大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

小屋を建ててみよう。(その4)

2013年09月18日 | 小屋を建ててみよう。

今日のブログも小屋を建ててみようの4回目です。写真を見て下さい。とうとう正面の壁面も出来ましたよ。玄関枠には2x6材を利用してそれなりの体裁を整えました。さてこれからも大変な作業が続きます。幅1m、長さ50mの透湿防水シートを入手して壁面全てにこれを巻き付けなければなりません。巻き付けは下部より上部に重ね合わせる様にホチキスをでっかくしたタッカーと言う機械で打ち付けますが、これが難儀だったのです。何せ一人なものである程度シートを切り取って少しずつ打ち付けますが、写真の様に多少よれたりプロの作業の様には行きません。何せ駐車場下は傾斜地で4メートル弱ある脚立を建てても右側面の壁の一番上まで届かない状態です。シートを張り付けた後をじっくり見回し思わずため息でした。この後の作業ですが、いよいよこのシートの上に壁材を施行しますがこれで横からの雨でも心配なさそうですね。


小屋を建ててみよう。(その3)

2013年09月17日 | 小屋を建ててみよう。

今日も小屋を建てようの続きです。小屋の壁面にベニア板を張り付けてから立ち上げ固定するには一人の力ではどうしようも無くて、思案の結果枠を組み上げてからベニア板を張る方法に変更です。ただ昨日のブログでも書いた通り狭いスペースで太った私が電動ドライバーを使って木ネジ止めする事も相当に厳しい作業なのです。それでも何とか頑張って3面にベニア板のはりつけを完了しました。右側面には窓が入る枠を作りましたので採光も何とかクリアです。次は天井と屋根ですがこれが一番大変な作業でした。それは駐車場下のスペース故に傾斜屋根を作る余裕が無い事です(あ~っ、もっと広い場所に作れば良かった!)。もともと雨の落ちてこない場所なので、仕方なく屋根と天井を一体にする事を決断です。念のために防水紙とベニアと2x4材で完成でした。何とか小屋らしくなって来たので、この小屋の使い道を再考してカメラとストロボを入れて「ミニスタジオ」にしようと・・・・。この続きはまたこのブログで。


小屋を建ててみよう。(その2)

2013年09月16日 | 小屋を建ててみよう。

昨日の続きです。基礎の枠組みが決定し4x4材の余分な部分を切り取り、写真にはありませんが更に4x6材を使って基礎枠を補強しました(ここで材木をケチらず沢山使う事が完成してからの安心感となるのです)。次に15mm厚のベニア(1820x900mm)3枚を用意して基礎枠の上に釘打ちです。この状態でデッドスペースになっていた場所にオープンステージが出来た様で数人の小宴でも出来そうと想像してしまいました(大の字に横になると気持ちいい事)。さて次が大変です。2x4材を使って4面ある壁枠を作りますが、やはり枠に合わせて15mm厚のベニアを電動ドライバーと木ネジで止めて張り付けますが、これが重い事重い事で一人ではめちゃくちゃ大変でした。この時点で思った事は駐車場に下のデッドスペースに小屋建築を計画した事が多少の失敗であったと気付いたのです。それは狭いスペース故に電動ドライバーが入りづらい事や足場が悪い事など沢山の問題点が浮かび上がって来たのでした。さてこの次はどうしたか?明日のブログにご期待下さい。


小屋を建ててみよう。(その1)

2013年09月15日 | 小屋を建ててみよう。

子供の頃の夢のひとつに「自分で家を建ててみたい!」と言うのがありました。毎日仕事に追われる状態で結構くたびれるのですが、敢えて疲れても「非日常を楽しもう」との思からい休日限定で「家を建てよう!」と決意しました。ただ家となるとえらく大げさになるので建築確認も要らない小さな家イコール小屋を建ててみようと一念奮起です。調べてみると建築確認の要らない建物は3帖以下の建物の様です。そこで候補地を駐車場下のデッドスペースになっている場所に決めて、余計な植木や置物を整理して建物の基礎となる沓石を置いてみました。「お~っ、何とかここに建てられそうだぞ」と今度は4x4木材を沓石にセットし、2x6材で小屋の基礎となる大きさで囲ってセットです。ここまでで難しかったのが基礎の平行を出す事でした。さてその次は・・・明日のブログで。


