座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

「坂の上の雲」と東郷平八郎

2025-03-20 | おしゃべり

先週の日曜日、

テレビドラマの「坂の上の雲」の再放送が終了しました。

 

2009年11月から2011年12月までの本放送でも、

私は 全部は見切れず、あきらめたのでした。

 

かなり頑張って見ていたのですが、今回も同様でした 

 

 

 

 

『坂の上の雲』は、司馬遼太郎による

秋山真之と 兄の秋山好古と 

それから正岡子規らの青春群像、

明治期を描いた歴史小説です。

 

見れば、阿部寛も モッくんも 香川照之も、

みんな若々しくて、懐かしい気持ちになります。

 

 

最初の 渡辺謙の朗読が

しみじみとしてて、なんか嬉しい。

 

今回、渡辺謙の声のファンになりました。

 

——まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている——

っていう、アレです。

 

「明治という、このオプティミズムの時代」

とも、渡辺謙の声は 語っていました。

 

 

 

● 司馬は本作において、明治維新から日露戦争までの三十余年を

「これほど楽天的な時代はない」と評している[2]

 

● タイトルの『坂の上の雲』とは坂の上の天に輝く一朶の雲を目指して

  一心に歩むが如き当時の時代的昂揚感を表したもので[5]

 

● 近代化を遂げて史上初めて「国民国家」となったこの国は、民族が一体となるその昂揚感の下で国民の端々までもが列強に伍する強国への飛躍を夢見て邁進していた。殊に維新の成立と同時期に生を受け、新興国家の青春時代に自らの青春を重ねる若者達は、一人一人が国家の興亡を担わんという客気を胸に成長した。旧伊予国松山出身の三人の若者も、同様の気概を抱いて世に出ようとしていた。

 

 

以上「●」は、坂の上の雲 - Wikipedia からです。

 

 

本当に、明治はオプティミズムの時代だったんでしょうか?

 

「御一新」とか「維新」という言葉に、

時代の変化というか、転換期を迎えている事を

実感している人々もいたのでしょうが、

 

田舎の、

特に 台所の土間にへばり付いていたような女性たちに

そういった変化は 

どう捉えられていたのでしょうか?

 

国民が一斉に沸いていたのかなぁ?

 

 

大河ドラマ「青天を衝け」の中で、旧幕臣たちが

新しい世の中の仕組みを創るために

日々 奮闘しつつ 時折興奮していた場面がありましたが、

日本全体が あんな雰囲気に包まれていたのかなぁ?

 

(とにかく、あの「青天を衝け」は秀逸だったし、

 歴史的にも 眼を啓く、その一歩手前まで

 私を連れて行ってくれました。

 まだ、手前まで、ですけど。)

 

 

 

 

 

ところで、

「長の陸軍、薩の海軍」という言葉を聞いた事がありますか?

 

『明治維新という過ち

 ~日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト~』

(藤原伊織著、講談社文庫[完全増補版]2017.6.15 p117)

にありました。

 

そう言えば、モックンの海軍には 

薩摩弁の人が異様に多くて、

その中の一人が 東郷平八郎でした。

 

 

 

 

東郷平八郎

 

 

 

      

 

     薩摩訛りで話す渡哲也の東郷平八郎

 

(東郷神社の御祭神なのに、呼び捨てで良いのか? という呵責)

 

 

 

 

          

 

 

軍人さんがカッコよく見えるのは、

姿勢が良いからかもしれません。

 

これは、俳優さんたちが良い姿勢をとっているのか、

制服がカッコ良く見せるのか?

 

誰もが凛々しくてステキに見えます。

 

本物の東郷平八郎の写真も、凛々しいです。

 

ガッチリして見えますね。

 

 

 

 

 

このドラマを見ていて困ったのは、

テーマソング「Stand Alone」が

サラ・ブライトマンの声で

♪ああああ~~~~、と

頭の中でグルグル再生される事でした。

 

歌いたい。

 

歌いたいのに、この歌、歌えないんですよ。

 

不満が溜まります。

 

そう言えば、カラオケには あれから行ってません。

 

カラオケ - 座敷ネズミの吉祥寺だより 2024-08-30

 

 

 

 

黄葉したイチョウが美しい上野の正岡子規記念球場は、

12月3日の撮影。

 

迷子になる心配が少ないので、

私、上野公園が好きなんです(苦笑)。

 

 

 

 

 

3月22日追記:

幕末から明治にかけてが、

最近の私のマイブームのようです。

 

再来年の大河ドラマが

小栗上野介忠順(ただまさ)(読めない!)を描いた

「逆族の幕臣」だという事に気が付きました。

 

情報としては目にしていたのですが、

「青天を衝け」で 武田真治が演じていた、

≪ネジ≫の人の事だったんですね!

