座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

仏教聖典

2010-09-28 | おしゃべり
仏遊会で 『仏教聖典』を読んでいます。

自分の番がくると、ドキドキします(汗)。

終わると、ホッとします(笑)。



他の人が読んでいるのを聞きながら 本に目を落として 一緒に読みますと、
書かれていることが 不思議なくらい、よくわかります。

ひとりで読んでいると すっと通りすぎてしまって
わかったのか? わからなかったのか? が
わからないまま読み終えてしまいそうですが

なんだか、よくわかる(ような気がする)のです。




でも 深く考える前に 先へ進んでしまうのが難点といえば難点です。。

ただ 「ああ、わかる、わかる!」とか「ああ、そうだよね!」とか
共感するところが こんなに見つかるのは
きっと 他の人の音読を 
文字を目で追いながら聞いているからじゃないかと思います。

それが、私の 仏遊会での 新たな発見でした。



先日の仏遊会では 188ページの

「これはわが子、これはわが財宝と考えて、愚かな者は苦しむ。

 おのれさえ、おのれのものでないのに、

 どうして子と財宝とがおのれのものであろうか。」

という部分を、頭の中で リフレインさせていました。



でも、どうせ すぐに忘れてしまうんですけどね!(笑)


画像は きょうの夕方のお散歩の時の空です。



『生きる』 その2

2010-09-17 | 読みました
「谷川俊太郎さんの傑作『生きる』をお手本に、みなさんの『生きる』をつなげてひとつの詩みたいなものを作りませんか?」
07年秋、あるインターネットコミュニティに書き込まれた呼びかけに、半年で2000件を超える投稿がありました。本書はそれらの投稿作品の中から一部を選出し、投稿者自身のコメントや写真を加えて再構成したものです。投稿者のコメントからは短い詩に込められた様々な人生模様が読み取れ、胸を打たれます。傑作『生きる』はもちろん、谷川さんの書き下ろし『コトバの波紋』、そして谷川さんと投稿者による座談会も収録

だそうです(汗)。













たとえば ↑このページの右側には
たくさんの余白と それから

「死ぬことについて考えること

 そして、それに死ぬほど怯えること」

とあります。





いろんな人が いろんな言葉を紡ぎだして
そして それらを全部

「生きているということ」

につなげるのです。






「私はここだよー」って叫ぶこと



というのもあります。

そして 作者からの短いコメントもあります。



「何か表現したいって時の、原点にある思いを込めて書きました。……」

なんて書いてあります。






「息子におっぱいを噛まれてイタタタタっ

 でも幸せを感じること」

ってのもあります。



「くれよんの先が丸くなること」

ってのもあります。




「フライパンに落とすバター」



「風邪が治りかけの時

 食べた

 すりおろしりんご」



「種をまき

 うたを歌い

 風にふかれながら

 歩くこと」



「ぽんっとでてきてもーてん

 どないもこないもあるかいな

 わしどないせいっちゅうねん

 ということ」



など、など、など・・・。






それぞれに付いたコメントを読むと
またまた、深いな~、なんて思ったりして

短い言葉ばかりなのに、なかなか先へ読み進まないんですよ。






年代とともに 続ける言葉は どんどん変わってきそうですが
なんだか
純粋な自分に戻れるような気がしてきます。

詩人になれそうな気がしてきます(笑)。






この本は 吉祥寺にあります。

(かなり傷んできていますが。。)

『生きる』

2010-09-16 | 読みました
『生きる』は 谷川俊太郎さんの詩です。→『生きる』

谷川俊太郎さんの詩集を読んだことがなくても、
この詩をご存じの方は 多いのではないでしょうか。

小室等さんの作曲で「いま生きているということ」というタイトルで
歌われてきましたから。

ここに 今 
YouTube を貼り付けることができたら カッコいいんですけどね。。。(涙)

(別の人が作曲して 合唱曲になってるのもあるらしいです。)





この歌の歌詞には 
昔の若者たち(笑)だけでなく、
今の若者たちも 何かしら感じるものがあったと思うのです。

そして この歌詞に 自分たちで 続きを書いて つなげてみようよ、
という呼びかけが起こり、
参加する人たちが集まって いろいろな詩がつきました。

谷川俊太郎さんご自身の理解と協力で 
それらが一冊の本にまとまったものがあるのです。→アマゾンへ








書名:生きる――わたしたちの思い――

著者名:谷川俊太郎 with friends






吉祥寺に この本があります。

照明器具

2010-09-15 | おしゃべり
吉祥寺の境内には あちらこちらに灯篭があります。

住職は
「あれは 灯りのためのものだから」
と、折々に ろうそくを置いたりして 照明器具として使っています。



それから
防犯対策のひとつとして 
境内に 暗い場所を あまり作らないようにしています。

去年の10月に落成した観音堂は 夜になると 正面が明るくなります。

明暗センサーというのでしょうか? あれが付いているのです。

同様に ふれあい観音さまのお堂も 夜になると明るいので
クモの巣が張って困ります・・・。



本堂前の大灯篭、
こちらも 防犯には役立っているかと思える照明器具です。

その照明が ここしばらく点いていません。

電気の配線の関係かと思いますが。。。

明るく心配なく歩ける境内になるまで もう少しお待ちください。