2019年7月5日に撮影
2019年08月16日(金)
『我が街中歩』
<親爺の徘徊の姿が我が脳裏に蘇る>
今日はスタートが5時30分近くと遅くなったので、かなりしっかりと歩き続けたように思う。
打上川治水緑地も少しだけ歩いたのだが、時折小雨がぱらつく天候にもかかわらず来られている方がおられた。
歩きながら、彷徨というか、親爺の徘徊の姿が我が脳裏に蘇った。
京阪電鉄の線路を跨ぎ、国道一号線沿いの交番まで歩き続けた姿。
我が家の玄関の鍵の開け方を覚えて、ひとりで開けて出て行く姿。
駅バス亭からバスに乗るので、その後を追いかけ僕もバスに乗り、それより数km離れたバス亭で降りた姿。
親爺から貰った丈夫な我が身体ゆえ、僕も親爺の如く徘徊する時がいつの日にかやって来るのだろうかなどと思い描きながら歩いた。
昨晩は雨が激しく降っていたが、台風10号は風はあまり強くなかったようだ。
今朝街中を歩く時、台風が通り過ぎた後という印象はあまりなかった。
昨年9月の台風21号に恐怖を感じたゆえ、今回も緊張していたのだが。
ところで、今日午後、駅に設置されている銀行のATMに行ったのだが、
そのとき丁度おられ順番を待っておられた老齢の女性が僕に、
「カードが見当たらない」「先に入ってください」と言い、
中に入って機械を触っていると、次に入って来られたその方が見知らぬ僕に「早く死にたい」「85歳なんです」と話し掛けた。