 

 

 

「青天を衝け」小栗忠順(上野介)「明治の父」を武田真治が演じる

 

 

あの人が活躍を続けていたら、

日本の近代化も 現在の姿も

相当 変わっていたのではないでしょうか。

 

豊臣も良いけど、再来年の大河が楽しみです

 

 

 


3月の仏遊会

2025-03-08 | 仏遊会

3月の仏遊会は、

9日(日曜日)の 午後2時からです。

 

テーマは、

 

*座禅

 

*お迎えが来た時の願いを叶える 

  ——残りの人生 どうやって生きていこう!?——

 

です。

 

1月から続くテーマですが、

途中からでも参加できますので、

お気軽にお越し下さい。

 

 

 

仏遊会は どなたでも参加していただけます。

 

大玄関からお入り下さい。

 

お待ちしています。

 

 

 

 

 先ほどの撮影。もうだいぶ雪は融けました。

 

 

 

中瀬の吉祥寺の夕景としては、

台所から眺めるケヤキの周囲の 空の色も好きです。  

 

          

 

 

三か所 気になる鳥の巣らしいものが見られます。

 

          

 

 

きっと、アオサギだわ~。

 

 

 


埴輪

2025-03-08 | おしゃべり

去年の事ですが、はにわ展に行って来ました。

 

今頃の投稿になってしまいました。

 

 

        

            

 

 

この東京国立博物館の はにわ展に行ってビックリしたのは、

 

        

 

写真撮り放題ってことです!

 

 

 

そういえば、そうですよね。

 

材質的に言って、写真撮影や 館内の証明で

劣化するものって、あまりないですよね、埴輪って。

 

というわけで、館内の人々、みぃんな、写真撮り放題!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

もう、撮りきれません!(笑)

 

 

そもそも、

そんなに埴輪に興味があったわけではなかったので、

でも 埴輪だけのイベントって、そんなにないから、

チラッと見て来ようと思って

出かけたついてに チョッと寄ってみただけなのです。

 

それが、こんなに、有名な埴輪たちに出会えて、

すごく興奮しました。

 

 

 

去年の事なんか、今頃書いて、と思われるかもしれませんが、

埼玉にも有名な埴輪たちがあるし、

群馬にも すごいスポットがあるんですよね!?

 

それほど遠くじゃないし、いつか行ってみたいなぁ、と。

 

突然、埴輪ファンになってしまった私でした。

 

 

保渡田八幡塚古墳|埴輪が立ち並ぶ1500年前の豪族が眠る高崎古墳スポット。歴史も学べ古代ロマンを堪能

はにわの里公園としても知られている保渡田八幡塚古墳。公園内に堂々と大きな古墳が広がり、休日にもなると多くの見物客や観光客でにぎわいます。かつての古墳が再現され、...

群馬県の観光旅行情報サイト We love群馬

 

 

 

 

11月22日、紅葉も美しい上野公園です。

 

         

 

この日は11月22日、「いい夫婦」の日でした。

 

仲良く手をつなぎながら上野公園をあるく老カップルを

何組も見かけたのは、偶然だったのでしょうか?

 

それとも、何かイベントがあったのでしょうか?

それも、年齢が高いほど なにかをたくさん頂けるような?

 

ともあれ、機嫌よく歩く ”手つなぎ”高齢者カップル達は、

見てる私の気分も 良くしてくれたのでした。

 

 

 

ハローキティ―が50周年記念なんだそうで、

   

 

とんでもない記念イベントがあって、盛況でした。

 

上野では もう終わっていて、

昨日からは 5月11日まで

沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)で開催だそうです。

 

キティーちゃんも50歳かぁ

 

 

 


2月の仏遊会

2025-02-09 | 仏遊会

2月の仏遊会は、11日(火曜日)の 午後2時からです。

 

テーマは、

*座禅

*お迎えが来た人の願いを叶える ~ 自分の生き方を考える

です。

 

 

          

 

 

 

仏遊会は どなたでも参加していただけます。

 

大玄関からお入り下さい。

 

お待ちしています。

 

 

 

  

 

先月、久しぶりに市役所に行きました。

 

たくさんの市民の顔写真でできあがった渋沢栄一の顔や

 

            

 

記番号「AA000006AA」の新紙幣や

 

          

 

流行語大賞の盾が展示されていました。

 

 

 

 

3月に 中の家で開催されるという王将戦も 楽しみですね。

 

 

 


浮世絵の展覧会

2025-01-26 | おしゃべり

ああ、もう一週間 経ってしまった、と思うのは、

毎週木曜日の資源ゴミの日と 日曜日の大河ドラマの日です(笑)。

 

今日は早くも4回目?

