座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

初日の出のご利益?

2014-12-30 | おしゃべり
初日の出には、ご利益があるのでしょうか?



お日様は 万物の生命の根源であると思います。

年が改まって最初の日の出には
普段の日の出とは違った何かを、
少なくとも日本人は 感じてきたようです。

1年の平安と 繁栄と 健康と 幸福と それから・・・。

人々は 初日の出に たくさんの事を お願いしてきました。



気持ちも新たに拝する太陽。

いつもの太陽より、威力があるかな?(笑)






読売新聞 朝刊の「時代の証言者」に
「遅咲き歴史文学 宮城谷昌光」というのが
連載されていました。

作家の宮城谷さんは 
「初日の出にお願いすると 叶うんやで」
という子供の言葉に、
夫婦で出かけて 初日の出を拝みました。

すると間もなく、運が開ける時がやってきたそうです。



初日の出を拝んでも 願いがか叶う人ばかりではないのでしょうが
できる限りの努力をして 必至で拝む、
そういう人には 時として
お天道様は 特別な光を投げかけてくれる事があるのかもしれません。






今年の 豊里小学校の「初日の出を見る会」は、
もう 申し込みは締め切りましたが、
島村の渡船場の近くの土手まで行くそうです。

必死の努力を惜しまなかった人には
きっと良い光が射すと思います。

元日は いつもヘトヘトになるので、
初日の出を拝みに行くなんて、とんでもない! 
と思っている私ですが、
余裕を持って ご来光を拝める日が いつか来るでしょうか?

さて、利根川の土手で、今年は ご来光が拝めるかな?



今年のニュース

2014-12-27 | おしゃべり
今年も 年末の10大ニュースが発表される時期になりました。

今朝の読売新聞の国内のランキングでは、御嶽山の噴火による悲劇が
第1のニュースとなってしまいました。

オリンピックの金メダルとか、
いい事だって、いっぱいあったはずなのに、
もう薄れてしまっていて、

ノーベル賞も 錦織圭も 御嶽山に負けました。



そんな中、
「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録された事が
9位にランクイン。

もちろん、それは 埼玉県の10大ニュースの10位にも
なっています。

そして、埼玉の1位は、細川紙を含む日本の和紙と その技術が
ユネスコの無形文化遺産に登録された事でした。

丈夫な細川紙は、火事の多い日本で
帳簿などにも重用されてきたそうです。

火事になったら、井戸に投げ込んで、
後で引き揚げて乾かせば大丈夫だったとか。

すごいですね!



われらがふっかちゃん が
ゆるキャラグランプリで 準グランプリを獲得した事は、
埼玉県の5位でした。






さて、座敷ネズミとしては、
心理カウンセラーの資格を取る事ができたのが
1番のニュースでした。

では、住職は、どうだったでしょうか?



一昨年末あたりから 
住職が身体の不調を訴える事が増えました。

足底腱膜炎で歩けなくなったり、
痛風の発作を起こしたり。

特に、痛風では、
尿酸値が 8mg/dl 以上になると
投薬治療の対象になるのだそうですが、
住職の数値は、ずっと下。

ビールも飲まないのに!!!

痛風は、体質の影響が大きい病気なのだそうです。

そういう体質だと思って、
これまで以上に 健康に気を付けてもらわなくては!

太りすぎてましたからね!!!!!






ところが、それ以降、
「住職、あんまり急に痩せるのも良くないよ!」
と人に言われるくらい、
住職はウェイトダウンしました。

ご飯の量がそれほど減ったわけではないので
(オカワリは、自粛してましたが)、
きっと 私の見ていない所で お菓子を食べるのを
自粛したのではないかと睨んでいます。



一応、本人も気を付けてはいて、
ラジオ体操を続けたりしてました。

けれど、一番は 胃炎を起こしたことが
痩せた原因かと。

おかげで、住職は 大嫌いな胃カメラを
2度も飲み込む羽目に。。。

けれど その結果、悪い病気も見つからず、
胃炎も治り、

体重も 徐々に元に戻りつつあるのです。。。





良い事ばかりでは ありませんでしたが、
悪い事ばかりでも ありませんでした。

吉祥寺が とにもかくにも、
こうして無事に 年を越せるのは
何と言っても、皆さんのおかげです。

そして、来年は
もっともっと良い事が、いっぱい、いっぱい、
あるといいなあ 


           

関係ないけど、娘の振袖姿の一部を、載せてみました 

帯結びが、ステキだったので。



ダイエット その3

2014-12-27 | おしゃべり
これは、私が 「体重を測るダイエット」に成功して
いい気分になっている時に お聞きした話です。

呼吸だけで痩せるそうです!



