山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

くろんど園地(草原広場)

2015年12月13日 | 山野逍遥
2015年11月22日(日) 
『山野逍遥』
<くろんど園地>
[私市駅]11:00→11:30[月ノ輪滝]→12:00[すいれん池]→12:10[草原広場]15:15→[すいれん池]→[月ノ輪滝]→16:24[私市駅]
◆所要時間:5時間24分
<草原広場>
「すいれん池」にやって来たとき、鎖の階段を登りその上部にある「櫓」で昼食にするのが常であったが、J太郎が何ゆえか「反対から行きたい」と言うので、その言葉に従い管理道を上った。分岐点に着いたとき、僕の主導で「櫓」へは行かず「草原広場」へと向かった。
それは、いつもの狭くて視界が利かない「櫓」よりも、草が生い茂った広場や、砦などのアスレチックが設置された広い空間は、成長している二人にとって楽しめしっかりと身体を動かせるに違いないと考えたからだ。「草原広場」には、J太郎は二年ほど前に一度来たことがあるのだが、当時3歳であったJ太郎には、設置されている遊具(砦アスレチックと迷路、ターザンロープ、段違い平均台)に対応できないという現実があった。ところが、保育園年長組へと成長した現在、彼はそれらの遊具を思う存分使いこなした。しかし「草原広場」に初めてやって来た三歳のK子にはまだまだ荷が重いという感はあったが、「ジョー、最初から」と言って、「砦アスレチックと迷路」へと二度も向かった。
僕達は、砦の最上部の板の間に銀マットを広げ昼食にし、砦を中心に三時間ほど遊んだ。秋の行楽シーズンという関係だろうか、これほど人の多い「草原広場」を嘗て見たことがない。その殆どが家族連れだ。それも幼児から小学生くらいの子供を連れた若い御夫婦ばかりであった。「草原広場」は子供にとって絶好の遊び場と化していた。僕は三時間の殆どを砦の上部の板の間で坐って過ごし、砦や広場を駆ける若いお父さんや子供達の姿を羨望の眼で見ていた。
K子は僕の娘に用意してもらっていた容器に、紅葉(黄葉)した楓や銀杏などの葉っぱやドングリ、そして木の実をいっぱい持ち帰った。

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