マミヤカメラクラブ会報誌の入稿完了です。

2013年09月14日 | 日記

マミヤカメラクラブの会報誌「マミヤカメラギャラリー」の入稿が完了しました。これで今月末に印刷が上がり会員お皆様にも発送する事が出来そうです。今号の巻頭企画は写真家・吉野信さんへのインタビューと作品紹介で6ページ、「マミヤカメラユーザーを訪ねて」「この人を訪ねて」「大判カメラのすすめ」などその他の読み物も満載です。会員の方は楽しみにしていて下さいね。それにしても3つの写真クラブ事務局(ワイズ、マミヤ、リンホフ)を運営していると会報制作だけでも大変です。ひとつが終わると直ぐ次の会報制作とまさにエンドレス状態です。この間にカタログや書籍の制作、そして写真展関連の印刷物制作と一体ワイズクリエイトは何屋さんなんだと自問する時もあります。話は変わりますが昨日あるカメラメーカーが新製品の見極めアドバイスが設計部署を含め3名も来社されました。数ヶ月から半年模するとこのブログをご覧の皆様にとっても大変関連のある製品が世に出るかもしれませんよ。情報は都度お伝えしますので楽しみにしていて下さいね。


航空写真家・芥川善行さんのミニ講評会と小宴開催!

2013年09月13日 | 日記

昨日は航空写真家の芥川善行さんが来社された。先日の清水実さんの出版を祝う会の時に、やはり航空写真を撮影している松井光夫さんが「芥川先生、作品を見て下さい!」との要望が実現したものであった。丁度、別件で来社されていたこのブログによくコメントを頂く田中秋秀さんも一緒に写真の様なミニ講評会の開催であった。そして一枚一枚をルーペで覗いて丁寧に講評して頂いたもので松井光夫さんも大感激の様相です。その後話も進み芥川善行さんお気に入りの日本蕎麦屋さんで4人で小宴でした。ここのところ凄く忙しくてなかなかゆっくりとした時間が取れなかっただけに久々の冷たいビールと美味しいお蕎麦でエネルギーチャージでした。さあ今日も締め切りに追われて結構忙しくなるぞ。頑張りま~す!


「森林技術」誌の表4に「大判カメラ体験記」の広告を出しました。

2013年09月12日 | BOOK

何度も何度も「大判カメラ体験記」ネタですみません。実は昨日、日本森林技術協会の発行する「森林技術」9月号が届きました。日本森林技術協会とは大正10年に発足した「興林会」が前身で、その後「日本林業技術協会」、そして現名称になった一般社団法人の協会なのです。ホームページを見ると「森林・林業分野の各種技術に関する知識や経験豊かな技術者集団として、森林技術の普及・奨励に努めるとともに、国内外における各種調査・研究開発等のコンサルティング業務等を実施しています。これら森林・林業に係る事業・サービスを通じて、豊かな森林生態系及び生物多様性の保全、地球温暖化防止、持続可能な循環型社会の構築を目指しています」とあります。そしてこの協会の会報誌が何と毎月5000部も配布されている「森林技術」なのです。話は多少それましたがこの会報誌の表4に「大判カメラ体験記」のカラー広告を丸1ページ出稿してしまいました。写真の様に書籍の特長と内容、著者の紹介、購入方法等も記載しました。この会報誌はもちろん森林関係の会社や団体、個人が読んでいる訳ですから日本の森を10年かけて取材し作り上げた「大判カメラ体験記」がどれほどの反響があるかちょっと楽しみですね。


