座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

ネコと仏様

2015-05-17 | おしゃべり
こんなとこを見つけました。

「意外な組み合わせ! 仏像と猫のすてきな関係」





私が気に入っているのは、
置物のブッダと、置物のようなネコ。


          

           笑っちゃいます。






それから、こちらの手は、中瀬の吉祥寺の合葬墓の仏様と同じ、
転法輪印ですね。


          

          気持ちよさそう、完璧な脱力! 



ネコと仏様って、相性、悪くないのかも?



ネパール

2015-05-16 | おしらせ
「お釈迦様は、
 インドの北の方、現在のネパールで
 お生まれになりました」
と よく言います。

その後 お釈迦様は 
出家し、苦行し、悟りを開いて、
亡くなるまで旅を続けました。

お釈迦様の歩いた道のりは、かなりのモノです。



と、まあ、その辺のところは、なんとなくわかっていたのですが。

上野の「インドの仏」展に行って
とてもわかりやすい地図を見て、
改めて お釈迦様の移動範囲が 
かなり北の方に偏っていた事がわかりました。

当時の「国」は 
「シャカ国」とか「マガダ国」とか「コーサラ国」とかで、
インドでも ネパールでもなかったのです。






          
          弥勒菩薩坐像






お釈迦様がお生まれになったのは ネパールですので、
「仏教の聖地」と呼ばれる場所は ネパールにも多いのです。

ネパール国民のほとんどは ヒンズー教徒だそうですが、

(ウィキペディアによれば、ヒンズー教徒が8割、仏教徒が1割くらい)

それでも、仏教徒にとって ネパールは 一度は訪ねてみたい
憧れの場所です。






          
           釈迦立像






私も いつかきっと訪れたい、と思っていました。

そのネパールが、大変な事になっています。



朝より昼、昼より夜、夜より翌朝と
状況が分かるようになるにつれて
被害者の数が増えていく。

既視感がありますね?

大震災の時もそうでした。



各地で動き出していますが、
中瀬の吉祥寺でも 義援金を募ります。

ご協力をいただければ、幸いです。

檀家の皆さんには 近々 お願いの文書をお出しします。

6月に入ってから、
護持費のお願いと同時にお渡しする事になると思います。

お気持ちで結構です。

無理は、しないでおきましょう。

できる事を、しましょう。



     
      国連UNHCR協会のホームページより



イケメン好き♡

2015-05-15 | 行って来ました
「かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は
 美男におわす 夏木立かな」

と詠んだのは 与謝野晶子です。

彼女も イケメン好きだったのでしょうか?






          



過日、上野の「インドの仏」展に行って来ました。

こちらの仏様は、かなりイケメン揃いです。

ハッキリ言って、私の好みです。



東京国立博物館
特別展「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」



 
          




          

残念ながら、この特別展は もうすぐ終わってしまいます。

今度の日曜日までです。

申し訳ありません、もう少し早く お知らせしたかったのですが。



          






平成館に向って 手前左側の、表慶館で開催されています。

展示内容の説明は とてもわかりやすく、
すごく賢くなれたような気にしてくれます(笑)。

ひとつひとつの展示物(展示仏?)に
とてもパワーがあり、
癒されました。






          






その頃 私は
ココロがスッキリしない日々が 何日も続いていました。

ココロが晴れないというか、モヤモヤというか?

何か言いたいような、何も言いたくないような?

その日 
「今日しか、行ける日がないッ!」という事で、 
エイヤッと掛け声をかけるように 思い切って 上野に出かけ、

ハンサムな仏様たちに囲まれたような気分に浸って、
快復してまいりました。

ノーテンキ座敷ネズミ、復活






          







コルカタ博物館は 1814年に創立されたインド博物館で、
アジア最古の 総合博物館なんだそうです。

こちらの仏様方は 
すでに長い事「仏様」としての存在ではなく、
展示されて 見物されるための存在でした。

けれど 
もっともっとずっと長い間の 人々の祈りが込められているのか、
創作当時の職人さん方の気迫が違うのか、
何とも言い難いパワーをお持ちのようで、

歩いている途中で 
私は ココロの中の 重石が取り除かれている事に気づいたのです。

何とありがたい事でしょう









実は、ワタクシめは、このお方に惚れております










説法をしている時のブッダの手をしています。

印を組んでいる、というより、
気恥ずかしくて モジモジしているようにしか、見えません(笑)。






中瀬の吉祥寺の合奏墓におわします釈迦牟尼仏の、


           



