座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

中野竹子さんの事

2013-06-30 | おしゃべり
大河ドラマ『八重の桜』が ある意味、佳境に入っています。

会津が負けるところですね。

先週は 白虎隊が出陣しました。






            
            昨日の夕刊の大きな広告。「会津は負げねえ。」






ところで、皆さんは 中野竹子という人を ご存知でしょうか?

ドラマでは 黒木メイサさんが 凛々しく演じています。

                        



薙刀(なぎなた)の達人だったようです。








もちろん、実在した人です。   

ご本人も、なかなか凛々しい容姿だったようです。 
                       






ここに詳しく書くつもりはありませんが、
(詳しくは → ウィキペディアへ。 でも、意外なほど、記述が少ない!)

幕末の女性として もう少し 知名度があってもいいかもしれません。







私が 初めてその名を聞いたのは 高校生の頃でした。

祖母の口から 誇らしげに発せられた、「中野竹子さん」という名前。

聞いた事がない、と言うと、教えてくれました。

なんと言って教えてくれたのかは もう忘れてしまいましたが、
その中に「娘子軍」というのがあったのを覚えています。

「娘子軍(じょうしぐん)」という言葉も 初耳でした。

歴史は常に 勝者の側から作られる?

「朝敵」会津の女性の事は 
歴史で取り上げられないのも 当り前だったでしょうか?




今 検索してみると「娘子隊」としてあるものもあるようですが、
祖母の言葉では、「娘子軍」でした。

                     




黒木メイサさんの中野竹子役についてのお話は 
インタビュー記事になっています。

その終わりの方で 黒木メイサさんは 
中野竹子さんは その生き方にきっと後悔はなかったと思う、
と言っています。

「私自身も、日々の生活のなかで
 「ああしておけばよかった」とか「あれをやらなければよかった」と
 思うことがなるべくないように過ごしているし、
 もし自分の身に何か起こっても
 それは人生のどこかで経験するべきものだと考えているので、

 竹子さんも悔いなく ホントに目の前だけを見て
 突っ走ったんだと思います。

 だから、きっと竹子さんの人生は幸せだったんじゃないかな。

 そうであったと信じたいですね。」



中野竹子さん。

祖母は、この名前に「さん」をつける事を忘れませんでした。

その言葉に 尊敬と誇りを感じた事を 今でも覚えています。



中野竹子さん。  享年 18。

辞世の句は
「武士の猛きこころにくらふれは 数にも入らぬ我が身なからも」。

大河ドラマをご覧になる時には、
幕末の凛々しいハンサムウーマンとして、
山本八重だけでなく、
中野竹子さんにも もう少し 注目して見てください。

黒木メイサさんの出番も 間もなく なくなるはずですが。



芋ようかん その2

2013-06-27 | おしゃべり
吉祥寺のお檀家さんは 中瀬の方々ばかりではありません。

遠い場所にお住まいの方々もいらっしゃいます。



今朝は 都内に住む方から ファクスを頂戴しました。



それによって 先日 私が記事にした 
芋ようかんのお店の名前がわかりました!



「土佐屋」さんというお菓子屋さんです。

→→→創業70年 いもようかん 土佐屋




このホームページでわかったのですが、
道路拡張工事のために、平成7年に 移転しています。

私がお会いしたお爺さんは、創業者だったのです。

そして、
「後継者がいなかったのでしょう」なんて
想像で書いてしまいましたが、

三代目さんまで家業に勤しんでらっしゃるご様子。

勝手な想像をしてしまった自分が恥かしい。

そして、嬉しい。 

ありがとう、元気でいてくれて  (笑)。






ブログで絶賛している人がいたり。


私が作ったものと 比べないでください(汗)。






知る人ぞ知る、芋ようかんの名店だったようです。

       




でもね、芋ようかんだけじゃなく、
あんこ玉も、栗蒸しようかんも、水ようかんも
美味しいのよ~ん。






移転先は、元の場所からそう遠くない、
都電荒川線の「西ヶ原四丁目」付近だそうです。

こうなったら、絶対に 移転先に探検に行くゾ!(笑)






皆さま、いつもおいでいただき、ありがとうございます。



埼玉伝統工芸会館

2013-06-25 | 行って来ました
先日 小川町の 埼玉伝統工芸会館に 行きました。

目的は、「暇つぶし」でした(笑)。






皆さんご存知の、いいか悪いか よくわからない人形(苦笑)。




ステキに花が生けてありました。





   



<紙>という素材の 限りない可能性を感じます。






たくさんの体験学習ができる施設です。

詳しくはこちら → 埼玉伝統工芸会館

この日も小学生が 体験学習に来ていました。



夏休みには 「ものづくり体験教室」が目白押し!

