先日発行したワイズニュース６月号で紹介した､iPhoneでカップ麺の容器を撮影する説明に対し「凄い！」や「分かり易い！」などのコメントをを頂きましたのでブログでも触れておこうと思います。テーブルの上にカップ麺を置きiPhoneで撮影するとカップ麺の上部が大きくなった写真が撮影出来ます。多少の違和感はありますが、まあ〜通常スルーしてしまう写真ですよね（写真3枚目）。次ぎにカップ麺をひっくり返して同じ条件で撮影すると、カップ麺の容器が上から下まで同じ太さの円柱に撮影出来てしまいます（写真5枚目）。これって視角的に変ですよね。私たちがイメージするカップ麺容器とあまりにも相違しています。そうなんです・・・こんな時は撮影レンズを長焦点タイプに変えるか、真横から撮るかである程度は解決するのですが、本来はアオリ技法を使用して撮影します。私たちが何気なく撮影している被写体でも写真になると実際の形と相違している事が多々あります。アオリ技法にはパンフォーカス写真効果を出す（１）ピント面のコンとリールアオリと（２）形のコントロールアオリがあります。今回の撮影は（２）の形のコントロールアオリが必要になるのですが、これは自動車をスマートに撮影したり、ビルを真っ直ぐに撮影するシチュエーションと同じと理解下さい。因みに一般家庭でも一つくらいはカップ麺は置いてあると思いますので、スマホで撮影して家族を驚かせてみて下さい。
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