12月になって寒さが厳しくなったので少なくなりましたが、この秋の葉山町は各所でヤスデが異常発生していました。ヤスデとは多脚亜門ヤスデ網に属する節足動物で害虫では無いのですが見た目がグロテスクで嫌われる虫なのですね。主に有機物が多い湿った場所に生息し集団発生して塀や壁をよじ登ったりする状況が不快感を与えます。因みに我が家は葉山町が所有する山と隣接しているために勝手口に通じる裏通路ではヤスデが多く発生していました。対策として市販の薬を撒いたりしていましたが、その死骸掃除が大変で辟易してもいました。調べてみるとヤスデは地中で産卵〜成長をするらしく、ふと思ったのは裏通路にある長い側溝で、そこには山斜面から落ちてくる土で3〜4センチも土の堆積があるのでした。「絶対にここからも発生しているのだ!」と思って、重い側溝の石蓋を開けて、堆積した土をスコップで掘り出し土嚢袋に詰めること6袋も!いや〜、素人なので土嚢袋に一杯詰め込んで持てないほどの重さになって苦労しました。それでも写真の通り側溝はキレイになって数年間は掃除しなくても大丈夫そうになりました。因みにこの作業は葉山町の環境課とも相談をして、土嚢袋の提供やヤスデの卵が入っている可能性の強い土の処分を引き受けてもらいました。ただ、問題は年寄りの重労働で作業後は2〜3日も身体各所が筋肉痛で痛くて・・・・参りました。あっそうそう、山の擁壁各所にヒビがあって、ここからもヤスデが発生していたので、インスタントセメントを購入してきてこのヒビも補修しようと思っています。まだまだ続く肉体労働ですが、また筋肉痛の再発が確実そうです・・・・・。
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花木深 |
杉山 順子 |
ワイズクリエイト |