座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

中瀬河岸場

2021-05-09 | おしゃべり

NHK大河ドラマ「晴天を衝け」は 

今夜から「一橋家臣編」が始まります。

 

血洗島編が終了して

あの美しい血洗島の風景からは 遠くなりそうな気配ですが、

我が家では 全員 毎週 楽しみに見ています。

 

2日の日曜日も もちろん見ました!

 

そして、大騒ぎしました!

 

「吉祥寺が映った!」

 

 

 

いえいえ、中瀬の吉祥寺の、駐車場が、ですけどね(笑)。

 

 

 

 

 

番組の終わりに流れる、数分間の紀行映像、

これも私は楽しみにしているのですが、

もちろん、地元が度々登場する今回は

これまで以上に 一所懸命に 

目を皿のようにして見ていて、

毎回 テレビの画面に吸い寄せられていますよ!

 

 

 

     

 

 

2日の番組では、「中瀬河岸場跡」という事で、

吉祥寺の駐車場近辺が画面に映っていた、という訳です。

 

う~~ん。確かに、「中瀬河岸場跡」ですけどね。

 

 

 

あの手前、テレビには映っていなかったのですが、

錆びた説明版が立っています。

 

曰く、

 

「 中瀬河岸は、江戸時代から明治初年にかけて、

 利根川筋の河岸場として大いに繁栄した。

  慶長十二年(一六〇七)に江戸城修築の栗石を

 中瀬から運んだ記録があり、この頃には既に中瀬

 からの 水運が行われていたようである。その後、

 中瀬は周辺の物資の集積所となり、上流や下流から来た

 乗客や荷物を積み換えるように定められ、関所のような

 役割も果たしたという。最盛期には、大小百隻近くの舟が

 出入りし、問屋・旅籠屋などが軒を連ねて賑わった。

  明治十六年(一八八三)の高崎線(現JR)の開通により

 次第に衰退し、明治四十三年の大洪水とその後の河川改修で

 河岸場の姿は失われた。         (第二十四号)

  平成五年十一月          深谷上杉顕彰会」

 

 

と書いてあります。

 

 

先週の紀行番組に映っていたのは、

その「軒を連ねて賑わった通り」であり、

失われてしまった河岸場の姿の、さらにその後の姿

なのでした。

 

単純に この看板から後ろを振り返って見た、

そんな視点でシャッターを切った写真だったようです。

 

少しも繁栄の面影を感じさせない、

寂しい中瀬の吉祥寺の駐車場界隈でした(涙 )。

 

少し残念です。

 

 

歴史的に見て 鉄道が敷かれる以前には

舟運が重要な役割を果たしていた、

という事が

これまでの私の認識などは 全然甘くて、

すごくすごく重要だったんだ、との思いが

近年 どんどん強くなってくるのです。

 

まして 中瀬の吉祥寺にご縁をいただいていますので

中瀬の、中瀬河岸場の繁栄が どれほどのものだったのか、

と思うのですが、

とても想像しきれないもののようです。

 

土地の古老のお話を 

もっといっぱい聞いておけば良かった、と

悔やんでいます。

 

(お話のどこまでが本当かも、よくわからないんですけどね。)

 

 

 

 

 

さて、今夜も見ますよ、TV。

 

(五代友厚さまが登場するのは楽しみですね!

 

 

 

こんな石碑も説明版のすぐ下にあります。

 

          

 

 

 


6月の仏遊会は外で!

2021-05-08 | 仏遊会

明日の仏遊会は

お天気も良さそうなので 屋外で行います。

 

吉祥寺の境内探検ですね!

 

住職から どんな自慢が飛び出すでしょう?

 

ヤマボウシも 今 とてもキレイです!

 

 

 

午後1時からです、お待ちしています。

 

 

 


『渋沢栄一の深谷』

2021-05-05 | おしゃべり

ブラタモリに出演なさった方(例の、「砂壌土」のセンセイです)

の著書に『渋沢栄一の深谷――写真で訪ねる ふるさとの原風景』

という本があります。

(著者:河田重三 清水勉、さきたま出版会、1800円+税、

 協力:公益財団法人 渋沢栄一記念財団)

 

 

 

          

          都内某所の書店にて。オッと思って撮影。

 

 

 

タイトルに「写真で訪ねる」とあるように、

写真でいっぱいの本です。

 

栄一の生涯を通した多彩な活動を反映して

多様な方面から あらゆる活動の歩みと

その背景を紹介していて 飽きさせません

 

というか、まだ読んでいないのですが、

飽きなさそうです。

 

 

 

 

「8 利根川舟運の拠点 中瀬河岸場」の写真、

「遠く榛名山(左)と赤城山(中央)を望み、

 利根川を背にする中瀬集落」(p29)

という写真を見て、住職は

「中瀬の吉祥寺が載ってる!」といって大声を出しました(笑)。

 

また、パラパラとめくっては 

ここは、あそこだ! と喜んでいました。

 

地域を知ってる人には とても楽しい本です。

 

知らない人には 

身近に感じていただける写真でいっぱいの本です。

 

中瀬河岸場を 渋沢栄一を 桃井可堂を 煮ぼうとうを

東京駅を 深谷の煉瓦を 富岡製糸場を 東京商工会議所を 

東京証券取引所を 東京都健康長寿医療センターを 

血洗島を 渋沢平九郎を

少しでも知りたいと思う人には

ぜひ手に取っていただきたい本です。

 

1800円(税別)です。

 

 

 

 


見たぁ? ブラタモリ

2021-05-05 | おしゃべり

土曜日の「ブラタモリ」、ご覧になりましたか?

 

私はとっても楽しみました。

 

だって、ご近所の風景や 知ってる人がいっぱい出てきて、

映ったり お話してくださるんですから、

楽しいですよぉ。

 

地面に上手に絵を描いた可愛らしい小学生のお顔も 

エンディングで拝見できましたし、

私的には、とっても良い番組でした。

 

 

 

それにしても、「砂壌土」って、知りませんでした。

 

というか、「砂壌土」という言葉さえ 知りませんでした。

 

中瀬の吉祥寺近辺の土は 粘土質だなぁと感じていましたが、

砂が多く含まれているとは 考えてもみませんでした。

 

知らない事を学ぶ事ができるって、楽しいです。

 

なんか、賢くなれたような気になるじゃないですか。

 

楽しいです。

 

そんなところに「ブラタモリ」が好きな理由が

あるんだと思います。

 

 

 

「砂壌土」。

 

う~~~ん。

 

忘れそう。

 

 

 


5月の仏遊会

2021-05-04 | 仏遊会

5月の仏遊会は 5月9日(日曜日)の 午後1時からです。

テーマは 「吉祥寺探検 大師殿・青不動」です。

 

大玄関からお入りください。

 

場所は本堂内、大師殿 と 青不動 の部屋で

あれこれと宝探し()をします。

 

 

 

前回の仏遊会でも 天候不良のため 

本堂内で 宝探し()をしました。

 

中瀬自慢、吉祥寺自慢が多かった気がします。

 

ブラタモリでも垣間見えていましたが、

中瀬を含む利根川流域が 

経済的にも豊かで 

文化の香り高い地域だった事が 関係していると思います。

 

さて、大師殿と青不動の部屋で どんなものが見つかるでしょうか?

 

どうぞお楽しみに。

 

 

仏遊会は どなたでも参加していただけます。

どうぞお気軽に お集まりください。

密にならないように気を付ける必要があります。

手指の消毒と マスクの着用をお願いします。