2023年11月16日(木)
『ミセバヤ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ミセバヤ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「静穏・慎ましさ」でありました。また、次のような解説もありました。
「日本古来より、万葉の植物として親しまれている多年草」
「可憐で美しい花を誰に見せようか、誰か見せたいという意味の古語から、ミセバヤという名前になった」
「花の咲く時期は9月~11月」「垂れ下がった枝の先に、直径1㎝程のピンクの小さな花を房状に咲かせる」
「別名はタマノヲと言い、これは古い時代の玉を貫いた首飾りのことで、
垂れ下がった枝の先に、玉のように沢山の花を咲かせることに由来している」
「各地に野生化しているが、現在では自生地は少なくて、香川県小豆島の、
主に山地や谷合の岩場に僅かに見られるのが、唯一の自生と言われている」などと。
この見出し画像の[ミセバヤ]は、先月の22日に金剛山に行ったときにカメラに収めたものです。
それは山中ではなく、バスを降りて登山口へと向かうときに、民家の石垣上に咲いていたものです。
僕にとっては、初めて見る植物でもありました。
解説に「日本古来より、万葉の植物として親しまれている多年草」とあったので、
もしやと思って俳句歳時記を紐解くと、「ベンケイソウ科で岩の上に生える多年草」「古くから観賞用に栽培される」
「茎の長さ30㌢ほど」「強靭で少し紅色を帯びる」「葉は三枚ずつ輪生し、扇状円型で多肉質の粉白色」
「10月頃、茎の先端に淡紅色の花が球状に群がり開く」などと記されていました。
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