その方は、なんでも、
鼻から10数えて吸って、
口から20数えて吐くのだそうです。

つまり、息を吐ききって、お腹をへこませる。

それだけで お腹がへこむそうです。

事実、その方のお腹、スッキリしてました。



その方 曰く、
「座禅と同じですよ!」

これには、一本とられました!

いつも 座禅を一所懸命になっていなかった事がバレたかな?






運動と同時に、食事にも 少しだけ気を使いたいと思います。

私が カロリーの高いものを あまり食べなくなったのは、
身体のためとか ダイエットのため とかではなく、
単に好みが年寄りに近づいて
アッサリしてものを好むようになってきている証拠かもしれません。

でも それもダイエットには効果的だったと思います。

そして やっぱり、いろいろなものを食べたい!



ずっと以前から 日本人が食べてきた、
旬の食材を使った、「当たり前」の家庭の和食を
食べたい。

一流料亭の料理ではなく、高級レストランのメニューでもなく。

飽きの来ない、やさしい手料理が食べたい。

やっぱ、自分で作るっきゃないか。






とにかく、これからは、ウェイトダウンではなく、
サイズダウンを目指します!



ダイエット その2

2014-12-26 | おしゃべり
記録するだけで体重が減る、という話を
聞いた事がありますか?

毎日 体重を量って それを記録し続けると、
体重が減るんだそうです。

信じられますか?



私は、
「そんなんで体重が減るなら、誰も苦労しないだろう!」
と思いました。

だから、始めました(笑)。





きっかけは、業者から送られてきた 1冊の手帳です。

 

          



中には ほとんど書くところがなくて(笑)、
その替わりに 日々の血圧と体重とを書く欄がありました。

私は 血圧は心配ないので、
体重と 歩数とを書き込むことにしました。

気分を盛り上げようと、赤いカバーを付けました(笑)。



バカみたいに簡単です。

バカみたいだから、意外に続きました。

1週間 全然 記入しなかった、という事は ありませんでした。










予想外に早く、効果が表れました!

それは、お正月のお餅です!

私は 毎年 お正月にたくさんのお餅を食べては
身体が重いと感じるくらい、体重が増えます。

もちろん、なかなか 元の体重に戻りません。

今年も とてもおいしいお餅を手にれて、
たいへんおいしく いただいていました。



それが、
体重を記入し続けている事による 意識の変化からか?
食べ過ぎないうよになりました。

食べる量を減らしたからといって、
空腹を我慢しているわけではないのです。

「食べ過ぎて苦しい」という事が なくなっただけです(苦笑)。

<食べ過ぎ>が抑止できているので、
次の食事が、これがまた、おいしい!(笑)

そんなバカな! と思っていたダイエットは 
徐々に成功に近づいていきました。






私は 食べたいのに我慢する、なんて事は できません!(キッパリ)

けれど、残すのがもったいなくて 頑張って全部食べてしまう、
という事は よくあります。

最後の一口が苦しい、なんて事も よくあります。

その一口を、<残す勇気>が 必要なのですが、
無理せずに 残せるようになりました。



<残す勇気> !

そんなバカな勇気が、中高年には、必要なのです!






去年の12月30日には
最初の「ふだんの体重」に プラス8.2キロ でした(苦笑)。

お餅を食べて プラス9・1キロ まで増えました。

それから 少しずつ、少しずつ、
何も努力せず、何も我慢しないまま
体重が落ちていって、
今は プラス3キロ ~ プラス4キロ になっています。



たいした事ないって?

