2016年1月10日(日)
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山~枚岡神宮>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]10:40→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→11:15[ピトンの小屋]→(さえずりの路)→11:34[やまびこ広場]11:45→(まつかぜの路) →12:14[飯盛霊園・境界鞍部]→(飯盛霊園内)→[戎バス亭]→12:46[ビオトープ田原の里山・車止め]→13:02[堂尾池(昼食)]13:30→(小池)→13:45[むろいけ園地入口]→(湿生花園) →14:15[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場)→14:34[農地終了地点分岐]→(カントリークラブ端付近)→15:22[辻子谷ハイキングコース北出合]→15:50[額田園地南分岐]→16:18[暗峠・下方分岐]→16:21「鳴川園地ゲート」→16:25[鳴川休憩所]16:30→(神津嶽ハイキングコース)→[枚岡神社神津嶽]→[枚岡展望台]→(神津嶽ハイキングコース)→[枚岡神宮]→17:27[枚岡駅]
◆所要時間:6時間47分
<哀惜を瞬時懐く>
「朝、自宅を出るのが遅くなってしまったので、高安山まで行くのは不可能だろうが、せめて暗峠までは行きたい」「今日はポールを使用しないで、我が脚腰のみで歩き通したい」と念じ私市駅をスタートした。「左足の外反母趾が酷くならないように」と祈りつつ、足下を見て黙々と懸命に歩くのみであった。
そして最後の最後にこれ程までに素晴らしい景観に出合えるとは予想だにしなかった。その景観とは大阪の街が一望できる枚岡展望台からのそれで、梅田のビル群が見え、その左手にハルカスが聳え、その左手に、真ん丸い朱の夕陽が西方に沈まんとするそれであった。もしかすればそれは、生駒山系から見られる大阪の街の最も素晴らしい景観であったのかも知れない。澄み渡った大気や天候にも恵まれ、丁度よい雲量と時刻と標高、そして前方に遮る物が無いという恰好の条件下のみでしか味わえないもので、それは17年前に逝った希世子に見せてやりたいと思ったほどの景観でもあった。「希世子が健在であったなら、この風光絶佳なそれをキャンバスにどのように描いてみせたのだろうか」という哀惜を瞬時懐いた。
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山~枚岡神宮>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]10:40→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→11:15[ピトンの小屋]→(さえずりの路)→11:34[やまびこ広場]11:45→(まつかぜの路) →12:14[飯盛霊園・境界鞍部]→(飯盛霊園内)→[戎バス亭]→12:46[ビオトープ田原の里山・車止め]→13:02[堂尾池(昼食)]13:30→(小池)→13:45[むろいけ園地入口]→(湿生花園) →14:15[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場)→14:34[農地終了地点分岐]→(カントリークラブ端付近)→15:22[辻子谷ハイキングコース北出合]→15:50[額田園地南分岐]→16:18[暗峠・下方分岐]→16:21「鳴川園地ゲート」→16:25[鳴川休憩所]16:30→(神津嶽ハイキングコース)→[枚岡神社神津嶽]→[枚岡展望台]→(神津嶽ハイキングコース)→[枚岡神宮]→17:27[枚岡駅]
◆所要時間:6時間47分
<哀惜を瞬時懐く>
「朝、自宅を出るのが遅くなってしまったので、高安山まで行くのは不可能だろうが、せめて暗峠までは行きたい」「今日はポールを使用しないで、我が脚腰のみで歩き通したい」と念じ私市駅をスタートした。「左足の外反母趾が酷くならないように」と祈りつつ、足下を見て黙々と懸命に歩くのみであった。
そして最後の最後にこれ程までに素晴らしい景観に出合えるとは予想だにしなかった。その景観とは大阪の街が一望できる枚岡展望台からのそれで、梅田のビル群が見え、その左手にハルカスが聳え、その左手に、真ん丸い朱の夕陽が西方に沈まんとするそれであった。もしかすればそれは、生駒山系から見られる大阪の街の最も素晴らしい景観であったのかも知れない。澄み渡った大気や天候にも恵まれ、丁度よい雲量と時刻と標高、そして前方に遮る物が無いという恰好の条件下のみでしか味わえないもので、それは17年前に逝った希世子に見せてやりたいと思ったほどの景観でもあった。「希世子が健在であったなら、この風光絶佳なそれをキャンバスにどのように描いてみせたのだろうか」という哀惜を瞬時懐いた。