湯河原・真鶴方面から国道135号線を走り有料の熱海海岸自動車道を走り抜けると、左手に熱海サンビーチ、右手に高層ホテル・マンション群が出現します。このエリアは最も熱海を象徴する観光エリアとなっています。ところがそんなエリアの丁度、お宮の松前に板囲いされた巨大な建築物があるのをご存知でしょうか?ここは旧つるやホテルの跡地に敷地面積約6200平方メートル、鉄筋コンクリート・一部鉄骨造り地上10階建て・床面積26000平方メートルの立体駐車場を併設する商業施設が建設されていたのですが不動産市況悪化の影響で2009年に建設企業が倒産して、本体ビルが完成したまま10年近くも放置されていた建物なのです。この前を通る度に「なんとかならないのかな?」と思っていたのですが、この度、中国系投資会社がこの建物・土地を取得して2019年3月完成に向けて「熱海パールスターホテル(仮称)」を開業すると言いうニュースが入りました。熱海でも「中国強し!」ですよね。今まで国内の企業が幾度となく再生にチャレンジしたとの噂があったのですが結局は中国企業でした。まあ、東京から熱海までは新幹線で40〜50分程です。2020年開催の東京オリンピック需要を見越しての開業になると思いますが更なる熱海活性化の面からも歓迎しなければならない様ですね。また個人的な楽しみとしては美味しい中華料理が食べられるお店が出来る事でしょうかね。