「なんちゃって漁師」として熱海でデビューしてもう5年になりました。当初は出漁の度に大きなアマダイ等の高級魚が沢山釣れて漁師への転職(笑)も考えたのですが、ここ1〜2年の釣果は情けないとしか言い様がありません。その漁獲量は精々自宅の夕食のおかずに列ぶだけで、多くの人からリクエストを頂いていてもお応えすることが出来ません。そこで大漁を目指そうと心機一転して、初心に戻り魚の習性を考察したり釣り具や釣法の再チェックなどをしようと思う今日この頃なのです。そんな訳で先ずは最初にと、今まで手元に在りそうで無かった写真の「釣魚図鑑」をAmazonでポチッとゲットして魚の勉強から始めたいと思います。因みに写真3枚目の「カサゴ」の項目ですが、カサゴ、オニカサゴ、フサカサゴ、コクチフサカサゴ、ウッカリカサゴ、ユメカサゴ、アヤメカサゴ、イソカサゴなど8種類もあって生息水域(水深)の違いや個体の大きさ、エサなども相違することが分かります(美味しい食べ方の違いも)。あっそれから今まで熱海の海で釣り上げたのはカサゴ、オニカサゴ、ウッカリカサゴ、ユメカサゴでしたが、この内ユメカサゴの口の中は真っ黒なのでノドグロと地元の人は呼称していました。アカムツの別名・ノドグロとは全く違います。釣れる地元によって名前が変わるのも興味深いですね。魚の勉強ならば眠くならずに少しは持続できるかな?