2021年06月28日(月)
『ササユリ』
<笹百合>
NHKラジオ深夜便で、「ササユリ」が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「希少価値」で、日本固有の百合との説明もありました。
[ササユリ]というと、直ぐに思い出す二つのことがあります。
その内の一つは、ほしだ園地の「ショウジョウバカマとササユリを育てています」という立札です。
今現在、あるのかどうかは分からないのですが、嘗て“まつかぜの路”を歩くときに、
その立札を数枚見掛けた記憶があるのですが、残念ながらそれらが育っている姿を見たことがありませんでした。
二つ目は、山の会の皆と、ダイヤモンドトレールを歩いたときのことです。
当時の日記に僕は次のように記しています。
「もう其処が、岩湧山山頂だという急坂を懸命に上るときに、
前方からやって来られた男女二人連れの中高年の方が、草むら中に足を踏み入れ、
ササユリを見付けられたようで、「ササユリやけど、残念ながらまだ蕾」という女性の声が我が耳に届く。
しかし僕の心身には、それを見に行こうという余裕がなく、その場を通り過ぎ懸命に歩き続けると、
間も無く後方より、「咲いているよ」という歓喜の声が聴こえたのだ。
すると、僕の後を歩いていた安部ちゃんは、開花しているササユリの姿をスマホに収めたいと、
そちらへと引き返したのだ。本来なら僕も安部ちゃんに倣い、
我がカメラにその清楚な姿を収めんと引き返すのだろうが、その声を打ち消し、岩湧山の頂へと歩き続けた。」と。
あのときは、心身に余裕がなく、[ササユリ]どころではなかったのです。
花を愉しもうと思うと、心身にゆとりがなければなりません。
この[ササユリ]の写真は、2005年6月12日に、交野山辺りで撮影したものです。
『ササユリ』
<笹百合>
NHKラジオ深夜便で、「ササユリ」が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「希少価値」で、日本固有の百合との説明もありました。
[ササユリ]というと、直ぐに思い出す二つのことがあります。
その内の一つは、ほしだ園地の「ショウジョウバカマとササユリを育てています」という立札です。
今現在、あるのかどうかは分からないのですが、嘗て“まつかぜの路”を歩くときに、
その立札を数枚見掛けた記憶があるのですが、残念ながらそれらが育っている姿を見たことがありませんでした。
二つ目は、山の会の皆と、ダイヤモンドトレールを歩いたときのことです。
当時の日記に僕は次のように記しています。
「もう其処が、岩湧山山頂だという急坂を懸命に上るときに、
前方からやって来られた男女二人連れの中高年の方が、草むら中に足を踏み入れ、
ササユリを見付けられたようで、「ササユリやけど、残念ながらまだ蕾」という女性の声が我が耳に届く。
しかし僕の心身には、それを見に行こうという余裕がなく、その場を通り過ぎ懸命に歩き続けると、
間も無く後方より、「咲いているよ」という歓喜の声が聴こえたのだ。
すると、僕の後を歩いていた安部ちゃんは、開花しているササユリの姿をスマホに収めたいと、
そちらへと引き返したのだ。本来なら僕も安部ちゃんに倣い、
我がカメラにその清楚な姿を収めんと引き返すのだろうが、その声を打ち消し、岩湧山の頂へと歩き続けた。」と。
あのときは、心身に余裕がなく、[ササユリ]どころではなかったのです。
花を愉しもうと思うと、心身にゆとりがなければなりません。
この[ササユリ]の写真は、2005年6月12日に、交野山辺りで撮影したものです。