初めてぎっくり腰になりました。
予期せぬハプニングに自分でもビックリです。
お掃除日和ということでパタパタ叩きをかけいつものように、
掃除機を背負ってガーッガーッ。
半分くらい済ませ、あとはリビングと寝室。
するとスト~ンと腰がくだけて背中の掃除機もすべるように落ちた。
そのまま倒れて動けなくなった。
とりあえず掃除機のスイッチだけでも…と。止めるのに3分以上かかった。
「ギクッ!」なんて音はしない。あれはイメージだと思った。
元々、腰は若い頃からのネック。
20歳の時からしゃがむと何故かスッと下に落ちるような感覚はあった。
痛みをともなう前にそれは一瞬で終わった。
だからその時からぎっくり腰の予兆はあったことになる。
2年前は肋間神経痛?昨年は股関節痛?
病院に行った訳ではないので何とも言えない。
いずれも似た様な症状の痛みをともなった。
しかも丁度、今頃の季節。同じく2ヶ月ほどで完治する。
だが今回のぎっくり腰は、よく再発すると聞くが…。
この痛みは例えて言うならお産の時の痛みと比例する。
だから凄く痛い事になる。
1時間ほど経った頃、窓を開け放していたので、
風がスースー。
気分も悪くなり、携帯電話にも手が届かず、どうしたものかと…
やっと這いつくばって動けるようになったのは、それから30分経った頃。
その間、チビ丸はタッパーを床でカタカタ転げ回し、お尻の穴に顔を突っ込み、
しまいには体に乗っかり始める。
痛いのと可笑しいのとごっちゃになって笑い泣きしていた。
そのうち、痛さの方が強くなり最後はやっぱり泣きべそを…かいた。
「こいつは小悪魔だ!だが、このまま私は死ぬのだろうか?…」
そんなことはありえないが、一人ポツネンとそう思った。
ぎっくり腰って本当に身動きできないのだ。
TVドラマは演技過剰だと思っていた…が、本当だった。
人間は改めて腰を中心に動いていると思った。
それでも最後まで掃除機を手放すことなく、徐々にではあるがやっと終了。
長~い一日だった。夜、TVを見ながら横になっていると、
カーペットに髪の毛がやたらと落ちてるなぁと思った。
「ハタッ」と思った。掃除機をかけ忘れていたのである。
まだ続きはあるが、この辺で…まだ痛いっっっ~。