ひと雨ごとに・・・といいますが、今日はまた朝からしとしと雨降りで、寒い一日です。
明日からまた少し暖かいようですが、遊歩道を歩くと雨で濡れた落ち葉がちらほら。秋の深まりを感じました。
さて、先日、ぬかを炒りました。
以前は母を倣って、ぬか漬けは夏限定にしていました。夏の終わりになると「もう野菜がおいしない(=おいしくない)」と言って、切り漬けとかを楽しみ、冬はたくあん、白菜漬けを作る・・・それが母でした。
私もたくあんは教えてもらってほぼ毎年漬けて、ぬかどこも長い間夏限定にしてきたけど、秋冬にもぬか漬けを食べたいなあと続けて、もう1年以上かな、いつからかな。
たしかに夏野菜が一番おいしいような気がするけど、白菜とかキャベツとかかぶとかでつないで楽しんでます。
ちなみに、京都ではぬか漬けを「どぼ漬け」といいます。
私は「どぼ漬け」って言うほうが好きだな。なつかしさでじんとなるんです。
で、以前にも書きましたが、ぬかは時々足しぬかをしなくちゃいけません。ゆるんだりすっぱくなったり、量も減ってきちゃうし。
ある程度まとめて炒るんだけど、もうなくなっちゃったので、生ぬかを炒ることにしました。
フライパンで少しずつ炒ってると、香ばしいいいにおいがしてきます。
娘が寄ってきて、「あ~このにおい好きなんだよね~♪」
と、そばでくんくんしています。うん、なんか幸せなにおいだよね。
しばらくして次男もやってきました。
「なに?おから作ってるの? ・・・あ、ちがうか」
そお、ごめん。あ、でも、炒ってるの見て「おから」って、なかなかキミもシブいね。
いいセンいってるけど、おからはもう少しちがうにおいなんだな・・・(^^)
できました。
思ったよりたくさんでした。
奥の容器で漬けています。
最近はキッチンのカウンターの上の、包丁のすぐそばに置いてます。
ここに置くと、絶対に目につくし、かき混ぜるのを忘れたりしないから。そして、何か入れておきたくなるんです。
この炒りぬかをジップロックに入れて保存して、少しずつまた使います。
なくなるまでに何回、いろんなお野菜が食べられるかな。
二日くらいで馴染んでまたおいしくなってきました。
みょうがやきゅうりはもうそろそろおしまい。
今は、白菜とかぶが入っています。
さあ、出してきて、今夜の食卓に並べましょう。