もちろん、減った体重は4キロ程度です。

でも この飽食の時代に 何の苦労もせずに 
(食べたいものを我慢せずに食べながら!!!)
体重を落とせるって事、
あまりないのではないでしょうか?

(ついでながら、運動もほとんどしていません!)





できたら 2度目の「ふだんの体重」くらいまで、
もうあと1キロ くらい体重を落として、 
そこからは 若い時より 3キロくらいふっくらしたまま、
筋力をつけていきたいと思っています。

今年は これとは違う手帳を使う予定ですが、
ちょこっと スペースを使って 体重の記録だけは
続けようかと思っています。








今年の2月、雪かきに毎日精を出していた頃の記録です。

新聞が届いた時は、嬉しかったなあ!






来年 健康のためにダイエットに挑戦しようとなさっている方々を
座敷ネズミは 応援します!

そして、筋力をつけようとなさっている方々を 応援します!

ついでに、皆さま、検診を受けましょう!(笑)



ダイエット その1

2014-12-25 | おしゃべり
私は 母子手帳を2冊持っています。

最初の一冊は、娘を妊娠した時にいただいたもの。

次の一冊は、息子を妊娠した時のものです。



          






それぞれに、「ふだんの体重」という欄があります。

最初の一冊と 次の一冊との間で、3キロの差があります(汗)。



私は 最初の妊娠の時
体重が 12.5キロ 増えました(大汗)。

それでも 医師に 「太りすぎだ」!とか「体重を減らせ!」とかは
言われませんでした。




体重が3キロ増えた 2度目の妊娠の時は
最終的に 8.5キロ程度 増えました。

そして 2度の出産の後で
体重は まるで 健康な胎児のように 順調に増え続けました!






人は 20歳の頃 健康だったならば
その時の体重から10キロ増えると 
生活習慣病になりやすくなる、と言います。

私もしっかり そのワクに入りました(涙)。

最初の子を出産する頃と同じくらいに体重が増え、
膝に違和感を覚えたりもしていました。

体重というものは、増えるものであって、
決して減る事はない、
と信じてしました(苦笑)。



次回に続きます。



年の最後の仏游会

2014-12-25 | 仏遊会
一年が終わりに近づいて、その年 最後の仏游会が行われる。

無礙光寮(客殿)に集って、幣束を作る。

色紙を重ね、ハサミで切って 折り曲げて 竹の棒で挟む。



その時、何人もの人に囲まれながら、私は
ああ、今年も 無事に この日を迎える事ができたなあ、と
本当に安堵の思いがするのです。






毎年、毎日、いろいろな事があります。

喜び事があれば、苦しい事もあるはずです。

誰にでも、誰にも知られたくない悲しみがあるはずです。

そんなこんなの日々を過ごして
今年も こうして 新しい年の歳神様をお祀りする幣束を作って
来る年の平穏を祈ります。

人は みんな 何百年も昔から
こうして 年を過ごし、迎えてきたのだろうと思うのです。

ありがたい事だと思います。



こんなふうに思うようになったのは、
年をとったからでしょうか?(笑)

だとしたら、年をとる事も
そんなに悪い事では ありません。

「ありがたい」と感じる事を
すごく幸せな事だと思うからです。

「ありがたい」と感じられる という事を、
「ありがたい」と感じます(笑)。






一年を無事に暮らせた事に感謝します。

新しい年が 良い年でありますように、願います。



幣束を並べて本堂で読経。

除夜の鐘の時に またお会いするのに(笑)、
「よいお年を」とお互いに言い合って お別れする。

その年の仏游会の最後の日は、
私が 一年のうちでも 大好きな日です。



12月の仏游会は、今週!

2014-12-17 | 仏遊会
12月の仏游会は、20日(土曜日)の、午後7時30分からです。

今年最後の仏游会です。

今週の土曜日です!