その手も、モジモジしています。

憧れの あのお方に似せて造っていただいております(嬉)。

是非 会いにおいで下さい。

いえ、その前に、この週末、時間をやりくりして
上野に行って下さい。



5月の仏游会

2015-05-14 | 仏遊会
5月の仏游会は 16日(土曜日)の 午後7時30分からです。

テーマは、「冥途の旅の一里塚」です。

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仏遊会には どなたでも 参加していただけます。
どなたでも、どうぞ お越しください。

午後7時30分までに 客殿の大玄関からお入りください。
まず 本堂で座禅をし、その後 客殿で お茶を飲んだりしながら、
「冥途の旅」に思いを馳せたりします(?)。

お待ちしています。



石碑

2015-05-03 | おしらせ
吉祥天像の下の石碑が 入れ替わりました。

以前から計画していた事ですが、
本日 ようやく仕上げも終わり、
ピカピカの黒御影石に 文字がクッキリと映っています!










               


「国宝とは 何物ぞ。」
で始まる、宗祖・伝教大師のお言葉です。

全文を読むのは、また今度にしましょう(苦笑)。



「國乃寶」とか「照千一隅」とか「道心」、
「悪事向己 好事輿他」とか「忘己利他」などの

天台宗として重要な言葉が 
たくさん散りばめられた文章です、

探してみてください(笑)。






以前あった「整備事業余録」は、
東門から入って 正面の場所に移動しました。







               







面倒で厄介な仕事に イチャモンをつける住職とその妻(笑)。

やり遂げてくださった石材店に感謝!



そして、このクソ暑い日々に 
工事にいそしんでくださった方々に、感謝!















石碑は 本堂東側の前に位置します。

そこでは、沙羅樹が 芳香を漂わせTいます。






               



左 卜全と ル・クプルのお姉さん

2015-05-01 | おしゃべり
左 卜全(ひだり・ぼくぜん)という喜劇俳優がいました。

歌手でもあった方です。

なんで、そんな事、思い出してたんでしょうね?






     
    左 卜全(1894年~1971年 埼玉県小手指村出身)






今日、少しだけ草むしりをしていた時の事です。



あ、確か、その時、
きんさんとぎんさんの歌を思い出してたんです。



「きんさんーーーハイ、ハイ


 ぎんさんーーーハイ、ハイ


 かわいいおばあちゃん」



という、子供たちのコーラスと 
きんさん、ぎんさんの100歳姉妹がコラボした曲があって、
なぜだか、思い出してたんですね。



そして、事のついでに(?) 
左 卜全の 「老人と子供のポルカ」という歌を思い出した、
って訳です。

私が小学生の頃だったと思いますよ。

予想外にヒットして、しょっちゅうテレビに出てました。






          






変な事を思い出しながら 庭でしゃがみこんでいますよね(笑)。

だいたい、いつも こんなふうで、
思い出す事には 全く脈絡がありません。

だから、何を思い出していたか、さえ
思い出せない事がほとんどです。


なのに、なぜ 今日に限って思い出したか?






ル・クプルというデュオを覚えていらっしゃいますか?

「ひだまりの詩」という曲が好きでした。

というか、それしかヒットしなかったような・・・?


      


      今 聞いても、いい曲だな~。






テレビでBSをつけた時に コロッケが司会をしている番組に
ル・クプルの藤田恵美さんが出演なさっていました。

そして、楽しいおしゃべりの中で
あの「ずびずば~~ぁ」の後の「パパパヤ~」を歌っていた、
とお話があったのです。

上のレコードジャケットの、右側の赤い服の女の子が
ル・クプル 藤田恵美さんだそうですよ。



びっくりしました、
左 卜全の あの歌を 今日 庭で思い出してましたので。

小さな、小さな、偶然のお話でした~。






実は、ここだけの話ですが、
小学生だった息子に 
「どんな女の子が好き? ホラ、テレビで歌ってるような子で」
って聞いた時、

息子が「ルクプルのお姉さん」と答えた事があったのです。

すっごく意外でした!

あの頃にだって 
アイドルが 他にいっぱいいたと思うんですけどね。

ですから、私、ルクプルの事を忘れられません(笑)。

きっとあの優しい声が好きだったのだと思います。

その気持ちは わかるなぁ、って思いました。

家族で爆笑しましたけど。