『 唐松林 』
8月26日(月)
超大型台風10号の影響を心配していましたが、ハイキング会より中止の連絡は届かず、、、。
雨の心配をしながらも市駅前に午前7時集合、20分後にバスは発車しました。
途中休憩の駒ヶ根SAでは、大好きな大鹿村の塩クルミ最中と生キャラメル最中を各1つ購入。
岡谷ジャンクションを右折して東京方面へ、諏訪南インターをおりて目的地までは7分ほど。
勾配のある急カーブ道に、蕎麦の花が見ごろの段々畑が見え隠れ、そしてバスは富士見パノラマリゾート駐車場に到着。
少々の休憩を入れて、ゴンドラ乗り場へ。
8人乗りのゴンドラは標高1780mの山頂駅へ一気に上ります。
意外と暑いゴンドラ内にはウチワが2本常備されていますが、、、
個人的に扇子が有れば、もっと快適なゴンドラ。
↑ ゴンドラからの眺望
残念ながら、八ヶ岳連峰にはずいぶん雲がかかり始めてきました。
それでも、この迫力ある眺望にゴンドラ内では感嘆の声が・・・
標高差730mを10分で山頂駅に到着。
ゴンドラを降りて、湿原までの登山道脇にも珍しいお花が咲いていました。
初めて見るお花です。
仙人草の仲間の「草ぼたん」
クルンとカールした花びらがとても可愛い。
とっても小さな花に1匹のミツバチが飛来、足には花粉玉を付けています。
我が家近辺で見るミツバチより大きく、黄色の毛がモフモフしていました。
モフモフミツバチも可愛い^^
山頂駅から入笠湿原までは15分、湿原はすっかり秋の風情です。
↑ 入傘山湿原全体像
やはり迷走台風10号の影響か、雨は落ちてこないのですが見る間にガスが発生。
気温は真夏なれど、初秋の風景が寂しげでありますが…。
なんと!!出迎えてくれたのは、今夏初めてのアサギマダラ蝶。
寂しさは吹っ飛び、蝶好きメンバーのテンションはうなぎ登り。
アサギマダラは人を怖がらず、フワリフワリと近くまで寄ってきます。
エゾリンドウ・白樺
湿原の中央部辺りには白樺林と湿原の花々。
でも、速足のハイキング隊列故に、キチンと狙えず雑な写真で失礼しています。
m(__)m
☆湿原のお花たち
左上から「イカリグサ」・「アザミとアサギマダラ蝶」・「マツムシソウ」。
右上から「レンゲショウマ」・「ゲンノショウコ」・「ウメバチソウ」。
今までに見てきた「ウメバチソウ」は、数が少なく稀少植物という認識でした。
ですが、この地ではドクダミの如く群生しているのです。
☆お花畑
↑ お花畑の入り口。
湿原を後にして、山頂への道の途中にあるお花畑へ足を進めます。
しばらく歩くと、、、なんと!!生まれて初めて見る植物の姿にビックリ!!
まるで、異世界への入り口のようです。
う~ん、1人だったら逃げ出していたかも、、、。
う~~~ん、これは何? こんなものが存在するなんて、、、
自然界は奥が深い・・・
メンバーの誰かが、早速ググって「さるおがせ」、地衣類だそうです。
空気のきれいな冷涼な場所で、水分と光合成だけで成長。
さるおがせは地球環境のバロメーターになるのですね。
手前からメイゲツソウ・ワレモコウ・ススキ
メイゲツソウはイタドリの近縁種、ベニイタドリの名前もあります。
富士山・南アルプス・八ヶ岳界隈のみに生息。
アザミ・ワレモコウ・サラシナショウマ
ガスが濃くなってきて、残念ながら登頂をあきらめ下山になりました。
帰路のバスの車窓より 於:中央道
遠くの山並みに蓋をするような厚くて大きな雲でした。
※反省
8月の記事ですが、これほど遅い更新になるとは思いもよらず…。
未だ、お花の写真はあるのですが、キリがなくなりますので少々端折っております。
次回が有れば、もう少しサッサッと更新するようにしたいと思います。
m(__)m
秋の風景もこんなに美しいですね。
また行きたくなりました。
コメントありがとうございます。
やくさんが入笠山へ行っているのは過去記事で知っていました。
が、2回と知りませんでした。
そう言われれば、関東圏から近距離ですね。
ほんとに素敵な入笠山、近ければ春にも行ってみたいと思いました。
次回は個人的にゆっくり訪れてみたいです。
実は私も2回目でした。が、1回目はスキーだったんです。
お花は見れませんでしたが、ゲレンデから青空の下に目の前は八ヶ岳、右側に富士山が見えました。
今はスキーをやめましたので、冬は行けないです。
やくさんの入笠山を楽しみにしています。