昨年あるテレビを番組を観ていたら、おデブタレントの石塚英彦さんが根津の豆腐料理屋を訪ねいろいろな豆腐料理を食べて「まいう~」と言っていたのを覚えています。豆腐ならおデブにも優しい食材だし今度一度行ってみようと思っていました。昨日たまたま用があってこの根津の豆腐料理屋「須田」の近くに出掛けましたが、チャンスとばかりに直ぐこの店に入店です。この店、正確に言うと「根津とうふ工房須田」と言います。私が説明するよりこのお店の宣伝文を引用すると「選りすぐりの国産大豆三銘柄を配合し、絞った豆乳に朝と昼、ミネラル豊富な天然の塩田にがりをうち、丹精込めて作る根津とうふ。職人が、昔ながらの技法で仕上げる豆腐は、こだわりの製法で、大豆のうまみを極限まで引き出した、まさに伝統の技が生み出す味。 おいしい大豆の良さを残した昔ながらの豆腐づくりと、ほんものの味にこだわっています。」との事です。聞いただけでも美味そうではないですか!お店は言問い通りから一本入った路地にあります。木材を使った和風の店構えは一目でそれと分かります。店頭には冷蔵ケースがあり作りたての豆腐を販売しています。店の中に一歩入ると右側に大きめのショーケースがあり油揚げ、がんも、おから等を販売しています。左側が食事のスペースですが10~12人程で一杯になってしまう程で決して広くはありません。昼時のメニューは昼膳(1050円)と特選昼膳(1575円)の2つです。今回は特選昼膳をオーダー。まず最初に温かい豆乳が出されますが、今まで飲んだ豆乳の中で一番美味しく感じる。次に薄揚げ焼きとすくい豆腐が出されますが、このすくい豆腐は大盛りも無料と良心的(もちろん大盛りをオーダー)。この豆腐がまたお世辞抜きで美味い!ネギとショウガ、塩、醤油が用意されていますが何も付けないで食べるのが豆腐本来の味を味わえて最高です。これだけでも充分と思うのですが次に出されたのは、ずわい蟹、穴子、湯葉、里芋、春菊、人参の天重と味噌汁、お漬け物です。いや~っ結構な量です。なんだかんだと言いながら完食。も~お腹いっぱいと思っているとトドメは豆乳ソフトクリームです。これで降参です。それにしてもこの美味しさと量と価格は正に下町の名店と言った感じです。本当に石塚英彦さんのようにお薦めします。是非お訪ね下さい。(ついお土産も沢山買ってしまいました)
根津とうふ工房須田
文京区根津2-19-11
03-3821-0810