今日のブログは2008年に私が書いた「大判カメラマニュアル」の自慢話です(ゴメンナサイ)。大判カメラマニュアルは従来無かった大判カメラの参考書として2008年に構成、撮影、文章、イラスト、割付、更には広告取りも全てを内製化して10000部も印刷した歴としたISBN付の書籍なのです。発行から7年経ちますが今までに7000部近くを販売しています(結構な部数なんですよ)。実はこの大判カメラマニュアルですが、直近の1ヶ月でヨドバシカメラさんより20部、フジヤカメラさんから10部、更にAmazonなどからも多数注文を頂いています。これはデジタル全盛の今の時代では信じられない事でもありますよね。ヨドバシカメラ本店のカメラ売り場ではカウンター前に平積みして販売していますし、先週のヨドバシカメラ・カメラ・写真部門書籍販売ランキングでは何と一時は4位にもなっていました。2008年発行のフイルムの書籍がカメラ月刊誌や人気作家の書籍に混じって4位とは本当にビックリです(このブログを書いている時点では15位でした)。またAmazonでもかなり良いランキングで推移していますし、大判カメラメーカーのウイスタさんでもインターネット販売されていますし、中古カメラ屋さんの千曲商会さんや新橋イチさんでも店頭在庫して販売継続中です(アリガトウゴザイマス)。ただ時代が変わって大判カメラシャッターやクイックロードフィルムの販売も中止され掲載内容が多少古くなったかな?と思っていた矢先に直近のAmazonのカスタマーレビューに以下のコメントがありましたので紹介します。これを読んで、そうかそういう背景で未だに大判カメラマニュアルが継続販売出来ているんだを実感しました。時代に合った2冊目も頑張っちゃおうかな~。(写真はwebで紹介されている大判カメラマニュアル)
《Amazonのカスタマーレビュー》
「あおりについて、ここまで詳しく書かれた本はありません。これから大判カメラで写真を撮ろうと言う人の必携の教科書です。残念なことは、あおり以外の部分の記載が古くなってきていて、たとえばフィルムがすでに生産が完了しているクイックロードフィルムや4x5のポラロイドパックが中心になっていたり、現在の大判カメラの主な入手経路が中古であることを考えたカメラの解説、つまり生産完了品の中での推奨品を取り上げた解説が欲しかったところです。今、大判カメラの中古品は信じられないような低価格(コンデジ以下!)で流通しており、十分に10代のおこづかいでも入手可能です。高精細と言う部分で、すでに4x5は価値を失いつつある中で、絵を描くように写真を撮ると言う根源を楽しむことができるツールです。その楽しさは35mmフィルムやブローニー版では比較になりません。特にポジフィルムの美しさは4x5以上でないと楽しめません。普段はスマホ、本気はシノゴと言うのがカッコイイと思います。」
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