大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

あの頃は東京にも沢山のツバメが飛んでいた。

2012年06月20日 | 日記

熱海・伊豆多賀を訪れた事を一昨日のブログで書きましたが、海沿いを走るルート135号の更に海側に長浜海水浴場と言う海岸がある。伊東線の伊豆多賀駅から海を目指して歩く事7~8分の位置である。流石にこの季節に未だ海水浴をしている人はいないが海岸を散歩する人や犬を連れた人を見かける。きれいに整備された海の公園と言った風情だ。「ギュ、ギュ」と砂を踏みつけながら白波の近くを歩いてみた。たまにはこんな時間の過ごし方も良いものだと心の中で呟いてみる。暫し波と砂を楽しみ自動車に戻ろうと歩き出すと目の前を黒い陰がす~っと横切って行った。正体はツバメであった。1匹や2匹の数では無い沢山のツバメを認める事が出来る。みな海岸近くに建つ大きめのトイレ建物に入って行く。トイレの軒下を覗き込むと10個近いツバメの巣を発見した。どの巣にも少し大きくなった巣立ち前のツバメの子供がいるらしく、時折顔をのぞかせたり、親ツバメが持って来たエサを食べている。何か久し振りに見る光景の様な気がした・・・。そう言えば東京都内でも 私の子供の頃はこんな光景は沢山あった。いつの間にか都内ではツバメを見る事等無くなってしまっていたのだった。懐かしさでツバメの親子を眺めていましたが、あまり邪魔になってはと後ろ髪を引かれる思いで退散して来ました。


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