日本大学芸術学部写真学科教授の原直久さんから写真開催とオープニングパーティのご案内を頂いた。原直久さんとのお付き合いは私が前職の時からで30年以上もなると思います。当時、日本大学芸術学部写真学科では春の入学式が済んだ頃に一番大きな大スタジオにカメラ・アクセサリー・感材メーカーを集めて機材展を毎年開催していました。大きなスタジオに各社1.8m位の机を2本位用意し、その上に機材を展示し新入学生や在校生が機材を直接見て触れる機会を作っていたのです。これは写真学校のもうひとつの雄である東京工芸大学でも同じ様な機材展を実施していました。今は両大学ともどの様になったか解りませんが当時が懐かしいですね。そんな時代から原直久教授(当時は助教授)にはいろいろお世話になっていましたがそれ以降も年賀状や個展開催の都度ご案内を頂いていました。今回の写真展も原直久さん拘りの大判カメラによるモノクロプリントの写真展ですがテーマが故宮の周りを取り囲む故同(フートン)の写真です。決して治安が良いとは言えない同エリアを大判カメラで撮影された努力は並大抵のものではないと思いますが、私にとっても大変興味のある写真展でもあります。皆様も是非会場に足をお運び下さい。
原 直久 作品展
アジア紀行:北京・胡同
2013年3月6日~4月27日
フォト・ギャラリー・インターナショナル
東京都港区芝浦4-12-32 TEL03-3455-7827