座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

オルガン

2010-11-26 | 古いもの
亡くなられてから 名誉住職の事を よく思い出しています。

皆さんは どんな事を覚えていらっしゃいますか?





ある年代の女性の方たちにとっては
花まつりでオルガンを弾くお坊さん、というものではなかったでしょうか?

そのオルガンは 吉祥寺にまだあって、廊下に置いてあります。







古い、古いものです。







オルガンの蓋には 大正14年10月 とあります。

「為 景光殿・祥光殿 菩提(ぼだい)」 とあります。

納主(奉納・寄贈した人)の藤平さんという方は 
大正から昭和にかけて存命だったのでしょう。



お地蔵さまのおまつり

2010-11-23 | 年中行事
きょう 勤労感謝の日は I地区のお地蔵さまのおまつりです。

いつもは住職が行っていますが、きょうは ご葬儀で不在。

弟子が行って お参りさせていただきました。

I地区の皆さま、お世話になりました。





弟子がI地区からいただいてきた ベゴニアの花です。

チョー豪華!!!

札には「エラチオールベゴニア」「学名:ベゴニア ヒエマリス」
とあります。

拝観

2010-11-23 | おしゃべり
去る22日(日)の 地元の郷土史研究会の皆さま方の歴史散策が
当地で行われました。

その折りのコースに 吉祥寺拝観を加えていただきました。







住職が本堂で 吉祥寺の説明をしている様子です。

当日の参加者は50名近く、皆さん熱心に説明に聞き入ってらっしゃいました。

天井画の説明を、との要請がありましたが
住職よりは 会長さんからの方が 
より詳しいご説明があったのではないかと思います(汗)。





知らない人がいっぱいだ~、と思っていましたら
親しくさせていただいている方も 何人も参加していらっしゃいました。

こんな時は お顔を見つけただけて ホッとするものです(笑)。

皆さん、お疲れさまでした。

何のおもてなしもいたしませんで、失礼いたしました。

説明の不足などなど、お気づきの点がありましたら お教えください。



遷化

2010-11-16 | おしゃべり
天皇が亡くなった時には「崩御(ほうぎょ)」と言います。

お釈迦さまの時は 
「入滅(にゅうめつ)」とか「入涅槃(にゅうねはん=ニルヴァーナ)」と言います。

僧侶の場合は よく「遷化(せんげ)」と言うようです。

吉祥寺の先代住職(吉祥寺 第36世住職)が 遷化なさいました。





亡くなられたのは 11月7日(日)。

午前1時18分だったそうです。

診断書には「老衰」とありました。

満89歳。





密葬は ご親族のご意向により、法類総代・組寺総代・近親者のみで行いました。

本葬儀は 12月18日(土) 午後1時を予定しています。

場所は 吉祥寺本堂です。





皆さん よくご存知の スポーツで鍛えた大きな身体と体力で 
住職と 大学教授との 二足のわらじを履き続けてらした方です。

奥さまを先に亡くされてしまわなければ
もっと長く ご活躍いただけたのではなかったか、
研究の成果も もう数冊 上梓していただけたのではなかったか、
などと 座敷ネズミは 考えています。







今朝の晴れ渡った空と 色づいたケヤキです。



お施餓鬼

2010-11-05 | 年中行事
今年の大施餓鬼会は 11月13日(土)です。

法要は午後1時半に始まる予定です。

たくさんの皆さまにお集まりいただき、
「施餓鬼(せがき)」という特別な法会に じかに触れていただきたいと思います。





今年の講演は 住職自ら行います。

「死ぬことは 生まれること」と題しています。

どうぞ 御参集ください。

信者のつとめ

2010-11-04 | おしゃべり
仏遊会で 『仏教聖典』を読んでいます。

先日は「なかま」と題された部分を読み進めました。

第1章 人のつとめ、

 第2節 信者の道、

その第4に

「教えを聞く人は 、もとよりこの身を無常なものと見、

 苦しみの集まるもとと見、悪の源と見るから、この身に執着しない。」

とあります。

さらに続けて、



「しかしまた、この身を大切に養うことを怠らない。

 それは楽しみを貪るためではなく、

 道を得、道を伝えるためである。



 この身を守らなければ命をまっとうすることができず、

 命をまっとうしなければ、教えを受けて身に行うことも、

 また教えを広く伝えることもできない。


 河を渡ろうとする者はよく筏を守り、

 旅をする人はよく馬を守るように、

 教えを聞く人は その見を大切にまもらなければならない。



 ―――ちょっと略―――



 食物をとるにも楽しみのためにせず、

 身をささえ養って教えを受け、

 または説くためにしなければならない。



 ―――ちょっと略―――



 すべてこのように、なに事も身のためを思わず、

 他人に対してもおごる思いをせず、

 たださとりのため、教えのため、他人のためと思って

 しなければならない。」



等とあります(小さい本の205~206ページ)。





仏教者は 仏の教えを説くため、他人のためと思って
健康の維持につとめなければならない、と 私には読めます。

住職に言うと
「こういう本は 書いた人に都合がいいように書いてある。」
とかなんとか言って、聞く耳を持ちません。

もう少し 健康に良さそうな事に 注意を向けてもらっても
いいんじゃないかと 私は思うんですけどね!



ちょっと愚痴でした。






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座敷ネズミの実家の母が急逝し、皆さまからさまざまな御配慮をいただき、
本当に有り難く 嬉しく 申し訳なく思っております。
ありがとうございました。