「大判カメラ体験記出版を祝う会」大盛況でした。

2013年09月11日 | 日記

無事「清水実さん「大判カメラ体験記」出版を祝う会」が終了しました。参加者は芥川善行さん、近藤辰郎さん、石橋睦美さん、吉野信さん、大山謙一郎さん、荻島孝之さん、曽我定昭さんの各写真家。メーカーでは富士フイルム、マミヤデジタルイメージング、セコニック、ラムダ社のスタッフ。更に共同通信社の記者さんも出席でした。もちろん日本リンホフクラブのメンバーやワイズ大中判写真の会メンバーも合わせて70人を超える大盛況な会となりました。祝う会の様子は写真の通りですが、ワイズクリエイトからは清水実さんが更に大判カメラのアオリを極めて大好きな写真を撮って頂きたいとの願いを込めて、ジナーF2のビューカメラをプレゼントさせて頂きました(写真下)。これから益々の活躍をお祈り致します。(大変素晴らしい祝う会でした)


今日は「清水実さんの出版を祝う会」が開催されますよ!

2013年09月10日 | BOOK

いよいよ今日の18時30分より「清水実さんの出版を祝う会」が開催されます。70人近い参加者があり大盛況間違いないと思います。因みに参加者は写真仲間、プロ写真家、カメラ機材・感材関係者、マスコミ関係者など多彩な顔ぶれです。この会はもちろんワイズクリエイトが運営を行いますので参加者リストと名札の整理、看板の製作、お酒や料理の手配、更には進行役までも行いますので準備に直前まで掛かるものと思われます。そしてこの会の模様につきましては明日以降のブログで紹介したいと思います。因みに昨日は清水実さんの「大判カメラ体験記」を国会図書館に納本手配致しました。これは「わが国で出版された出版物は全て国会図書館に1冊納本する義務がある(国立国会図書館法25条、罰則25条の2)」によるもので国会図書館の納本課に直接送って完了でした。さあ今日の「清水実さんの出版を祝う会」頑張りますよ。(飛び入りで会に参加したい方は書籍1冊付きで参加日8000円です)


ネイチャーフォト「青」の会の写真展ハガキが届く。

2013年09月09日 | 写真展

写真家・青野恭典さん率いるネイチャーフォト「青」の会から写真展ハガキが大量に届きました。写真展名は「自然からのメッセージ」で青野恭典さんが撮影指導する風景写真のグループ展だ。そいいえば青野恭典さんとの出会いはそれこそ数十年前でその頃からネイチャーフォト「青」の会があったと記憶しているので大変に息の長い写真グループと感嘆してしまう。それはもちろん青野恭典さんの会をまとめる力と指導方法にあると思いますがこれからも大いに活躍して欲しい写真グループのひとつですね。ところでハガキを見てみると開催日が11月15日~21日とあった。これは随分先の写真展開催なんだと驚きましたが、でも今年もあと3ヶ月と20日あまりです。年々時間の経つのが早く感じるようになりました。


写真を見て大判カメラのアオリが理解出来ますか?

2013年09月08日 | 撮影

先日、マミヤカメラクラブの会報誌「マミヤギャラッリー」の連載企画「大判カメラのすすめ」用にコンビニで購入してきたスパム缶の撮影をしたと書きましたが、丁度今その文章をまとめています。いろいろな仕事のある中、今月末には発行しなければならないので結構大変なのですが何とか頑張ってみます。因に内容は商品撮影する場合に通常は正面、側面、上面の3面を使い、その商品の持つ性質や特長を考慮しながらこの3面の割合を決めると言うもので、そこに更に大判カメラの最も得意とするアオリ撮影が加味されるというものです。詳しくは完成したマミヤギャラリーをご覧頂ければとおもいますが、作例写真の一部を今回紹介致します。はたしてこれで何を言おうとしているのか、またどんなアオリを使っているのかが解った方は「大判カメラ合格!」です。さあ挑戦してみましょう。


「大判カメラ体験記」へのサインと落款捺しに清水実さんが来社。

2013年09月07日 | BOOK

昨日は「大判カメラ体験記」の著者・清水実さんが来社され印刷工場から入ったばかりの同書にサインと落款を捺されました。ただその数量は何と150冊にも及びました。因に同書を購入して頂く事に感謝の気持ちを込めての丁寧な毛筆サインと落款捺しは清水実さんの性格をそのまま表している様でもありました。これで出版を祝う会の出席者用と初期出荷分なのですから暫くはこのサイン業務が続きそうですね。またご注文を頂いているこのブログの読者の皆様へは順次発送致しますので今暫くお待ち下さいね。それにしてもこの「大判カメラ体験記」は私が言うと手前味噌になってしまいそうですが本当に完成度の高い書籍と思います。エヘン!


