は途中から座れました。

山ガール・・・と呼ぶには少しお年を召された御婦人方も乗ってらして、ものすごいパワー。耳が割れるかと思うほどの大きな声で、ご家族の話を。たぶん乗り合わせた人たち、かなりこのご家庭の内情に詳しくなったかと思われます・・・。

 

 

妹が大舞台で試合をするなら行かなくちゃ・・・という気持ちだったのか、一緒に行けばただで旅行気分が味わえて大好きな剣道も一日見られると思ったのか、とにかく大学生の息子と私の日帰り旅は口喧嘩しながらだったけど、かなり楽しかったです。

長男と私はかなり似たところがあるので、二人でいるととっても腹が立つのだけど、ゆるい心地よさというか、ぴったりくるのだな、いろいろと。

余裕かましておきながら、時間配分悪くて絶対最後は走らないといけない・・・そんなとこもよく似ているので、とても危険な組み合わせなのですが。

 

 

帰りは、甲府駅からの列車はいっぱい空きがありました。

すぐの指定を取っておみやげだけささっと買って帰ろうと思っていたら、「せっかくだし、ほうとうを食べて帰ろう」と息子が言います。

うーん、前日作っておいたカレーが家にあります。カレーが好きでない長男は食べたくないらしい。この贅沢者。

でも、そうやねえ、おなかすいたもんね、ひとりで留守番の次男は塾で夜遅くまで帰ってきません。それもいいかも・・・。

と、遅い電車を取り直して、お土産買って、いざほうとう屋へ。

 

 

駅前に出てみたけど、見渡す限りではどこにもありません。仕方なく、観光案内所で聞いて走ってその店を目指しました。

なんで走って・・・。そう、二人でのんびりおみやげを見ていたために、時間がなくなってきたのでした。１時間もないぞ。

 

すぐそのお店は見つかったのですが、・・・うーん、何だか普通の居酒屋みたいなところです。おいしいのだろうか・・・。

ものすごく懸念が渦巻いたけど、もう選んだり探したりしている余裕がありません。入るしかない。

 

「かぼちゃほうとう」を頼みました。

かぼちゃ・・・いや、底の方に隠れてました。かぼちゃ、おいしかったです。ほうとうもおいしかったです。でも、他の野菜と山菜、そしてお味のほうは・・・うーん、こんなもんかなあ。駅前で観光客向けみたいだし。いうなれば、写真どおりの味です。

つい頼んでしまったビールがおいしい。ごくごく飲んでしまう。

さて、息子は「お母さんが作るのよりおいしい」・・・と言う。うっ、そうですか・・・そうなんだ。

お母さんのはお味噌の味がしっかりしすぎてるから重いんだよ・・・って。そっかなあ。あれは昔食べたほうとうの味なんだよ。でも悔しいなあ、今度はもう少しおつゆを薄くして作ってみよう・・・とひそかに闘志を燃やす。目の前のほうとうに対抗して。

でも、長男と今ふたりで食べているということだけで、おいしい気がします。そして、なんだか楽しい。息子もいつになくおしゃべりである。

わいわいふたりで盛り上がってる間も食べ続け、私は早々に完食。でも、こらっ、早く食べなさい、電車が行ってしまうやん。いくつになってもこうして口うるさくするのが母である。

 

あつあつのほうとうでおなかいっぱい、体が熱い。だけど、急がなくては。

と、思いながらつい撮ってしまったのが冒頭の写真。親子で上を向いて時間がないのに撮りました。そのあと、やっぱりダッシュ！！

 

 

ホームに行ったらもう電車が来ていました。よかった、間に合った。

と、安心して、また写真を撮るふたり。息子はカメラ小僧なのだ。私は相変わらず携帯でだけど。

　特急「かいじ」。

 

 

隣に止まってた普通電車も。

普段見ることができない車両がうれしい。鉄子ではないけど、電車はわくわくします。

 

やばい、と飛び乗って、ふぅ。間に合いました。やっぱりこのふたりの組み合わせは危険です。

ひと息ついて、周りを見渡すと、なかなかモダンな「かいじ」の車内。やっぱり携帯ではこんなもんですが、荷物置き場のあたりはきれいな水色でした。

 

スーパーあずさより停まる駅が多いから楽しいなあ♪・・・って言い合う、私たち親子。やっぱりなんか変だと、もうひとりの私が言う。

中央線って、普通の田んぼや畑や民家の間を走るんですね。しばらく外を見ていたけれど、走ったからか疲れのせいか寝不足か、ぐるぐる酔いが回ってきて、そこから１時間爆睡してしまいました。

 

無事に家に着いてほっとひと息。帰りは２時間半かかりました。

ほんとは泊まれたらよかったのですが、次の日は次男も試合。今度は地元で応援です。

 

 

買ったお土産、多数。

信玄餅好きの私たち。「吟造り」というのがあったので、それにしてみました。材料にこだわってるらしい。そして、おなじく桔梗屋の「桔梗信玄飴」。懐かしい味です。

そして、さらに桔梗屋製、きんつば。なんぼ、桔梗屋好きなんや。

それに、ほうとうと、野沢菜と、お留守番の次男においしそうな１本300円の桃ジュース！！

彼は朝自分で起きてテストを受けに行き、帰ってお昼を食べ、中学に防具を取りに行き、塾に行った・・・と、なかなかエラかったのではないでしょうか。連絡ないから心配だったけど、走りまくった私らより、よっぽど大丈夫な気がします。

 

 

試合の応援が目的でしたが、珍道中の日帰り旅、たいそう楽しゅうございました♪