温暖化メカニズムの起源は
地下資源にあり
貧困化メカニズムの起源は
ドルという名の通貨にある
地下資源を燃やしてきたから
炭素の酸素化合物である
二酸化炭素
CO2
と呼ばれている化合物が
地表にどんどん増えていくようになり
自然に分解できる量を超えた時を境にして
温室効果ガスの大気中濃度が
上昇していく
という現状が産み落とされた
地下資源を輸入しなければならない立場の
石油消費国は
石油産出国が指定する通貨
を用意して決済に応じなければ
エネルギーの安全保障
そのもののが
成り立たない
という事態へと追い詰められることになる
電気がなければ
産業は成立せず
暮らしを維持することさえ
不可能なのだ
経済成長にはエネルギーの安定的需給状態
の確保が
絶対的に欠かせない
それがあれば
どんなものでも
簡単に買える
とても便利な通貨
となっている
ドルにのみ
戦後一貫して
基軸通貨としての価値を
維持することが許されてきた
この経過を生み出した
歴史の必然性というものが
ドルの通貨価値に
石油の価値を保障するための
サブシステムを生み出させていた
金本位制を機能させていた枠組みを
1971年 夏
アメリカの大統領であったニクソンが
一方的に廃止した
この時のドルショック
を戦後経済の起点として
ドルの通貨価値を支えていた金に代わって
石油の権益が代行する時代となった
石油ドル本位制
という名称の残像は
この事実のことを指している
世界の石油価格は
アメリカ産の石油を取引する市場である
WTI
で成立した価格を参考として決められる
石油の相場は
アメリカの市場
すなわち
ドル経済圏の大元
である北米大陸で決められる
ということになったのだった
石油の価格を引き上げたいとアメリカが思えば
国内市場でガソリンの需給がタイトになる
という見通しをエネルギー省長官が
公表するだけで
こと足りる
尤もらしい理由がつけられていれば
投機資金がそこに集まる
という構造ができていた
イラク戦争当時は
五年の長きに亘って
石油価格の上昇が続いていたことがある
その手口は
精油所の処理能力の限界であったり
カトリーナと呼ばれたハリケーンの襲来であったり
した
石油価格を高騰させ続けることに成功したアメリカは
増税することなしに
イラク戦争に
毎年10万人以上の兵員を
送り続けることができるようになり
最終的に
戦費の調達手法の継続を
維持することができなくなってから
撤収を実施した
という経緯が残された
長引く侵攻作戦への
米国民の厭戦気分の高まりが
大統領選挙で入れ替えを認めさせ
オバマの時代になってから
実行に移された
米軍が不在となったイラクが
その後
三つ巴の内戦状態へと突入したことは
既に
報道がよく伝えている
そもそも
イラク戦争の発端は
大量破壊兵器の存在を
イラク政府が隠している
としたホワイトハウスの思い込みにあった
それが虚偽であったということは
当のアメリカが
自ら後に認めざるを得なくなっており
イラク戦争に加担したイギリスの当時の首相が
英国民全体から批判される事態へと発展した
日本ではそのような展開をとらず
時の首相であったコイズミは
未だに
批判の対象とされたことすらない
という経過が
日本の現代史に残されている
マスメディアがこぞって当時支持した
コイズミ政権を
批判することが
いまもって
その必要性がない
と国民が思い込んでいる
ということになる話なのだ
自己批判することができないマスメディアの罪は
かくの如き現状を
生み出すに至った
というその点で
極めて重い
多数派が認めなければ
罪業は問われない
というのが民主制度の欠陥である
誰も責任を取らなくても済む
という政治形態が
日本に莫大な規模の債務を背負わせた
その原動力になっている
己の不利益は
意図的に
扱わない
というのが
昨今主流となっている
世界的な風潮なのだ
正当化するためには
平気でウソをつく国さえでている
時勢
とりわけ