きっと たくさんの子供達で にぎわう事でしょう。

でも 実は 
大人も楽しめそうな教室がいっぱい!
                            



友禅染のハンカチ、木目込み人形、手書きの鯉のぼり、
裂き織りに、竹の釣竿作りに、桐の貯金箱。

9月には 押し絵羽子板作り、
10月には、三日間で作成する本格的な鬼瓦! 

やってみたいなぁ!






「夏のクラフト展」は 7月24日から28日だそうです。
               
          






これはあまり関係なさそうですが?   
                        



ちょっといいな、と思った絵。   
                     








「麺工房かたくり」で うどんを食べました。

「小川町産小麦 自家製粉」と メニューにあります。

大盛はプラス100円。

この日は カレー汁うどんを食べました。

美味しかった~!

おそばが売り切れても、うどんで満足できます!

カレー汁うどんは 650円!

(おそばは 一日限定50食 だそうです。)



お水じゃなくて 熱い番茶がいただけたのも嬉しかった♪

次回は、絶対、おそばを食べるゾ!(笑)

                        

芋ようかん

2013-06-24 | おしゃべり
作ってみました、芋ようかん。



昔 芋ようかんが美味しいと 
友人達の間で評判のお店が 
西巣鴨にありました。

あんこ玉も美味しかったのですが、
とりあえず、友人達には
「芋ようかん!」という人が多かったのです。






そのお店の前には
いつも 川越のさつま芋のダンボールがありました。

お店に出てきたお爺さんが言うには、
「ウチの芋ようかんは 
 川越のさつま芋と 少量の砂糖以外は、
 一切、何も入れていない!」

砂糖がツナギになって、芋が固まって 
ようかん状になるらしいのです。






試しに作ってみようと 思い立ちました。

「試し」ですから、ちょっとだけ作ります。

芋も少しだけ、お砂糖もほんの少し。



皮は、あのお店の芋ようかんを思い出して、
あまりキレイには むきません。

蒸かしたて、熱々のサツマイモを、つぶして、こねます。

型に詰めて、冷やして、切ります。







なんとかなるものです(苦笑)。

もう少し 丁寧に つぶした方が良かったかな?

もう少し 丁寧に 皮をむいた方が良かったかな?

お砂糖の代わりに 蜂蜜を使っても 美味しいかな?



でも、純粋な芋ようかんが 出来上がりました。

有名な 船〇の芋ようかんより、よほど美味しい!(?)






あの味が忘れられずに 
西巣鴨でお店を探してからも 
もう 10年以上 経っています(笑)。

その時 すでに お店は見つかりませんでした(涙)。

後継者がいなかったのでしょう。

有名でもありませんでした。

大量には作っていなかったのです。

そういえば、芋ようかんも 
しょっちゅう 売り切れていました(苦笑)。



美味しいものは 自分で作らなくてはなりません。



第二駐車場

2013-06-10 | おしゃべり
ご縁があって 土地の提供を お受けする事になりました。

吉祥寺に 第二駐車場(?)ができます。







工事中の様子です。



       






 
コンクリートを流しました。




吉祥寺の飛び地の、北側半分も、ついで(?)に。






第二駐車場ができると 
これまでの駐車場は「第一駐車場」に?(笑)

第一駐車場から見る、ご近所さんのバラ。











毎年 楽しみにしているバラです。

5月25日に撮影しました。



ふっかちゃんが卵を産んだ!?

