2019年08月21日(水)
『イワギキョウ』
<槍沢沿いの道を娘と歩くときに撮影>
この[イワギキョウ]の写真は、
2008年09月18日に、槍ヶ岳を目指して槍沢沿いの道を娘と歩くときに撮影したものだ。
槍沢の勾配角度が急激に上がり始めてから雨が降り出した。
しかもこの写真の次には“槍ヶ岳山荘”が写っているので、
この[イワギキョウ]の写真は、この日に撮影した最後の花の写真だ。
当時の山日記に僕は次のように記している。
「槍沢最後の上りは霧雨となった。
●子がトイレに行きたいというので一旦殺生ヒュッテに入ることにする。
それは僕にとって救いであった。
何故ならそのときの僕の体力と精神力では其処より肩の小屋まで一気に上り切れない状態にあったからだ。
殺生ヒュッテと書かれた道標に導かれ懸命に歩む。
俯き足下のみを見て必死に足を前へ進める。
●子の姿を懸命に追う。
時折●子の姿が霧中へ消える。
我が身体は冷え切り疲労困憊の状態にあった」と。
『イワギキョウ』
<槍沢沿いの道を娘と歩くときに撮影>
この[イワギキョウ]の写真は、
2008年09月18日に、槍ヶ岳を目指して槍沢沿いの道を娘と歩くときに撮影したものだ。
槍沢の勾配角度が急激に上がり始めてから雨が降り出した。
しかもこの写真の次には“槍ヶ岳山荘”が写っているので、
この[イワギキョウ]の写真は、この日に撮影した最後の花の写真だ。
当時の山日記に僕は次のように記している。
「槍沢最後の上りは霧雨となった。
●子がトイレに行きたいというので一旦殺生ヒュッテに入ることにする。
それは僕にとって救いであった。
何故ならそのときの僕の体力と精神力では其処より肩の小屋まで一気に上り切れない状態にあったからだ。
殺生ヒュッテと書かれた道標に導かれ懸命に歩む。
俯き足下のみを見て必死に足を前へ進める。
●子の姿を懸命に追う。
時折●子の姿が霧中へ消える。
我が身体は冷え切り疲労困憊の状態にあった」と。
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