きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

幻の大草城

2021年06月12日 05時00分27秒 | 城跡巡り
「 石 垣 」

6月10日(木)
用事で、朝から知多半島へ出かけていました。
夕方までかかる予定が、昼食後には用事は終わってしまいました。
う~ん、このまま帰宅するのは、、、

急遽、半島の城址巡りを思い立ちました。
候補にあがったのは大草城址。


↑ 本丸跡地の模擬櫓

着工は1584年(天正12年)
城主、織田信長の実弟の織田長益(ナガマス)。
本能寺の変勃発のため大草城は未完成。
その後、関ケ原の戦いで武功をあげ生き延びます。
大阪夏の陣後、長益は千利休の門下となり、織田有楽斎(ウラクサイ)を名乗り有楽流を開きました。
東京の有楽町は、有楽斎の屋敷があったことが由来。現代にも名を残しています。

☆ 大草公園
駐車場から木陰の坂道を登って行くと本丸跡地に模擬櫓が建っています。


模擬天守に登り有楽斎が見る事のなかった風景を見ました。


↑ 南方面:小高い山の頂に大野城(常滑市)の模擬天守



西方面には伊勢湾。
民家の屋根越しの海面を大型船が行き交います。



街路樹にフェニックスが見え、今までの城址巡りでは見たことのない風景。
海を眺めていると時間が止まり、ずーと見ていても見飽きない風景です。

☆ 大草城址の遺構
土塁・水堀・曲



整備された散策路を歩きました。


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