2013-06-09 | おしゃべり
ふっかちゃんの卵をかたどったお菓子があります。

その名も「ふっかちゃんの卵」と言います。









先日 深谷のお寺さんで 宗祖のお命日法要・水無月会があり、
住職がいただいてきたお菓子の中に
「ふっかちゃんの卵」があったんです。

不肖座敷ネズミ、それまで存じませんでした。










浜岡屋さんから 去年 新発売されていました。

「卵たっぷりのきみ餡をミルク入りの柔らか生地で包み焼き上げました」
との事です。







美味しゅうございました。



6月の仏遊会

2013-06-08 | 仏遊会
6月の仏遊会は、22日(土曜日)の午後7時30分からです。

(当初29日の予定でしたが、変更になりました。)

今回は、座禅は ありません。



6月は 水無月会(宗祖伝教大師の命日)の法要として 
伝教大師の和讃を読みます(唱えます)。

和讃のテキストは 吉祥寺にあるものを お使いいただきます。

その後 「これは便利~本を綴じる方法」の講座があります。


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仏遊会には どなたでも 参加していただけます。
どなたでも、どうぞ お越しください。

午後7時30分までに 客殿の大玄関からお入りください。
今回は まず 本堂で水無月会に参加していただき、
その後 客殿でお茶を飲みながら、いろんなおしゃべりをします。

お待ちしています。



梅子さんの桜草

2013-06-07 | おしゃべり
<梅子さんの桜草>に関して、ネットで検索してみました。

あんまり私が 間違えて覚えてしまってましたので(大汗)。

(恥参照:梅子さんの桜



                       

                  わが国は 草も桜をさきにけり 一茶 
                  『趣味の山野草』4月号より(p19)






いい、おしめりですネ・・・・・・・・』という、
野遊び塾長さんのブログに、

「詳しくは、趣味の山野草を購入して確認してください」とありましたので、
購入して確認しました。 

もちろん、アマ〇〇で購入(笑)。




趣味の山野草 2013年4月号 (vol.393、栃の葉書房、1050円)

桜草が特集されています。






愛好者の間では、一般に 
野生種を「サクラソウ」、
園芸品種を「さくらそう」
と呼んで 区別しているそうです。   



私たちが 中瀬に来たばかりの頃、
ご近所に住む役員さんに 
桜草の鉢植えを いただいた事がありました。   
                        

ちょうどこんな鉢に植えてありましたが、
あれは「中瀬紅」だったのでしょうか?







中瀬紅(なかぜべに)の特徴は、
他の桜草に比べて 
やや赤みが強くて、
花弁がやや細長、
花弁と花弁の間に隙間ができる、
そして 丈夫でよく殖える、
という事です。(p31)






私が初めてお会いした頃には
梅子さんは すでにお婆さんでした。   
                    
               (p30より)



確か、薄い色のヒラヒラとしたワンピースをお召しで、
「息子の研究のためにも
 私は長生きしなくちゃいけないの。」
なんて仰っていたと思います。

               (p29より)
 

シラコバト賞を受賞、なんてお話も
伺ったような気がしますが(汗)、
シラコバトなんて知らなかったし(汗)、
すっかり忘れていました(滝汗)。






<梅子さんの桜草>の里帰り展示会は、
(私は 公民館で、と思い込んでいましたが、)
第10回ふかや花フェスタの一環で
深谷市文化会館と 小暮医院で催されたようです。



                
                文化会館エントランスホールでの展示の様子です。

             (nakazeriverさんのブログ『ねぎと渋沢栄一のふるさと』の中の、
             「桜草 中瀬紅」の記事から ↑の写真をお借りしました。)


そして 梅子さんと <梅子さんの桜草>の活躍については、
『趣味の山野草』4月号に詳しいです。

『趣味の山野草』、お貸しできます。   

山野草好きにはたまらない、美しい花の写真が満載の雑誌です。



なお、庄内の日本桜草栽培日誌――桜草の栽培日誌と庭がBlogネタ――というブログに、
桜草の作出者一覧表があって、
か行に梅子さんの名前があり、
「中瀬紅(斎藤 海瀬紅)」と書かれています。

「作出者」と呼んでいいかどうかは疑問が残ります。

(先日ブログに「作出」といい加減に書いたのは 私ですが(大汗)。)