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別名 サクライバラ、シロバラ、ノバラ。
河原、山野などに自生する落葉の低木で、
1mくらいの細長いつる性の枝には、無数のトゲがある。
葉は卵形でのこぎりの歯のような
こまかい切れ込みがある。
初夏、白色の芳香がある小さな五弁花をつける。
秋にはまっかな実を結ぶ。
漢方でこの果実を営実(えいじつ)という。
ビタミンCが、多量に含まれているという研究者もいる。
(レモンの20倍とも言われるほど
豊富なビタミンCが含まれているとか…)
ノイバラに似たものに、テリハノイバラがあり、
同じく河原に生えている。
長い茎は2mにもなり、地面をはう。
実もノイバラに似ているが、やや大型である
この実は営実の代用にされる
薬用部分 葉茎、花、実。
採取時期 夏~秋。実は日光干し。
葉茎 花は日陰干し。
気味 不明。
薬効と用い方
下痢に
実を生のままか、干したものをそのまま
10粒ほど食べる。
腎臓病に
干した実30粒くらいに甘草1、5gを加えて
一日量として煎服。
月経不順に
実に中の黄色の種子を3gくらいつぶし、煎じて飲む。
血の道に
白い花を干したものを一日2gを煎服。
他に梅毒、カツオ中毒にも…
(あまり聞かない言葉なので、省略)
「漢方と民間療法」 という
だいぶ古い本から記載しました。
>干したものじゃなくて 生を使ったらどうかしら?
それなら今作っちゃえるし・・
いや~ん、干したのがいい
前田京子
「シンプルスキンケア」 から、所々 抜粋
(ローズヒップは、ほのかで
さわやかな酸味がとてもおいしい
風邪薬や天然ビタミンCのサプリメントの材料と
なっているほど。美しい肌作りに直結する)
乾燥ローズヒップは、そのままではかたくて歯がたたないので
水で柔らかくなるまで煮て、はちみつを加えた
ローズヒップジャムを作り置きして…
(なので、生のまま作ってもいいかもしれない…)
ヨーグルトに加えたり、ハーブティーの甘味付け、
サラダのドレッシングにも混ぜたりと…
実はこの本、取り寄せてから一度も読んでなかったのです
一年近くも経過してから…
それもまだ、パラパラだけど。
どんだけ忙しい日々を過していたのだろうか…
天日では もう干せないけどストーブの上に吊るして干します
お蔭さまで 一つ物知りになったよ
干したら砕くのに大変かも?
一度だけ取り寄せて作ったことあったからよかったれす~