はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

買取りに出した着物と蚤の市

2024年01月29日 | 日々の出来事
2024/01/29


映画を見終わった後、
角川シネマの向かい側にある
東京国際フォーラムでは
蚤の市が開かれているのが見えました。




ブラブラ見ていくと
古い着物や帯も売っていました。

最近買い取ってもらった着物のことが
思い浮かびました。

実はあの着物を送ってから2~3日後に
査定結果の電話がありました。

査定結果には驚いてしまいました。

高級品でないことは承知でしたが
なんと!
「お値段はつきませんでした」…

1円にもならなかったとは。

そんなに値打ちのないものを
長年大事に取っておいたのかと思うと
自分が憐れになってしまいました。

もちろん値がつかなかったからと云って
まったく価値のない着物だったとは
思いませんが
ただ、需要のない着物だったようです。

査定結果の電話の男性が言うことには
「喪服が多かったけれど
(夏冬一式 帯、帯締め)
喪服は家紋がついているので
買い取りできません。
ウールの着物は値がつかない。
他も古い着物が多く状態がよくありません。」


「返送しますか?」と訊かれましたが
返してもらっても使うことはないので
返さなくて結構です、と答えました。


古い物ではあったけれど
黄ばんだ汚れや虫食いもなく
布も傷んでいる感じではありませんでした。

デパートで10万円で買った正絹の袋帯は
たったの1回締めただけでしたが
それも値がつかなかったとは…。

そんなものなのかなあと思うと
ちょっと寂しい気持ちがしました。

電話の男性のそっ気のない応対も
感じが悪くて、早々に電話を切りました。

処分できただけましと思って
忘れることにしました。




それでここの蚤の市では
着物ばかりが目についたのでした。

相場を見たら着物も帯も安いこと。
立派な刺繍の袋帯も500円∼2500円。

訪問着も1000円。

これはほんとうに正絹の着物の値段かしら
と思ったのですが。

ああ、こんな値段で売るくらいだから
買取り価格が安いのは当然だわ。

蚤の市の着物を見ていたら
なんとなく諦めがついたのでした。


おまけ

蚤の市ではこんなものを買いました。
ネパールのフェルトのブローチ😊 



角野栄子さんの本でこれに似た
ブローチの写真を見たのです。

もちろん胸元のブローチでもいいし
スカーフを止めるのに使ったり
布バッグや帽子につけたりしても
かわいいかもと思ったりして。



コメント (2)
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