大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

元ペンタックスの村上成さんご逝去の報あり。

2012年06月21日 | 日記

元ペンタックスの村上成さんが亡くなったと昨日連絡を頂いた。肺ガンが全身に転移し15日に息を引き取られたという。64才と未だ早すぎる旅立ちであった。葬儀は近親者で済まされ20日に荼毘に付されたという。村上成さんは学習院大学を卒業してペンタックスに入社し営業畑を歩かれ相当の実績を残され営業の責任者にもなったほどの人だった。当時の噂では「必ず社長になる人」とも聞いた記憶がある。確か50代の頃に違う業界に転職されていた。村上さんとのお付き合いは数十年前、当時のカメラのドイ社長、マミヤの社長らの肝入りで発足した「大中判カメラ普及協会」の企画委員の仲間としての出会いだった。発足当時の企画委員はドイの広報室・酒井事務局長を中心に業界の大先輩だったマミヤの井上さん、ブロニカの長谷川さん、宇田川さん、そしてペンタックスの村上さんに私(木戸)だったと覚えている。企画委員会では上高地で開催された100人の撮影会や、立山の山小屋に入りきれないほどの参加者を集めた撮影会、銀座で行われた大中判カメラ展示会等、本当にいろいろなイベントを催行してみな成功させていた。私が一番若かったせいか皆さんと一緒に行った仕事は今でも為になったと思うものばかりでした。違う会社の人同士が同じ仕事をするのが凄く新鮮で楽しかった事も想い出す。村上さんとは仕事だけではなくプライベートな面でもゴルフやバーベキューなどの沢山の時間を過ごしたので今回のご逝去は本当に私にとっても悲しい出来事であった。少し時間が経ったら当時の仲間と一緒に墓参に出掛けたいと思います。因みに2日前ワイズビル地下2階の整理をしていたら左の写真がどこからともなく出てきた。よく見ると写真家の近藤辰郎さんの出版パーティの時のスナップの様ですが一番右が村上成さんで順に富士フイルムの山本さん、一人置いて近藤辰郎さん、それと若かりし頃の私(木戸)でした。きっと何かを語りかけに来てくれたのかもしれませんね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