テーマは、「歳神様をお招きする準備 ≪幣束作り≫」です。

ハサミをご持参ください。

*******************************

仏遊会には どなたでも 参加していただけます。

どなたでも、どうぞ お越しください。

午後7時30分までに 客殿の大玄関からお入りください。

今回は、客殿の一室で 幣束作りをします。

お待ちしています。


選挙の日

2014-12-17 | おしゃべり
寒い日が続きますね~。

特に今日は、予報通り、風が強くなってしまいました。



選挙の日も、寒かったですね。

あの日 吉祥寺では 
インターフォンの付け替え工事が行われていました。

ただでさえ 西風の強い日には
風の音のせいで 会話がよく聞き取れなかったりするのに、
年数が経って 音声が不明瞭になってしまったためです。

外で仕事をしていた人は、すごく寒かったそうです。

でも、風は比較的おだやかだったので、まだ良かった。

今日だったら もっと辛かったでしょうね。






選挙の投票率、低かったですねぇ、予想されていた通りです。

我が家は 3人そろって投票に行って
投票率を上げる事に協力してたんですけどねぇ(苦笑)。






その晩、選挙速報などを見ながら、
私は 以前の「お約束」を思い出していました。



娘は 選挙権を行使できる日を 心待ちにしていました。

注目された選挙があった時、
早生まれの娘には まだ 選挙権がなかったのです。

世間は 選挙で持ち切り、
同級生たちの間でも 
選挙が話題になる事も多かったのでしょう。

悔しい思いをしていたようでした。



ややあってから 
楽しみにしていた初選挙を終えた娘と私たちは 
豊里公民館から 町へ向かいました。



選挙があるのは、いつも日曜日。

日曜日の仕事を終えて <お疲れ様>の私たちは
いそいそと 食事をするために出かけたのです。

そして私は、
「ああ、これって、いいなぁ。」
と思ったのでした。

「選挙の日は、外食の日に決めましょう!」

我ながら、いい案だと思いました。

そして、それから数回、
選挙の後の外での食事を 楽しみました。






今では娘は 豊里に住んでいませんし、
住民票も居住地に移していますから、
一緒に 選挙に行く事はできません。

今回は 息子も一緒に選挙に行きましたが
家に帰って いつもの食事をしました。

「外食の楽しみ」は なくなりましたが、
「いつもの食事」は、それはそれで、いいものです(笑)。



願わくは、日本が、世界が、
より住みよい世界になっていってくれますように。



“生きるためのレッスン”

2014-12-16 | おしゃべり
白浜美千代さんという方がいます。

イラストレーターらしいです。

     Wikipedia 白浜美千代

私はこの人が書いた短い文章に 
時々 ドキッとしたり う~んと唸ったりしています。



先日は、雑誌の中に
「“生きるためのレッスン”を続けていく」
と題する文章が載ってしました。



 「変わっていく世の中で 変わっていく自分。

  その手助けをしてくれたのは、いつも“他者”でした。



  人と触れ合い ぶつかって、 泣いたり 笑ったり。

  たくさんのトラブルも 悩みも 
  “生きるためのレッスン”だったのだなと
  今ならわかる。」



 


そう! そうなのよ!

私がこの前 言いたかったのは、そういう事なのよ!

と思ったのでした(笑)。



「年寄りの話」  の前半部分の、
半分くらいは、こんな意味を含んでいます(笑)。

言いたいことを、
なかなか うまく 伝えられません。

ですが、上の文章の中の「今ならわかる」という部分に、
ああ、そういう事かな? と思われる方は 
多いのではないでしょうか?

それを、私は、
「年をとってくると、見えてくるものがある」
なんて、年寄りくさく表現していました(苦笑)。



「“生きるためのレッスン”だった」なんて、
大げさに考える方は 少ないかもしれませんが、
でも、要するに、そうなんですよね。

より楽に生きる方法を 
ずっと探して 生きていたのかもしれませんよね、私たち。

だったら、もう、すごく楽に生きる事ができて
いいはずですよね、私たち。






でも、なかなか そう楽には生きられない。

そういう人は、
いつも傷つきやすい青春のただ中を生きているのかもしれませんが、

元来 ぐうたらな座敷ネズミは、
何事も ラクチンが一番、と信じています(笑)。