地下資源を巡る正当化のための軋轢は
虚偽の事実を放置する
事態をさえ
南シナ海で産み落とすに至った
その後
中国による地下資源の採掘は終了したとされ
リグの撤収が実施され
周辺の緊張状態は緩和された
目に余るほど野放図
となった中国共産党政権の独善は
国際社会の批判を浴び
それが
鉾を引かせたことにより
中国の現状認識に
中立性の重要さを
改めて植え付けた
未熟で身勝手な政権運営は
国の将来を殺める
内政であれ
外交であれ
その事実は普遍である
自覚なき自尊ほど
見苦しいものは他にない
正体が見えなくなっているというのは
当事国の指導者たち
だけに見られる共通の現象なのだ
いずれ
地下資源なしで
電気エネルギーを取り出す時代が訪れる
そのとき
未来型のエネルギーは
対象を選んで供与されていくことになるだろう
プログラムはもう
決まっている
プライオリティが高い位置にあるのは
いうまでもなく
平和に寄与する貢献度が高い国
や
特筆すべき実績を有する国
そして
破壊のための予算を
圧縮することができた国
に限られる
力で現状を変えようとしてきた国に
この環境性能に優れ
そして
経済効果の高い
理想的な電源モデルが
優先供与されるなどということは
絶対に
おきない
礼節を知らぬ相手には
教えることから始めなければ
ならない
必要なプロセスを蔑にしてきた
ということが
とりもなおさず
この現状を
国民が
政府に
生み出させてきた
過ちの
最大要因となっていた
無知を無知
と呼ぶのは
たやすい
それで問題が片付くようなことは
かつても
今も
これからも
ない
現状を変えるには
行動が必要だ
正しい行動は
健全な認識から生まれ出る
誤った認識が
止まらない温暖化と
貧困化の蔓延を生み出した
思考力の不在が
パンドラの函を開けさせた
どんなに知識が豊富でも
それを活かす術を知らなかったのであれば
豚に真珠
知識が
ひとを選抜するための
ツールに堕している時代に
文明は
混乱をただ深める
地下資源にあり
貧困化メカニズムの起源は
ドルという名の通貨にある
地下資源を燃やしてきたから
炭素の酸素化合物である
二酸化炭素
CO2
と呼ばれている化合物が
地表にどんどん増えていくようになり
自然に分解できる量を超えた時を境にして
温室効果ガスの大気中濃度が
上昇していく
という現状が産み落とされた
地下資源を輸入しなければならない立場の
石油消費国は
石油産出国が指定する通貨
を用意して決済に応じなければ
エネルギーの安全保障
そのもののが
成り立たない
という事態へと追い詰められることになる
電気がなければ
産業は成立せず
暮らしを維持することさえ
不可能なのだ
経済成長にはエネルギーの安定的需給状態
の確保が
絶対的に欠かせない
それがあれば
どんなものでも
簡単に買える
とても便利な通貨
となっている
ドルにのみ
戦後一貫して
基軸通貨としての価値を
維持することが許されてきた
この経過を生み出した
歴史の必然性というものが
ドルの通貨価値に
石油の価値を保障するための
サブシステムを生み出させていた
金本位制を機能させていた枠組みを
1971年 夏
アメリカの大統領であったニクソンが
一方的に廃止した
この時のドルショック
を戦後経済の起点として
ドルの通貨価値を支えていた金に代わって
石油の権益が代行する時代となった
石油ドル本位制
という名称の残像は
この事実のことを指している
世界の石油価格は
アメリカ産の石油を取引する市場である
WTI
で成立した価格を参考として決められる
石油の相場は
アメリカの市場
すなわち
ドル経済圏の大元
である北米大陸で決められる
ということになったのだった
石油の価格を引き上げたいとアメリカが思えば
国内市場でガソリンの需給がタイトになる
という見通しをエネルギー省長官が
公表するだけで
こと足りる
尤もらしい理由がつけられていれば
投機資金がそこに集まる
という構造ができていた
