昨日は小さなお子さん連れの方がいっぱいいる、とある集まりに。
お母さんたちは大荷物です。
あ~、そうだったなあ。
外出先で困っても対応できるように、まず子どものおもちゃ、着替え一式、タオル、お茶、場合によってはお弁当。
昨日は全員持っていらしたようです。
そうだそうだ、特に長男の時は卵アレルギーだったから、特に食べるものには気を遣いました。
お弁当はもちろんのことだけど、おやつのお菓子もMYお菓子を必ず持参していたなあ。
今みたいなおしゃれで機能的なマザーズバッグとかなかったから、使い勝手がよさそうなのを探したりして。
・・・ん?なんか「あの頃はね・・・」って、おばあちゃんみたいです(^^;)
お母さんは大忙し。
目的地についたらおもむろにお弁当を取りだし、まず子どものおしょくじタイム。
終わったら、子どもに目を配りながらあれやこれや。
子どもが飽きたら公園へ。そして・・・と、フル回転。
そのうち子どもがまた飽きたみたいなので、友だち数人(同じように身軽な年長者^^;)と子どもたちを公園に連れて行くことにしました。
しばし、お母さんたちはこぶなしになって過ごしてね。
まずおくつを履かせて。
大人が全部やるんじゃなくてできるだけ自分でね。
履けたら出発。すぐそこに公園。さあ、あそぼ。
すでに一度遊び倒してる子どもたちは、勝手知ったる公園のごとく楽しそうです。
まず砂場へ直行。
最近の公演管理は大変だな。犬猫のトイレにならないように緑のシートがかけてありました。
でも、子どもたちはなんでも遊びにしてしまうもの。
真ん中のへこんだところに落ち葉がたまっているのを見て、小枝で魚釣りが始まって。
もちろん私も参加です。
ん、なんか楽しい♪
ひさびさの心躍る感覚。
そうだ、私は昔幼稚園や保育園で働いてたんだった。
もちろんそのあと3人の子どもを育てたからこういう場面はあったけれど、自分の子どもとはちがう、このかんじ。懐かしい。
そうそう、保育グループなるもので活動してた時もあったなあ。
あっという間に3人と友だちになりました。
Hちゃん、Kちゃん、Kくん。みんな3歳だそうです。
遊んでるうちに名前を聞かれ「ひとみちゃん」だとか照れながら言っちゃって。「何歳?」は聞こえないフリしとこっ。
あれれ、初めは「おばちゃん」だったのに、気がつけば「おねえちゃん」って呼ばれてる。
やった!!とか喜ぶのはおろかですね(^^;)
おまけに、「ほっぺつるつるだね」ってほめてもらって真に受けたりして。
でもそのあと「私もつるつるよ」って、そーかい、自慢したかったのね(^^;)(^^;)
あれだけ暑い日だったのに、気がつけば少し翳ってきて蚊もでてきたよ。
たくさんお魚も釣れたしそろそろ帰ろうか。
そうそう、途中でサメも出てきたんだよね、怖かったよね。
戻ってお母さんと対面したら、急にけんかしたりご機嫌斜めになる子もいて、そっか、やっぱちょっとよそゆきを装ってたんだね。
さあ、電車が混む前に帰らなくっちゃ。
「おねえちゃん、こうつうひょうしき、いっしょにみにいこ」って、Kくん最後まで誘ってくれてたけど、ごめんね、もうちょっといるね、また遊ぼうね。
ばいば~い。
あ~、楽しかったなあ。
もちろん今また子どもを育てようと思ったら、悲鳴あげるだろうな、体力も気力もあの頃とはちがってる。
自分の子どもとも、いつか出会うであろう孫ともちがってる、昨日できた束の間のともだち。
また会ったとき覚えてるかな、いや、きっと覚えてないだろな。
でも、あの公園でまた遊ぶことがあったら、お魚釣りしたこと思い出すかな。いやそんなのどうでもいいや。私は覚えておこうっと。
ちっちゃなともだちの背中を見送りながら、このあとおとなの時間(酒盛り ^^;)がふたたび始まったのでした。