 

 

          

 

 

 

年末ごろから、雑誌などあちこちで

浮世絵の特集記事をよく目にしました。

 

もちろん、NHKの大河ドラマでの

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の放送開始に合わせた特集です。

 

 

 

 

大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」

大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」

横浜流星 主演(蔦屋重三郎 役)【NHK公式】大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面...

大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」 - NHK

 

 

 

 

大河ドラマ化に関しては、

考えたなぁ、と思いました。

 

これまで あまり取り上げられてこなかったはずです。

 

私も、子供の頃から触れていたテレビの時代劇に

田沼意次が出てくる事はあったし、

吉原の風景も 何度も目にして来ましたが、

いざ放送が始まって視聴してみると、

知らない事ばかりです。

 

 

 

蔦屋重三郎という人物の出版プロデュースぶりももの珍しく、

版木を起こして 絵具をのせて バレンでこすって刷る、

という一連の作業にも興味深々。

 

 

⇒⇒⇒ 浮世絵・木版画のアダチ版画研究所

 

 

情報誌などが特集を組み、

美術館・博物館が こぞって関連の展覧会を開くわけです。

 

 

 

上野の東京国立博物館では

特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」

が開催されます(4月22日~6月15日)

 

 

特別展「蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児」

特別展「蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児」

特別展「蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児」公式サイトです。2025年4月22日(火)~6月15日(日)まで、東京国立博物館 平成館で開催。

特別展「蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児」公式サイト

 

 

 

きっと それなりに混むんでしょうね。

 

 

蔦重だけでなく、

浮世絵そのものにも 注目が集まるでしょう。

 

斬新な構図や デフォルメの効いた表現には

見るたびにビックリさせられますからね。

 

 

浮世絵専門の美術館である太田記念美術館にも、

日本人が大勢行くかもしれません。

 

太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art

 

前を通り過ぎても 一度も入った事がないのですが、

西洋人が興味深げに看板に見入っている姿を

よく見かけた気がします(何十年も前の話)。

 

 

 

大河ドラマでは、蔦重の行動と政治との関りがわかって、

面白くなりそう(難しそう)で、楽しみです。

 

 

 


1月の仏遊会

2025-01-20 | 仏遊会

1月の仏遊会は、26日(日曜日)の午後2時からです。

 

内容は、

* 座禅

* 医療の現場・・・お迎えが来た人の願いを叶える

  ~自分の生き方を考える

 

です。

 

          

 

 

仏遊会は どなたでも参加していただけます。

 

大玄関からお入り下さい。

 

お待ちしています。

 

 


謹賀新年 2025

2025-01-05 | おしゃべり

今年も どうぞ よろしくお願いします。

 

 

           

 

こんな御目出度い絵柄のお菓子を頂戴しました。

 

あまりに御目出度くて、すぐには捨てられません(笑)。

 

(中身は、小さな鯛の形の、白餡の、

 練り切りのような甘いお菓子でした。)

 

 

 

          

 

 

 

さてさて。

 

今年は「ワクワク」がキーワードの私(笑)。

 

どんな事が待っているでしょうか?

 

どっちの方向に 突っ込んで行きましょうか?

 

今のところ、ワクワクしかないのですが。

 

 

 


ワクワクは、止められない

2024-12-25 | おしゃべり

10月に入って始まった NHK ドラマ10 の

「宙わたる教室」の放送が

今月10日に終了しました。

 

じんわりとした良さが伝わってくる番組でした。

 

(投稿が遅くなって、ゴメンナサイ)

 

 

       

          

 

 

 

大阪府のとある定時制高校・科学部。年齢も抱える事情もさまざまな生徒たちが、2017年、科学研究の発表会「日本地球惑星科学連合大会・高校生の部」で優秀賞を受賞。彼らの実験装置は意外な人物の目に留まり、「はやぶさ2」の基礎実験に科学部として参加する想定外の事態も――。この実話に着想を得て生まれた感動小説「宙わたる教室」を、窪田正孝さんを主演に迎えてドラマ化する!