イラク戦争当時は
五年の長きに亘って
石油価格の上昇が続いていたことがある
その手口は
精油所の処理能力の限界であったり
カトリーナと呼ばれたハリケーンの襲来であったり
した
石油価格を高騰させ続けることに成功したアメリカは
増税することなしに
イラク戦争に
毎年10万人以上の兵員を
送り続けることができるようになり
最終的に
戦費の調達手法の継続を
維持することができなくなってから
撤収を実施した
という経緯が残された
長引く侵攻作戦への
米国民の厭戦気分の高まりが
大統領選挙で入れ替えを認めさせ
オバマの時代になってから
実行に移された
米軍が不在となったイラクが
その後
三つ巴の内戦状態へと突入したことは
既に
報道がよく伝えている
そもそも
イラク戦争の発端は
大量破壊兵器の存在を
イラク政府が隠している
としたホワイトハウスの思い込みにあった
それが虚偽であったということは
当のアメリカが
自ら後に認めざるを得なくなっており
イラク戦争に加担したイギリスの当時の首相が
英国民全体から批判される事態へと発展した
日本ではそのような展開をとらず
時の首相であったコイズミは
未だに
批判の対象とされたことすらない
という経過が
日本の現代史に残されている
マスメディアがこぞって当時支持した
コイズミ政権を
批判することが
いまもって
その必要性がない
と国民が思い込んでいる
ということになる話なのだ
自己批判することができないマスメディアの罪は
かくの如き現状を
生み出すに至った
というその点で
極めて重い
多数派が認めなければ
罪業は問われない
というのが民主制度の欠陥である
誰も責任を取らなくても済む
という政治形態が
日本に莫大な規模の債務を背負わせた
その原動力になっている
己の不利益は
意図的に
扱わない
というのが
昨今主流となっている
世界的な風潮なのだ
正当化するためには
平気でウソをつく国さえでている
時勢
とりわけ
地下資源を巡る正当化のための軋轢は
虚偽の事実を放置する
事態をさえ
南シナ海で産み落とすに至った
その後
中国による地下資源の採掘は終了したとされ
リグの撤収が実施され
周辺の緊張状態は緩和された
目に余るほど野放図
となった中国共産党政権の独善は
国際社会の批判を浴び
それが
鉾を引かせたことにより
中国の現状認識に
中立性の重要さを
改めて植え付けた
未熟で身勝手な政権運営は
国の将来を殺める
内政であれ
外交であれ
その事実は普遍である
自覚なき自尊ほど
見苦しいものは他にない
正体が見えなくなっているというのは
当事国の指導者たち
だけに見られる共通の現象なのだ
いずれ
地下資源なしで
電気エネルギーを取り出す時代が訪れる
そのとき
未来型のエネルギーは
対象を選んで供与されていくことになるだろう
プログラムはもう
決まっている
プライオリティが高い位置にあるのは
いうまでもなく
平和に寄与する貢献度が高い国
や
特筆すべき実績を有する国
そして
破壊のための予算を
圧縮することができた国
に限られる
力で現状を変えようとしてきた国に
この環境性能に優れ
そして
経済効果の高い
理想的な電源モデルが
優先供与されるなどということは
絶対に
おきない
礼節を知らぬ相手には
教えることから始めなければ
ならない
必要なプロセスを蔑にしてきた
ということが
とりもなおさず
この現状を
国民が
政府に
生み出させてきた
過ちの
最大要因となっていた
無知を無知
と呼ぶのは
たやすい
それで問題が片付くようなことは
かつても
今も
これからも
ない
現状を変えるには
行動が必要だ
正しい行動は
健全な認識から生まれ出る
誤った認識が
止まらない温暖化と
貧困化の蔓延を生み出した
思考力の不在が
パンドラの函を開けさせた
どんなに知識が豊富でも
それを活かす術を知らなかったのであれば
豚に真珠
知識が
ひとを選抜するための
ツールに堕している時代に
文明は
混乱をただ深める