「大判カメラ体験記」が印刷工場より届いたぞ!

2013年09月06日 | BOOK

「大判カメラ体験記」(清水実:著)が昨日印刷工場より届きましたよ。予定より1日早くの到着でしたが写真の通り沢山の段ボール箱での納品でした。ワイズの前に大きなトラックが停まり荷台よりリレー方式で段ボールをオフイス内に下ろしましたが、如何せん紙は重くて量もあるときたものだから大変です。丁度居合わせた山岳カメラマンの宇田川哲夫さんにもお手伝い頂き無事全量荷下ろしが終了でした。ただそれからも沢山の段ボール箱が店頭に置いてあってはまずいと各フロアに分散配置でした(階段に置いたのはきっと消防法に抵触している様な気がする)。容赦ない夏の暑さと重労働故のダブル暑さできっと体重は2~3キロ減っていると夢と希望を持ちながらの肉体労働でした。皆さん、ワイズの在庫を減らすためにも「大判カメラ体験記」をご購入下さいね。(ついでに「大判カメラマニュアル」もお願いします)


今度は屋久島で酒巻澄江写真展「杜に生きる」を開催です。

2013年09月05日 | 写真展

昨日は午前中から日本リンホフクラブ会報委員会のメンバーが集まり編集会議でした。暑さとこのところの不順な天候にも拘らず打合せのために参集される委員にエールをお送りしたいと思います。ところでこの会報委員会のメンバーの中に紅一点の酒巻澄江さんがおられます。このブログでもよく登場しますが新宿エプサイト、朝日新聞コンコースで個展を開催し、先日はフォトコン誌の一生懸命フォトグラファーの取材を受けた方でもあります。実はその酒巻澄江さんが9月14日から10月4日迄、屋久島環境文化村センター交流ホールで前述のエプサイト、コンコースに続き同名の「杜に生きる」写真展を開催されます。何でも会期中は屋久島に滞在してアテンドされるそうですが、そもそも写真展「杜に生きる」は屋久島の森を紹介した写真展でしたので、ある意味「凱旋写真展」になるかもしれませんね。詳細は下記の通りですが会期中に屋久島を訪れる方、屋久島在住の写真好きな方は是非会場に足をお運び下さい。

酒巻澄江写真展「杜に生きる」
2013年9月14日~10月4日
屋久島 環境文化村センター交流ホール
屋久島町宮之浦823-1 TEL0997-42-2900 


銀座ファイブでタイ料理を食す。

2013年09月04日 | グルメ

昨日のブログで銀座ファイブのフレームマン・ギンザ・サロンの事を書きましたが、ここは六本木ミッドタウンに移る前の富士フォトサロンが在った施設としても有名でしたね。ワイズでも富士フォトサロンを何回も利用させて頂きましたので大変思いで深い場所にもなっていました。特に当時は年末に「日本の森ワークショップ写真展」を開催させて頂きクリスマスソングを聴きながら1週間の写真展会場アテンドしていた事を思い出します。そんな訳で思い出に浸りながら久し振りにこの銀座ファイブの地下に下りてみましたがビックリしたのが、いつの間にかタイ、ベトナム等のエスニック料理屋さんが店を連ねていた事です。これらの料理にはあまり馴染みはありませんが「エイヤ!」とタイ料理の店に入ってみました。オーダーした料理は名前を思い出せませんでしたが正直ってあまり感激感は味わえませんでした(ゴメンナサイ)。そして思った事は同じアジア料理でも日本食は最高と言う事でした。「あ~、お茶漬け食いたい!」