 

と こちらに書いてあります。

 

宙わたる教室

宙わたる教室

胸熱の感動小説「宙わたる教室」を窪田正孝さんを主演に迎えてドラマ化!大阪府のとある定時制高校・科学部。年齢も抱える事情もさまざまな生徒たちが、2017年、科学研究...

宙わたる教室 - NHK

 

 

 

 

最終回で 定時制高校の生徒・柳田岳人君(小林 虎之介)が

教師の藤竹先生(窪田 正孝)に呟いた言葉が、

 

「人って ワクワクするの 止められねぇもんな」

でした。

 

私は確実に この番組にワクワクしていました。

 

文句なく、秀作と言えるドラマだったと思います。

 

 

 

このドラマに文句を言うとしたら、

藤竹先生の前髪が 目にかかって鬱陶しい、

石神教授(高島礼子)は 

あんなに派手じゃなくていいだろう、

保健室の先生(木村文乃)がキレイすぎる、

保健室登校の生徒(伊東蒼)の姉だか妹だかが、

あんなに美人である必要はない、

藤竹先生の元同僚のJAXAの人(中村蒼)が 

あんなに濃い顔の人でなくても良いじゃない、

というところでしょうか。

 

いっぱいありますね(笑)。

 

 

 

 

 

定時制高校の科学部の物語ですが、

定時制高校って、部活があるんですよ。

 

私が卒業した県立高校にも夜間があって、

同じ教室を使っていたりしました。

 

同じ机を使っていた人たちと

一、二度 交流した事もありました。

 

ただ、昼間 働いて 夕方から登校して勉強して

部活もするだなんて、信じられませんでした。

 

私が会った人たちは

運動部に入っていたそうですが、

聞いてびっくりしましたし、

今でも信じられません。

 

タフですね!!!

 

 

 

 

 

ワクワクは止められない。

 

なるほど。

 

止められませんね。

 

ワクワクしろ、と言われてできるものでもない。

 

ワクワクって、うっかりワクワクしてしまうものです。

 

ワクワクしている事に没頭してると、

「頑張ってる」なんて意識せずに

頑張れちゃいますよね。

 

それって、「努力」とは どこか違いますよね。

 

「苦労」も苦労じゃなくなってくる。

 

ワクワクって、魔法なんだと思います。

 

 

 

 

 

ところで、私は、

いったいどんな事にワクワクするでしょうか?

 

葉っぱばかりだったシンビジウムの鉢から

ニョキニョキと花芽が立ち、伸びてくる様子は、

見ていて、確実にワクワクします。

 

寺務所前の小さな小さな花壇に

何色の何を植えようか迷ったり 植え付けたりする時も

かなりワクワクします。

 

これから来る変化を想像して、嬉しくなります。

 

これからどれくらい

大きな株に育ってくれるでしょうか?(ワクワク

 

 

 

          

 

 

 

でも、それだけかな?

 

もう少し違うところにワクワクしたいですよね、私。

 

来たる年には、もっと自分自身にワクワクしたいです。

 

ドラマで見た、夜間高校の生徒たちのように。

 

さて。

 

何にワクワクしようかな?

 

考えるだけでも、ちょっとだけワクワクします(笑)。

 

とりあえず、原作を読んでみようと思います。

 

 

 

あなたのワクワクって、何ですか?

 

 

 

 

 


12月の仏遊会

2024-12-03 | 仏遊会

12月の仏遊会は、8日(日曜日)の午後2時からです。

 

毎年恒例の、幣束作りです。

 

ハサミをお持ちください。

 

 

     

 

 

仏遊会は どなたでも参加していただけます。

 

大玄関からおはいり下さい。

 

おまちしています。

 

 

 


勤続30年

2024-12-03 | おしゃべり

住職に 本山から

表彰するから、おいで、という通知が来ました。

 

住職が 中瀬の吉祥寺の住職になって

30年が過ぎたのだそうです。

 

 

 

 

 

ついで(?)に、布教師としての功労を

讃えていただきました。

 

 

 

 

 

 

読めない字がありますが(汗)、

こうして表彰されるのは

滅多にはない事だと思います。

(しかも、ふたつ同時表彰!)

 

 

          

 

 

 

そういえば、先代住職も 

勤続50年表彰という事で 

本山に行った事がありました。

 

ともあれ、ここまで健康で無事に勤めてこれたのは

皆さまのお力添えがあってこそ、と思います。

 

けっこうクセ強めの住職に こうしてついてきていただき、

感謝申し上げます。