「 コンクリートの隙間に発芽した日本のすみれ 」
ゆこさんのブログで日本の「すみれ」が紹介されていました。
実は、私も好きな花なのです。
春になると、近所の道端や、ちょっと遠い遊歩道には大株・小株の日本のすみれが沢山咲きます。
今日は散歩道の方を確認しにでかけました。
なんと、絶滅?一本もないのです、、、
いつもの遊歩道だけでなく、違う道も探しました。
すると、コンクリートの隙間に若いすみれの株を発見~!
こんな所まで種が飛んでいました。

周りの雑草を抜いて撮影していると、畑で作業中の紳士が不信げに私を見ます。
バツが悪くなって、声をかけました。
「この遊歩道に紫色のすみれが沢山咲いていましたが、今は無くなってしまってますね」
「3年ほど前には、沢山咲いていましたが、どうしたのでしょう?」
「散歩する人たちが全部持っていちゃうでね、なくなるわね。」
が~~~ん! ショックの色を隠せない私だったらしくて、、、
「そんなもんなら、幾らでも出てくるよ、春になれば咲くからね」
でも、畑には邪魔者なので雑草と同じように駆除の対象だそうです。
内心、もったいないなぁ。。。
紳士は畑に私を招き入れてくださいました。
二人でキョロキョロすみれの葉っぱを探したのです。
あ! あった~~~♪

↑ スギノコの間にすみれの葉を見つけました。
捨てちゃうなら欲しいのですが、、、(出ました~ 恐れを知らぬおねだり戦法~)
でも、この時ばかりは初対面の方なので勇気を振り絞って言いました。
あ~ いいよ、抜いてあげるで。


「土を付けれなくて悪いの。」
「いえいえ、ありがとうございます。」
すみれを確認してから買い物の予定でしたが、買い物は後回しにして慌てて帰宅しました。
とりあえず、バケツに水を張り、水を吸い上げさせて鉢に植え付けました。


どうか、根着きますように~

※ 補足
明治村の芝川又右衛門邸の窓ガラスに日本のすみれをデザインしたステンドグラスがあります。
それを見学した時、日本のすみれの可愛さを再認識しました。