2016年1月24日(日)
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]9:00→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→9:32[ピトンの小屋]→(さえずりの路)→9:50[やまびこ広場(休憩)]10:00→(まつかぜの路) →10:27[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]10:45→[戎バス亭]→11:00[ビオトープ田原の里山・車止め]→11:15[堂尾池]→11:35[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→12:20[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→12:38[農地終了地点分岐]→(カントリークラブ横)→13:14[くさか園地バイオトイレ]→13:30[辻子谷ハイキングコース北出合]13:24→[あじさい園北口]→13:58[ぬかた園地南分岐]→14:13[ぬかた園地ゲート]→14:24[暗峠・下方分岐]→14:28[なるかわ園地ゲート]→14:33[なるかわ休憩所(休憩)]15:00→(万葉植物展示園)→15:33[鳴川峠]→16:04[鐘の鳴る展望台]→16:26[十三峠]→16:30[平群への分岐]→17:16[高安山駅]
◆所要時間:8時間16分
<鬱然たる気分>
「なるかわ休憩所」でのこと、今日の生駒山系縦走路で言葉を交わした唯一の人、その方は僕が其処に入った時には既に居られ、間も無く出て行こうとされる時に僕に会釈をされた。僕も会釈をし、「失礼ですが、お幾つですか?」と尋ねると、「73歳 数えで75歳」と答えられた。その方は、デイバッグを担ぐときに腕が上手く通らず苦労されるほどに、如何にも老人という様子であった。また、僕よりも5分程早く休憩所を出られたにもかかわらず、其処よりも直ぐ上の「万葉植物展示園」で僕はその方に追いついてしまった。そのときに「高安山まで行かれるのですか?」と「ケーブルの最終は何時頃ですか?」の二つの問い掛けをしたのだが、「はい」「遅くまである」との回答、「7時頃まではあるんですね、ありがとうございます」「お先に失礼します」と言って僕は先を急いだ。
併しだ、高安山駅に着いて時刻を確認すると最終は18時10分で、その方の歩みでは、その時刻に間に合わないに違いない。何処かの峠から下山されたのだろうかと心配になったと同時に、「もう7年後には、我が肉体もその老人の如くなるのかも知れない」と思うと、遣り切れなくて鬱然たる気分に陥ってしまい、その思いは我が心中から離れることはなかった。
「ほしだ園地」から見上げる空は快晴で、駐車場の傍らには水仙が咲いていた。ところが、生駒山系縦走路では処々に雪が残り寒風が吹き付け、冬山用下着やヤッケも含めて終始5枚を羽織り最初から最後まで1枚たりとも脱ぐことはなかった。また左手をズボンのポケット中に入れておかないと、手袋をしているにもかかわらず携帯が触れないほどに手が悴んだ。また、トレイルラン靴にもかかわらず軽微だが外反母趾に痛みが生じ、左足脹脛に筋肉痛が生じた。
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]9:00→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→9:32[ピトンの小屋]→(さえずりの路)→9:50[やまびこ広場(休憩)]10:00→(まつかぜの路) →10:27[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]10:45→[戎バス亭]→11:00[ビオトープ田原の里山・車止め]→11:15[堂尾池]→11:35[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→12:20[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→12:38[農地終了地点分岐]→(カントリークラブ横)→13:14[くさか園地バイオトイレ]→13:30[辻子谷ハイキングコース北出合]13:24→[あじさい園北口]→13:58[ぬかた園地南分岐]→14:13[ぬかた園地ゲート]→14:24[暗峠・下方分岐]→14:28[なるかわ園地ゲート]→14:33[なるかわ休憩所(休憩)]15:00→(万葉植物展示園)→15:33[鳴川峠]→16:04[鐘の鳴る展望台]→16:26[十三峠]→16:30[平群への分岐]→17:16[高安山駅]
◆所要時間:8時間16分
<鬱然たる気分>
「なるかわ休憩所」でのこと、今日の生駒山系縦走路で言葉を交わした唯一の人、その方は僕が其処に入った時には既に居られ、間も無く出て行こうとされる時に僕に会釈をされた。僕も会釈をし、「失礼ですが、お幾つですか?」と尋ねると、「73歳 数えで75歳」と答えられた。その方は、デイバッグを担ぐときに腕が上手く通らず苦労されるほどに、如何にも老人という様子であった。また、僕よりも5分程早く休憩所を出られたにもかかわらず、其処よりも直ぐ上の「万葉植物展示園」で僕はその方に追いついてしまった。そのときに「高安山まで行かれるのですか?」と「ケーブルの最終は何時頃ですか?」の二つの問い掛けをしたのだが、「はい」「遅くまである」との回答、「7時頃まではあるんですね、ありがとうございます」「お先に失礼します」と言って僕は先を急いだ。
併しだ、高安山駅に着いて時刻を確認すると最終は18時10分で、その方の歩みでは、その時刻に間に合わないに違いない。何処かの峠から下山されたのだろうかと心配になったと同時に、「もう7年後には、我が肉体もその老人の如くなるのかも知れない」と思うと、遣り切れなくて鬱然たる気分に陥ってしまい、その思いは我が心中から離れることはなかった。
「ほしだ園地」から見上げる空は快晴で、駐車場の傍らには水仙が咲いていた。ところが、生駒山系縦走路では処々に雪が残り寒風が吹き付け、冬山用下着やヤッケも含めて終始5枚を羽織り最初から最後まで1枚たりとも脱ぐことはなかった。また左手をズボンのポケット中に入れておかないと、手袋をしているにもかかわらず携帯が触れないほどに手が悴んだ。また、トレイルラン靴にもかかわらず軽微だが外反母趾に痛みが生じ、左足脹脛に筋肉痛が生じた。